リトルバスターズ! Converted Edition (2009/12/24) PlayStation2 商品詳細を見る |
あちしみおっち、お前ゲロ犬。
Keyのギャルゲーが大好きな事が球筋に現れている蔵間マリコです。
やっとこさ購入しましたよ。大人気ギャルゲーメーカー『Key』の作品の一つ、『リトルバスターズ!』のPS2版を。
いや~、リトルバスターズ!は前々から欲しかったゲームの一つだったんですよね。でも、大人気作品であるためか、自分がよく利用するゲーム屋では品切れだったり、いざ店に並んでいても、その時は別に欲しいゲームがあったりしてと…。だから、なかなか買える機会がなくて…。でも、金曜日にGETできて、まさに幸せスパイラルというわけだ。
しっかし、これでKeyのギャルゲーも6本目のプレイとなるのか…。自分でも、ここまではまってしまうなんて思いもしませんでした。最初は、なんかの雑誌(多分、HOBBY JAPANの新作アニメの記事だったような…。)でAIRの事が書かれていた時は、「ギャルゲーぐらいで泣けるのか?」とタカを括っていたのだが。でも、物の試しにTVアニメ版AIRを見てみたら、物の見事に泣いてしまって(しかも、2回も。)…。独特な世界観と作画でありながらも、感動させるための見事なストーリーの運び方。まさに、泣きゲーと呼ばれる所以を実感してしまいました(それとギャルゲーへ手を出すようになった最大の原因かもしれない。)。
それからはというものの、Key関係のアニメを全作品視聴したり、ゲームなんかも買ったりと。それだけ、Keyの作品が大好きな人間になってしまったのである。世の中、見た目だけでは判断できないもんだな。しゃかしゃかへい!!
で、このリトルバスターズ!がどのようなストーリーかというと、『主人公・直枝理樹は、幼馴染みとともに楽しい毎日を過ごしていた。ある日、理樹の一年先輩の友人である棗恭介がある提案を出す。野球チーム『リトルバスターズ』を結成する事。こうして、理樹は野球チームを組むためにメンバー集めに奔走する。』みたいな話である。まあ、ギャグを全面に押し出した学園ものといった感じギャルゲーである。
で、まだ共通ルートの途中までしか進めていないから何ともいえないけど、今のところの感想はくちゃくちゃに面白い。Key独特の世界観に慣れたためかKanonやAIRほどの強烈さはないものの、充分といえるほどの面白さである。
例えば、リトルバスターズ!のウリであるミニゲーム。草野球は、モノホンの野球ゲームに比べると大した作りではないのだが、変則的なルールと登場人物の掛け合いの豊富さのおかげで、ついついゲームをロードしてまで何度もやりたくなるほどの出来になっている。そして、その草野球とセットとも言えるランキングバトルも運任せであるとはいえ、ギャルゲーとは思えないほどのアイテムの種類や武器の種類の豊富さと凝った出来。本編とは関係がないはずのミニゲームに、ロードをしてまでやり直すほど躍起になるとは思わなかったよ。流石、Key。智代アフターのミニゲームのノウハウを上手く生かしている。
それと、登場人物が非常に魅力的なのも、リトルバスターズの特徴といえよう。特に、ヒロイン勢よりも緑川 光演じる棗恭介と神奈 延年が中の人の井ノ原真人の野郎二人が。かたやプレイヤーの度肝を抜く一年先輩の幼馴染み、かたや何かとつけて筋肉基準で物事を考えている筋肉馬鹿。だがそれ以上に、そのギャグを引き立たせる声優の演技力の高さが凄い。Keyのギャグで、ここまで笑わされたのは初めてかもしれない。筋肉さんがこ~むらが~えった♪
しかし、全体の出来がいいものの、幾つか気になる点があったな。オプションでの設定できる範囲の狭さに、モブキャラに声が入っていない事、そして主人公の声がミニゲーム以外に入れられていない事。これらがあれば、もっと楽しんでプレイできるのだが…。
まだまだ序盤であるものの、これからの展開が期待できるリトルバルスターズ!。Keyの作品が好きな人だったら、必ず買いともいえる作品であろう。それだけ面白い作品だ。
さあ、これを書き終えたら、リトルバスターズ!の続きでも。とりあえずは、最初は三枝 葉留佳(さいぐさ はるか)か来ヶ谷 唯湖(くるがや ゆいこ)でも攻略しようと思うのだが、どちらにしようか悩む…。
リトルバスターズ!の評価
満足度 ☆☆☆☆
ギャルゲー度 ☆☆☆☆
ギャグ度 ☆☆☆☆☆