たんの漫画が読みたい!!

 岡本倫先生の漫画が、読みたくて読みたくてたまらない蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。極黒のブリュンヒルデエルフェンリートなどで有名な漫画家、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 倫たん成分が絶賛枯渇中です……。たんの仕事の進捗状況をツイッターで眺めることができるのは楽しいですけど、やはりたんの新作漫画を読めてナンボですからねえ。急かすわけにもいかないですけど、それでもヤングジャンプの巻末を見るたびに、少し悲しい気分になってしまう。好きな漫画はたくさんあるけど、ヤンジャンを買う最大の理由は岡本倫先生の漫画ですからね。早くたんが新作を完成することを期待しています。
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へと入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 第24話『見ちゃダメ!!

 ○あらすじ

 奥信高校と青鹿高校の合同練習で、力を片鱗を見せた悠太。
 その一方、二年生の新宮は青鹿高校の火野と裏取引をしていた……。

 ○登場人物(青字は新キャラ)

 野々宮悠太、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、新宮学、御坊、火野、寺之内

 ○ターニングポイント

 ・恨みをもたれる男、尻屋

 ジャンプ台の裏で、火野と取引を行う新宮。そして、他の選手からも尻屋に対しての良からぬ証言が悠太たちの耳に入る。
 いくら不正行為で鹿川建設に入ってもダメですよ、新宮君。こんなことをして蹴落としたとしても、これから先は尻屋よりも強敵が現れるのは間違いないのですから。スポーツマンは、実力で蹴落としてナンボでしょ。大体、火野との裏取引は口約束なんだから、アテにならんだろ。新宮、あんた騙されているぞ。
 その一方で、先輩方の証言については、かなり信憑性があると言わざる得ない。だってそりゃあ、普通は他人のスキー板なんて触ることなんて有り得ないんだから。工作しているように見られても仕方がない。
 もっとも、尻屋の真相はもっと別のところにあるが。言わないことが華というのもありますよ。

 ・後のない男、火野

 奥信高校と青鹿高校の選手が次々と飛ぶ最中、御坊は火野にある話題を振る。コーチとしての実績を残さないと、クビにされることを。
 小さいコマですけど、このシーンの御坊の冷ややかな目が印象的。「寺之内だけでどうにかなると思っているの?」という感情と、「このまんまだとクビになるんじゃないのか?」という感情が綯い交ぜになっていて。実際、IHに出場できたとしても、化け物揃いですから。無計画もいいところだよ。

 ・うちのダークホース、野々宮悠太

 ついに回ってきた野々宮悠太のジャンプの番。だが、結果は……。
 この取り合えずジャンプしてみました感が何とも言えない。まあ、尻屋の話を聞いた先、大ジャンプをしたらしたで何かが起きそうですしね。
 ただ、ここで悠太が大ジャンプを決めていたら、後で大変なことになっていたかもしれない。なんせ、新宮が絶賛裏工作中ですから。そうなると、悠太もしくは天津もターゲットになっていた可能性が。命拾いをしたな、悠太。

 ・皇帝は見た

 翌日、奥信高校の選手たちはジャンプの練習を先日に引き続き行うとしていたが、雨により中止となる。それを聞いた悠太は……。
 今回だけでなく、1話目でも書かれているけど、深夜や天候の悪い日などを利用して悠太が練習しているの分かる。でも、これって今まで誰にも見つからなかったのが不思議な話である。まあ、作中でも書いているようにさっさとトンズラするんだろうけど、係員などの間でスキージャンプの選手の霊が夜な夜なジャンプしているとか都市伝説になっていそうだ。
 それはともかく、この時の皇帝は何を思っていたのだろうか?少なくともやましい事とは思わないが……。それは、皇帝のみぞ知る。

 ○まとめ

 陰謀が蠢きながらも、少しずつ大会に向けて調子を上げていく回。
 悠太の実力発揮はまだお預けだが、それが明らかになった時、会場は……。

 今読むと色々と新しい発見のあるノノノノ
 来週もこの時間は、このコーナーを更新する予定。週2回は難しいけど、やはり週1回は更新しないと、たん成分が枯渇しそうですしね。まあ、新作が読めるのが一番ですけど。