つぼやきカレー キートン001

 景気づけは重要。


 ガツガツ食べられるだけでも、幸せだと思う蔵間マリコです。
 いや~、一昨日昨日と腰痛で全く動けない状態でしたが、今日からなんとか仕事ができる状態になりました。とはいえ、まだ7割方回復したという感じで、痛みは多少残っている状態。それでも働かないと、生活ができませんからねえ。貧乏暇なしですよ、トホホ……。
 とまあ、完治はしていないものの今日から仕事再開ですが、 こういう時には重たい気分を吹き飛ばすために、カレーライスでも食べて奮い立たせたい。というわけで、今日は中区幟町のカレー屋『つぼやきカレー キートン』で昼食を済ませした。
 自分はこのお店、結構前から気になっていたんですよねえ。つぼやき、恐らくはライスとは別に熱々の状態で出るというのはある程度想像がつく。しかし、それ以上に味がどんなものか、それがとても気になる。カレーをつぼやきにすることで、何か意味があるのか。それを確かめるという意味合いも含めて、今日はつぼやきカレー キートンに行きました。

 で、期待を胸にお店に入ったのだが、いきなり少し驚かされたことがある。なんとこのお店、コの字状のカウンターがお店の中央に2つもあるのだ!!
 コの字状のカウンター自体は、そう珍しいものではない。しかし、店の中に2個もコの字状のカウンターがあるというのはなかなか珍しい。機能性を重視したのだろうか?あるいは、店主のこだわりなのだろうか?

 とまあ、いきなり驚かされたが、気を改めて注文を。
 自分が注文したカレーは、コンビーフとコロッケのつぼやきカレー大盛り。コロッケは普通によくあるトッピングだが、コンビーフというのは非常に珍しい。コンビーフ自体、そこまで食べるものではないが、普通は炒め物にして使ったりするんじゃないかなというイメージがある。そのコンビーフをカレーに使う、それはとても不思議な感覚である。一体どんな味がするのだろうか?

つぼやきカレー キートン002
つぼやきカレー キートン003

 そんでもって、10分もしないうちにつぼやきカレーが登場。
 ターメリックで黄色に彩られたライスとコロッケに、小鍋の中に入ったカレー。あれ、コンビーフはどこなのだろうか?てっきりコンビーフは皿の上にでも盛られているのかと思ったのだが。では、カレーの中にほぐされているのだろうか?
 それはともかく、まずはターメリックライスを。硬さは自分が好きな少し硬め、ターメリックの香りが仄かに香る。たまに香りが強すぎてきついのがあるけど、キートンのはほどよい香りだ。

つぼやきカレー キートン004
つぼやきカレー キートン005

 そして、問題のつぼやきカレー。
 どこにコンビーフを使っているのだろうかと思ったら、あった。まるでサイコロステーキのようにゴロンと入ったコンビーフが。
 これまたビックリしましたよ。まさか角切り状に入っているだなんて。そんなに硬くないものだから、どうやってコンビーフをカレーに入れたのだろうか?煮込まずに、最後に入れたのだろうか?とにかくコンビーフがこんなに大きく入っていたのには驚いたよ。
 でも、インパクトだけじゃあダメだ、重要なのは味だ。おっ、これがなかなか面白い味。カレールーの味とコンビーフの味が衝突せずに、合わさりあった時に新しい味が生まれている。まるでビーフカレーの味をさらに凝縮したような感覚。口の中で広がるカレーとコンビーフの至福~。
 それをコロッケと一緒に食べると、本当にもう最高。ジャガイモとコンビーフとの相性がいいのは言うまでもありませんからね。カレー×コンビーフ×コロッケ、あああもう幸せ空間だあ~。

 一風変わったトッピングで大満足のつぼやきカレー キートン
 熱々の小鍋に入っていたおかげで、最後まで出来立ての味を損なわせずにカレーを食べることができたよ。またキートンに立ち寄る機会があったら、またコンビーフのカレーが食べたいものだ。