今年も倫たんを応援します!!

 先の読めない展開が大好きな蔵間マリコです。
 さてさて今年もあのコーナーをやりますよー。純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』や美少女SFバイオレンスラブコメディ『エルフェンリート』の作者、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、去年は岡本倫先生の漫画のいちファンとしては大変な一年でした。極黒のブリュンヒルデが連載終了したり、ヤングジャンプから移籍することが発表されたりと激動そのものでしたから。でも、今年は年初めから新しいイラストの話をしたりと前向きな情報が。いや~、倫たんの移籍先での新作が楽しみですわ。たん、今年も期待していますよ!!
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へと入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。

 第35話『それぞれの想い

 ○あらすじ

 奥信高校の命運を決める寺之内のジャンプは、デッドラインを越えるものだった。
 しかし、テレマークの失敗により減点、それにより奥信高校は長野県大会を制覇するのだった。

 ○登場人物

 野々宮悠太、興梠みかげ、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、新宮学、御坊、与田、
 火野、寺之内、理事長

 ○ターニングポイント

 ・表彰台

 長野県大会で優勝した奥信高校。それと同時に、悠太の個人成績優勝も決まるのだった。
 表彰台に現れずに風浴びをする天津と諭す天津父のやり取り、これはなかなかいいやり取りですねえ。元オリンピックの選手だけあって、勝つ時もあれば負ける時もある、そんな経験を幾度となく味わってきた。だからこそ、負けたとしてもそれから逃げずに、寧ろ2位になったことを上出来と受け入れる。いかにも熟成した大人らしいメンタルコントロールですねえ。師としても、父としても優秀ですわ。
 その一方で、天津も今回の表彰台で野々宮悠太というライバルを得た。メンタル的にはまだまだだけど、悠太とともに切磋琢磨に競い合っていけば成長していくだろう。

 ・不正の露呈と逆恨み

 長野県大会を優勝した奥信高校。その一方で、負けた青鹿高校の火野は今までのツケを払うことに……。
 まあ、ザマアミロとしか言いようがありませんね。部費を勝手に使っていた上に、自分の指導能力のなさを棚に上げて、裏工作などという汚い手で勝とうとする。オマケに自分を正義だの抜かしていますからねえ。これが露呈したからには、理事長だって、寺之内だって許すはずもない。自業自得ですよ。
 しかし、これで終わりじゃないのが火野。自分が悪いというのに、悠太を恨みに持ちますからねえ。この話についてはかなり後の話になるが……。

 ・新宮と皇帝

 大会終了後、新宮は病室にて、皇帝に謝罪をする。それに対して、皇帝は……。
 いや~、アナルショップ先輩もツンデレですねえ。火野の悪事も明らかになったというのに、あくまでも自分のミスだと言い張る。そして、新宮がいないと自身が不在の間に1年を誰が育てるのかと言う。性格は壊滅的ですけど、こういうところは本当に聖人そのもの。これだから、アナルショップ先輩は魅力的なキャラだ。

 ・Love is over

 しかし、他のチームメイトが入ると一転、皇帝はみかげに対しての気持ち悪いほどの恋感情を語る。その結果……。
 この最後の最後に台無しにする展開がたんクオリティ。みかげのおっぱいの連呼に、ちんこ発言、そしてA4用紙54枚に渡るプロポーズ計画(しかも、絵コンテが明らかに性交しているものばかり)。そりゃあまあ、振られても当然ですよ。それを考えると、命を投げ捨てでも、若林初菜の処女を狙っていた高屋雅史って……。

 ○まとめ

 勝者と敗者、新宮と皇帝の和解を描き、まさにエピローグと言ってもいい回。
 次回からは新章突入。悠太たちの前には、どんな試練が立ちはだかるのやら。

 エルフェンリート極黒のブリュンヒルデと同じくらいに好きなノノノノ
 さて、今年一年でこのコーナーをどれだけ更新できるのやら。できれば、45話分ぐらいは更新したいものだ。