たん成分が~。

 たんの新作漫画を早く読みたい蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』や美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』の作者、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 う~、たん成分が完全に欠乏状態です~。眩暈や吐き気、寒気、果てには幻覚や幻聴が見えるほどに酷い状態であります。クズの本懐の応援イラストや南鎌倉高校女子自転車部のエンドカードでたん成分を補充できましたが、それも成分切れ。このままではたん成分が完全に無くなり、干からびて死んじゃいそうです。急かすわけじゃないけど、たんの漫画が一日でも早く読みたいです!!
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へと入らせてもらいます。当然ながら岡本倫先生の独特の作風や、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 第39話『すき…

 ○あらすじ

 そらとともに夏祭りを堪能する悠太一行。
 しかし、悠太はそらにあることを話さなければいけなかった。そらの知っている悠太ではないことを。

 ○登場人物

 野々宮悠太、興梠みかげ、天津暁、岸谷弘樹、そら

 ○ターニングポイント

 ・そのくらい最初から気付いていたよ

 自らの正体をそらに明かす悠太。しかし、そらは……。
 このシーンの溜めは本当に上手いと思いましたね。読者の多くもそらが悠太の正体が何者かであることに気付いていると予想していたと思いましたが、それでも流れや空気といったものがしっかりと考えられている。
 特に上記の台詞がある見開きページは見事。泣いているそらに、夜空に綺麗に咲く花火、そして「そのくらい最初から気付いていたよ」。たんは読者を泣かす展開が得意技の一つだけど、このシーンも間違いなくその一つであろう。

 ・悠太に会いたくて……

 ノノであることは分かっていながらも、会いに行ったそら。その真意は……。
 いや~、これは辛いですねえ。ここにいる悠太は自分の知っている悠太ではなく、妹のノノ。それでも瓜二つである故に、一度出会って悠太だと思いたかった。それで気が晴れるのなら。もし、兄の悠太が生きていたらこんな悲しい思いをせずに済んでいただろう。
 しかし、そらは悠太の何が好きだったのだろうか?性格はお世辞にもよろしくないし、スキージャンプのセンスも全くなかった。だとしたら、才能のあった絵画で惚れたのだろうか?あるいは、そらがただの面食いだったとか……?う~ん、分からない。

 ・逢引中

 悠太たちを探してたみかげたちが現れる。相変わらず怒り心頭なみかげだが……。
 ここのシーンの天津の気の使い方は本当に素晴らしい。そらとは今日初めて出会ったにも関わらず、天津の自宅に一晩泊まらせてくれるし、わざわざ悠太とそらの二人の空間を作るセッティングまでしてくれる。そして、心なしか台詞も柔らかい。普段はぶっきらぼうだけど素晴らしい仲間ですよ、天津は。
 ただ、悠太が全然気を利かせていないとか言うけど、悠太が気付かないだけであって、天津は悠太のことをかなり気遣っている。ただし、それはあくまでもチームメイトとして、男友達としての一面が強いが。そして、悠太も天津に対して気遣っていない部分も多い。どっちもどっちである。

 ・二人のお風呂

 天津の計らいで、そらとともに風呂に入ることになった悠太。そらは語る、亡くなった悠太への想いを。
 どうせならここまでセッティングしたんだから、そらもノノ相手に悠太の代わりにエッチなことをすればいいのに……、なんて思ったりしたけど、それはないですよねえ。そういうのは薄い本だけの世界の話ですし。
 それはともかく、そらはきっとこれからもいつまでも悠太のことを自分の恋した相手として心に残っているだろうな。悠太を本気で愛した以上は。

 ○まとめ

 悠太とそらの色恋沙汰もひと段落の着いた回。
 しかし、そらの問題は解決すれど、更なる問題が間もなく悠太に襲い掛かる……。

 スキージャンプも恋愛も面白いノノノノ
 ホント、何度読み直してもノノノノは面白いな。リアルタイムで読んだときの面白さと今読んだときの面白さ、それが全く違うし、新しい発見もあるのだから。やっぱり、たんのファンで良かったよ……。