ダンジョン飯4巻

 炎竜(レッドドラゴン)の肉ってどんな味なのだろうか……? 

 ダンジョンもグルメも好きな蔵間マリコです。
 いや~、グルメ要素もいいですけど、ファンタジー要素もなかなかと面白いもんですねえ。大人気ファンタジーグルメ漫画『ダンジョン飯』が。
 今回は物語のターニングポイントとなる宿敵、炎竜(レッド・ドラゴン)との対決がメインなので、グルメ要素がやや薄くなっていることが少し残念ですけど、それでも本質はファンタジー。RPGが大好きな人間としては、ワクワクする内容であります。今までのモンスターとは比較にならないほどの強さを誇る炎竜と対峙するライオス一行、念願のファリン救出、マルシルの覚悟、そしてライオスたちの知らぬ所で蠢く陰謀。まさに古き良きダンジョン探索型RPGの雰囲気がたまらないですわ。まあ、相変わらずライオスが少しサイコパスだけどさ。
 そして、今回のダンジョン飯もなかなか美味しそうに見える。特にローストレッドドラゴン。elonaあたりでも似たような料理が作れるけど、魅せ方が上手だから本当に美味しそうに見える。サイコパスなライオスの熱弁ぶりが、いかにこの料理の美味さがひしひしと伝わってくる。頻繁にゲテモノ料理が出てくるけど、これはぜひとも食べてみたいものだ。

 とまあ、毎度毎度面白いダンジョン飯ですけど、こういうのを見るとファンタジー世界の冒険者になってみたいものですよねえ。
 勿論、ダンジョンの中でモンスターたちに殺されたり、食料がなくなって野垂れ死んだり、罠にかかって死んだり、石の中にいるのは勘弁ですよ。あくまでもなりきりというか、ああいう世界観を疑似体験したいというわけであって。
 自分が冒険者になるとしたら、やはり一番の目的は新たなる世界との遭遇!!なんていうか興奮するじゃないですか、見たこともないものに出会うって。地上では絶対見ることが出来ない建物や生物、そしてお宝といったものが、地下迷宮の奥深くに眠る。それを誰よりも早く見つける。まあ、探求欲というものですわ。
 で、自分がダンジョンを潜るとして職業を選ぶのなら、後衛職の攻撃要員のガンナーのような射撃攻撃主体の職業を選びますね。ぶっちゃけた話、モンスターからの攻撃を正面から受けたくないんですよね。出会い頭に一発喰らわせて、前衛に盾役を任せて、戦意喪失をして逃げる敵に止めを刺す。未知の世界は何が起こるか分かりませんからね、可能な限りはリスクを減らしたいものだ。
 しかし、随分と我侭なことを言っているような気がする。未知の世界に出会いたい、でもリスクを負いたくない。これじゃあただの臆病者と変わらないよな。ダンジョンを潜る以上は、何かしらのリスクを負わないといけないんだろうなあ……。う~ん、難しいものだ。

 ファンタジー世界の体験したいものNo.1のダンジョン探索。
 やっぱり、俺みたいな人間はゲームで探索するだけで十分ですわ。あるいはRPGの町人役ぐらいにしかできないよ。仮に潜ったとしても、1階ぐらいでモンスターの餌食だろうなあ……。