今年のブログもこれで終わりか・・・。
一年の締めは、レビューで終わらせたいと思う蔵間マリコです。
今日で、2005年も終わりですね。しかし、大晦日って結構暇ですからね。どうせ今年も、コタツに入って年越し蕎麦を食べながら、エルフェンリートでも読みながら、TSUTAYAで借りたエルフェンリートのDVDを見ようかなあと思います。まさに、血の大晦日ってね(笑)。
そういえば昨日、エルフェンリートとは別のレンタルビデオ屋で借りたアニメを見ました。それは、現在放送中の人気(?)アニメ『BLOOD+』のプレストーリーに当たる、プロダクションI・Gのアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE(以下、BLOOD)』ッす。
私も、このアニメを借りるのは最初結構抵抗がありました。それはうちのリアルの友人が冬休みの前に、「BLOODの映画を借りようと思っているんだけど、どうかな?」って言ったんですけど、そしたら、「絶対借りない方がいいよ。駄作だよ。」って言われてしまいました。そん時は、「借りるのやめようかなあ。」って思ったんですけど、どんな内容か気になったので借りました。
なにしろ、プロダクションI・Gのアニメだからねえ~。ブランドだよ、ブランド。功殻機動隊や人狼、最近だと×××HOLICの劇場版を手掛けたからな。不安と期待、半々だったな。借りた当初はね。
で、実際見ての感想を一言で言うと、
期待した俺が馬鹿だったということだろう。
何処が駄作かと言うと、一つは「ストーリーが掴めない!!」と言うことかな。
功殻機動隊とかは、ある程度の基礎知識があればいいんだけど、このBLOODは話の流れが掴めない!!小夜やディビットは登場するものの、宮城ジョージやハジが出て来ないということだろう。それになんかBLOOD+には登場してこない人物とかも他のキャラクターとどういう関係かが分からない。
特に、最初の小夜が地下鉄で刀を振り回すシーンなんかは、「はあ?」としか感じられない。戦闘シーンも全然駄目だし。『KILL・BILL』のタランティーノ監督は、どうしてこんな作品に影響を受けたのだろうか?謎である。
それと、ベトコン関係ないじゃん!!
それと、「凝り過ぎている!!」事だろう。
BLOOD+では日本人やベトナム人関係なくバイリンガルで喋っていたが、BLOODでは英語を喋っていたりする。小夜やディビットもだ。何を話しているか分からない。そんな変なところをこらなくても良い。話の流れが分からなくなる原因でもあるから。
でも、プロダクションI・Gだからアニメーション技術は2000年当時だと恐ろしいものがある。現在2005年ではもうこんな技術当たり前だたと思うが、それを2000年にこなしているということに関しては賞賛に値する。しかも、現在進行形で技術が伸びているし。
まあ結論を言うと、「早すぎた駄作」ということだろう。BLOOD+の始まる半年前に、ちゃんとしたプレストーリーとして作っていたら、問題は無かっただろうに。
ちなみに、BLOOD+は個人的にはSEED系よりは面白いと思う。
これで、今年のブログも終わりか・・・
来年も『趣味人蔵間マリコの部屋』をごひいきにしてください。
では、よいお年を。
BLOOD THE LAST VAMPIREの評価
満足度 ☆
バイオレンス度 ☆☆(GANTZやエルフェンリートに比べると屁みたいだな。)
技術力 ☆☆☆☆☆