続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2006年04月

 


 ダウンロードするのに4時間以上かかりました。


 


 就職活動も、バイトも無い日はとてつもなく暇な蔵間マリコです。


 昨日、現在アニメも放映中の人気同人ノベルゲーム『ひぐらしのく頃に』のお試し版を竜騎士07のホームページでダウンロードしました。普段は、こういうゲームは全くしない私ですが、暇なのでダウンロードしてみました。しかし、うちの回線がISDNなので4時間以上かかって・・・。ディスガイア2をしながら、まったり待ちました。


 4時間後、ひぐらしのく頃にがようやくダウンロードできました。早速プレイしようと思いましたが、家族が帰ってきたので出来ませんでした。


 


 次の日。


 早速、ひぐらしのく頃にをプレイしました。


 まあ感想はと言うと、かなり面白い!!最初は、どうせギャルゲーだからたいしたこと無いんだろうと思ってたんですけど、それが予想を裏切って面白い。どこが面白いかと言うと、「かなり怖い。」と言うことだろう。漫画版のひぐらしの単行本を持っているんですけど、テキストなのに漫画以上に恐い。


 最初の頃は、部活とか日常生活が中心だったんですけど、富竹氏の死を境に恐怖の間隔が短くなってくる。レナの「嘘だっ!!」から始まり、おはぎに裁縫針混入事件、レナ圭一の夕御飯が何かを当てるとことか、ラストの電話ボックスのシーンなんかはゾッとしましたよ。漫画で読んでいる(単行本派だが。)とはいえ、かなり恐い。惜しむべくは、顔のバリエーションが少ないことぐらいか(その点は、漫画版が勝っている。)。


 


 それと、漫画版ではあまり触れられていない日常生活が詳しく描かれている。


 例えば、部活。漫画版の2話目で、大富豪で様々なコスプレをする罰ゲームがあるのだが、ゲームではそれだけではない。校長先生のヅラを取るシーン(だっけ。)というのがある。そのおかげで、圭一魅音が地獄絵図を見るのだがついつい笑ってしまった。


 それとか古手神社内で弁当を食べたり、鬼ごっこが漫画版では丸々抜けている。そこからへんが、ゲーム版の長所だろう。


 


 しかし、気になる点もいくつか気になる。


 例えば、エンジェルモートだ。漫画版でも気にはなったが、時代考証的にちょっと無理があると思う。あのご時世萌えという言葉は無いんだから。他にも、鬼ごっこのときのゾンビの理論がどうも気になった。細菌感染するタイプのゾンビは、最近になってから登場したのだぞ。昔は、呪術や超常現象が主流なのでは?


 そのくせ、大石さんの車はエアコン付きの車(当時は、高級車。)だったり妙にこっている。


 


 まあ総合的には、俺が今までプレイしたサウンドノベルの中で確実に上位に食い込む作品だと思う。確かに、アニメ化されてもいいレベルだと思う。竜騎士07さん、10%位その才能俺にくれ。


 それと、お試し版なのに鬼隠し編が全部入ってたんですけど・・・


 


 ひぐらしのく頃にの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 サスペンス度 ☆☆☆☆


 美少女度 ☆☆


 


 


 一体俺は何を買ってんやら・・・


 


 最近、自暴自棄気味な蔵間マリコです。


 う~ん、また就職試験落ちてしまいました~。これでもう合計20社は受けたんですけど、全く手ごたえがありません。最近景気がいいって言うのに俺だけが就職できないなんて・・・。5月からは、少しでも有利にするためにもバイトで貯めた金を使って車の免許を取りながら就職活動をしたいと思います。よく、就職試験先でも普通車免許のことを聞かれるしね。


 


 ところで、昨日、本屋で世間でも騒がれていたアニメの原作を買いました。


 それは、コミックバースの美少女バトル漫画(?)『ローゼンメイデン』っす。買った動機は、なんていうか内容が凄く気にはなってたんですけど、「これを越えたら、もう戻れない」ていう境界線にあるような漫画のような気がして・・・、なかなか買う気にはなりませんでした。ただ、昨日、家に就職試験の不合格通知が届いてショックのあまり衝動買いをしたくなったような気分になり、近くの本屋でローゼンメイデンを買ってしまいした。


 買うとき、正直相当恥ずかしかったですね。こんな気分になるのは、エルフェンリートの一巻を買ったとき以来かな?


 


 まあ、どんな漫画かと言うと、


 


 ひきこもりの通販の返品マニアの桜田ジュンが、とある通販で真紅っていう薔薇乙女と言う人形の下僕になり、アリスゲームに勝って七つに分かれたローザミスティカの欠片を集めるって言う漫画。


 10秒で説明したらこんな感じかな?アニメを見たことのあるこのブログの読者の皆さん。私は、アニメを見たこと自体無いので。


 


 んまあ、ほんでもって感想はと言うと、まあそこそこかな?


 ただ、アニメ化するほど面白い漫画かなあ?


 確かに、キャラクターは個性だよ。


 


 極端に態度のでかい、真紅


 自己中心的で我侭な、雛苺


 常に他者を侮蔑した態度で見る、水銀燈


 極度な人見知りな、翠星石


 


 他にも、蒼星石とかってものいるけど、まだ2巻までしか読んでないのでなんとも。


 ただ、なんていうかそこまでツボなキャラクターとかっているのかなあ?世間では、田中理恵がCVをしている水銀燈が人気あるらしいけど、俺は全然。ナナマリコプルには勝てないな(笑)。


 まあダッチ薔薇乙女はともかく、なんていうかそれ以外に関してはいかんともし難い。特に、ラプラスの魔って奴!!なんていうか、邪魔。話に入らんような気がする。ていうか、nのフィールドって何よ?なんでもありな設定を作ると、そこから話が解れるの目に見えてるんですけど・・・。


 ちなみに、ラプラスの魔という意味は、あらゆる事象は科学的な方程式で説明できる以上、全宇宙の原子の位置と運動量を知れば、完全に未来を予測できると言う古典物理学の用語。そんなことは、理論上不可能だがどこぞやのニューなんちゃらはそれを打ち破ってたりして(笑)。それと厳密には、ラプラスの悪魔。


 


 コマ割とかの技術に関しては、結構面白い。立っているシーンをあえて横書きにして使ったりと、そのコマの角度にあわしてキャラクターを書いているっていうのは結構いいと思うよ。


 


 でも、ストーリーがなあ・・・。そこまで、特別面白いと言うわけでもないし、やっぱりアニメになるほど実力は持っていないと思う。それとも、俺の趣味が世間と違うのか?


 まあ、とりあえず全部買ってみるわ。


 


 それと、真紅以外一発変換されませんでしたけど。


 あと、桜田ジュンの脱ひきこもりのほうがある意味本筋だと思う。


 それいうと、「それならNHKへようこを読め!!」言われそうだけど(笑)。


 


 ローゼンメイデンの評価


 


 満足度 ☆☆☆


 バトル度 ☆☆


 美少女もの度 ☆(やっぱ、エルフェンリートの方が上だ。)


 


 


 脚本家、やる気があるのか!?


 


 最近のドラマ事情に一言喝を入れたい蔵間マリコです。


 なんていうか、最近のドラマの傾向はやたらと漫画が原作の作品が多いような気がする。3ヶ月前ぐらいは喰いタンN,sあおいとか、小早川伸樹の恋、で今現在は医龍とか、弁護士くずとかみたいなのが放送されているが、揃いも揃って面白くない(原作含め。)。一部例外もあるが(夜王とか、クロサギあたり。)、それはあくまでも原作自体が面白いのであって、原作には遠く及ばない。


 昔から、漫画をドラマ化することは往々にあったが、ここのところ割合的に多すぎるような気がする。では、なぜ最近漫画をドラマ化する傾向が強いのだろうか?自分なりに考えてみた。


 


 恐らくはこういうことだろう。


 近年ドラマ離れが激しく、視聴率があまり取れない。だから、脚本家も捨て身的な脚本を書くことが出来ない。書いたとしても、視聴率が取れなければお払い箱だからだ。そこで、脚本家も考える。「漫画をドラマ化すればいいんだ!!」と。そうすることによって、原作を読んでいる人は確実にドラマを見るだろうし、読んでない人はTVでそれが話題になりと、漫画と同時進行で買う。おかげで漫画家の懐が潤うし、脚本家は安定した視聴率を取ってくれるので、会社側もその脚本家を重用する。


 


 まあ、こんな感じだと私は思う。


 しかし、これで真に面白いドラマが作れるのだろうか?否、作れるわけがない。そもそもドラマが原作以上の面白さになったことがないという前例が枚挙にあるじゃないか。結局は脚本家の身の保身だけを考えているだけじゃないか。真に面白いドラマなら、もうちょっと勝負に出ないと。無い知恵絞ってゼロから作ったほうが面白いと思う。そうじゃないと、ドラマ離れがますます酷くなると思う。


 自分もここんところ、凄く面白かったって言うドラマを見たことが無く、数年前の『牡丹と薔薇』が今の所一番面白かったドラマだろう。ドラマとしては型破りな過激さがなんとも言えない面白さが・・・。


 


 このブログの読者は最近の漫画が原作のドラマをどう思っているのだろうか。


 できれば、意見を書いて欲しい。


 


 


 不愉快ですからやめて下さい。


 


 根も葉もないことを他者に書かれて、憤りを感じる蔵間マリコです。


 


 最近、私のブログに荒らしとしかいえない書き込みが多く書かれています。


 しかも人の名前を勝手に名乗り、自分のことをNEET呼ばわりをする。私は決してNEETではありません。ちゃんと就職活動をしてます。毎週、何社受けているか解らないでしょうが、週に2,3社は就職試験を受けております。それで、就職が出来ないのは仕方が無いが、別に仕事をする気が無いと言う訳ではありません。ただ単に、就職試験に合格できないだけです。私だって、努力はしてます。面接の練習だってしてます。


 


 それなのに人をNEETだのと呼び、人の苦労を知らない!!どうしてこのような卑劣なことができるのだろうか?私のブログをそこまでして潰す理由でもあるのか!?目星は大体ついている。恐らくは、私のいた専門学校の同じクラスの人であろう。私だって疑いたくない。しかし、このようなことがあったから疑わなければならない。悪口を書いている方々に良心があるなら、今すぐこのような行為をやめて欲しい。


 


 それでも荒らしを続けると言うなら、こちらにも手段がある。


 それは、私の名を勝手に名乗っている輩のPCからのCURURUへのアクセス禁止をCURURUに要求する。それでもやめないというのなら、この行為を実行するので以後はやめて欲しい。


 


 このブログの読者もネチケットと言うものを守って欲しい。


 


 


 ジェリド、守ってみせるって言ったろ・・・


 


 やっとこさZガンダムの映画第2部を借りれた蔵間マリコです。


 昨日、TSUTAYAで『機動戦士Zガンダム 恋人たち』が借りれました!!このZガンダムの映画、もの凄く借りたかったんですけど自分が行くたび行くたび全てが貸し出し中。そんな日々を送ってから1ヶ月。半額デーの日には借りれないことに気付き、それ以外の日に行ってみると、ZガンダムのレンタルDVDがっ!!速攻で、ZガンダムのDVDを借りました。


 


 そして、家に帰って早速視聴。感想はと言うと、「第1部よりは面白い!!」。


 どこら辺が、面白くなっているかと言うと、ストーリー面であろう。アニメ版のZガンダムでも、前半よりも中盤以降のほうが面白かったが、映画版もそれに反映している。


 それは、映画のサブタイトルの通り、それぞれの登場人物の恋愛模様が描かれていると言うことだ。カミーユフォウはもちろんのこと、クワトロレコアジェリドマウアーなど多くの人物の恋愛模様がたった90分ちょいの映画に上手く描かれている。


 個人的に一番期待していたのは、カミーユフォウの恋愛話だろう。ガンダムシリーズ屈指の悲恋とも言える話だが、少し不安もあった。それは、声優とどううまく端折ったかということである。


 


 半分は安心したが、もう半分は不安が的中した。


 声優はアニメ版Zガンダムとは違い、ゆかなと言う初めて聞いた声優が演じていたが、それが見事にマッチしていた。フォウ・ムラサメと言う登場人物に相応しい声とでも言うべきであろうか。アニメ版Zガンダムを見ている人でも、違和感無く見れた。


 しかし、端折ったところに関しては不合格なところが多々ある。フォウの名台詞でもある、『なにがMSだ!!なにがガンダムだ!!こんなもの全て燃えてしまえ!!』(だっけ?)が無くなっている。


 他にも、ホンコンシティを脱出する時のサイコガンダムスードリーに激突して、フォウスードリーのブースターを外す場面があるのだが、あれって明らかに死んでないか?アニメ版だと、ベン・ウッダーに腹部を撃たれているのだが、映画版は明らかに顔に当たっている。これでは、Z?の時にフォウが出てこないじゃないか?それとも、Wガンダムレディ・アン(知らない人は、ガンダムファンに聞け!!)みたいに復活させるのか?色々と不安だ。


 


 他には、アニメ版と映画版の新作カットがややギャップを感じるが、前作を見たせいか前ほどは感じない。そこが、前作に比べての成功点だと思う。声優は、ゆかな以外の新しい声優は「う~ん。」て言う感じだが、合格点だろう。


 今回は、前作に比べても良くなっており次回の完結編『機動戦士Zガンダム? 星の鼓動は愛』を期待したい。


 


 おまけ


 映画版のヘンケンさん、はにかみ過ぎ(笑)。


 


 映画『機動戦士Zガンダム? 恋人たち』の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 ガンダム度 ☆☆☆☆


 恋愛度 ☆☆☆☆


 


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