続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2006年09月

 


 ゴール・・・、じゃない。


 


 同じ声優の台詞を合わせてみました。蔵間マリコです。


 火曜日、TSUTAYAが半額デーだったのでラーゼフォンの最終巻を借りたんですけど、ラーゼフォンだけでは詰まんないので、ネタ集めを兼ねて新作・準新作のコーナーに行きました。とはいっても、借りるたびにそこは必ずチェックするが。そしたら、幸運にも『AIR』が貸し出し中になっていなかったんですよ。私は元々、こういうアニメにはそんなに興味は無かったんですけど、ブログ仲間が「これは名作だ!!」とか言っていたし、もう見るアニメもだいぶ減ってきたし、ネタ集めとしてもいいと思ったので、思い切って借りました。


 


 とはいえ、勢いで借りてしまったギャルゲーのアニメ。


 家に帰って、冷静に考えてみるとものすごく対処に困る。今までこんなアニメを借りたことないし、そもそもギャルゲーなんてしたこと無いぞ(やりたいとは思わないが、興味だけはある。)。


 まあ、厳密に言うと一度だけこの手のアニメを数話見ました。で、その以前見たアニメが『君が望む永遠』。次男(地元では有名な大学に通う、大学生。その当時は、高校生でした。)が友人からダビングしてもらったDVDで少し見たのだが、すぐギブアップ。この手のアニメはついて行けん。しかも、たまたま見た回がベッドシーンのある回だったし。多分、このアニメのおかげでギャルゲー系のアニメは、敬遠がちになったのかな?なんていうか、禁断の領域という感じで。そのくせエルフェンリートとかちょびっツとかこれが私のご主人様を借りている私もどうかと思うが。


 


 それはともかく、私にとってこのギャルゲーアニメはある意味DTVアニメ版のエルフェンリート以上に手ごわい敵だ。とてもじゃないが、一人で見る勇気はない。私はAIRに対抗するため、次男を味方につけて、少しでも対抗しようと説得を試みた。


 しかし、次男の返事はNO。どうやら、この手のアニメには興味が無いらしい。ていうか、何故あんたがNOなの?今まで君が望む永遠以外に、新月譚 月姫のアニメ見てるうえに、そのゲームをしてるくせに。それからも、私はいろんな方法で説得を試みたが、しつこいせいか肘撃ちを食らってしまった。非常に痛い。


 仕方が無いので、第2候補として選ばれたのが三男(こちらは高校生。)。こっちなら、多少強引にでも説得できると思って説得してみた。すると、一発でOK。意外にも、この手のアニメが嫌いそうな三男だったが、特に問題なく説得できてしまった。拍子抜けというか、なんと言うか。


 


 翌日。


 自分が夕食を食べ終えたあと、三男が自分の部屋に来てAIRを鑑賞したのだが・・・。


 そのAIRの感想に関しては、今回のブログが長くなったので次回のブログで感想を書きたいと思います。


 


 そういえば初めて、前後編にするな。


 


 


icon ナイトハルト殿下のお題

「ロマン(浪漫)」と聞いて、一番最初に思い浮かぶもの・ことは何ですか?また、あなたがロマンを感じるもの・ことは何ですか?(アイデア提供:urmaさん)







 


 今回の御題は『ロマン(浪漫)』。


 浪漫といえば、やっぱアレだね。ロマンシング・サガ


 どこら辺がロマンなのかというと、アイスソードという伝説の剣を持った男を殺害してアイスソードを強奪したり、どっかの国の王を殺害してお尋ねものになったり、お使いが面倒だから光の神に仕える四天王に楯突いたり、クーデターが起きそうな国を放置して滅亡に追い込んだり、今にも火山が噴火しそうな島で新たな術を覚えるために、わざと依頼を失敗して島を溶岩に飲み込ませたりと・・・。まさに、やりたい放題できるところにロマンを感じるかな?


 


 ぜんぜんロマンがありません。むしろ、外道。


 本当は、どこら辺がロマンかというとやはり達成感だと思う。


 このゲームは他のRPGに比べて非常に難しく、前もって予定を立てていないと勝てない敵が多い。代表例で言うとロマンシング・サガ2の七英雄の一人ロックブーケが該当する。このボスは、テンプテーションというパーティーの男性キャラクター全てを魅了(混乱よりタチの悪い状態。敵に有利な行動をする。)する技を仕掛けてくる。そのため女性(または、性別不明。)メンバー中心で組まないといけない。ちゅーか、こいつと勝負するには皇帝が女性じゃないと勝負に挑めないし。わざわざ、全滅して皇帝を交代するのが面倒だったな。まあ、この場合は戦うための条件が条件だからそんなに苦戦はしないが。ただ、ラスボスの七英雄テンプテーションはヤバ過ぎる。テンプテーション+複合攻撃(最高7回攻撃。)だからな。下手すりゃあ1ターンで終わってしまう。


 ちなみに、七英雄の名前全部、反対から読むと東京の駅の名前になったりして(笑)。


 


 他には、ロマンシング・サガ ミンストレルソングジュエルビーストもそうかな?


 このボスは、パーティー全体のHPが500台に対し、300前後も受ける凶悪な単体魔法や麻痺攻撃を3,4回撃ってくる上に、稀にジュエルブラスターという全体に600以上も受けるという外道の中の外道な技を仕掛けてくる。ジュエルブラスターでパーティーが全滅させられて『OVERKILL』とか表示されてマジでコントローラー投げつけようかと思った。


 対策としては、このイベントが出る前に寝ている状態のジュエルビーストに勝負を挑むという方法があるんだけど、これもまた非常に難しくて。ジュエルビーストを守護するモンスターがこちらの能力に比べてべらぼうに強く、その週をジュエルビーストを倒すためだけに力を入れないといけないというのが本当に辛い。両方のパターンを倒してはいるが、もう一度やってくれと頼まれると萎える。スーファミだとただの蛙だったジュエルビーストがどうしたらこんなに強く!?


 


 ロマンシング・サガのボスは、どうやったら倒せるのという連中が多い(それどころか、下手すると雑魚敵にも負ける。)。だからこそ、勝った時に達成感を感じられる。要は、そこに山があるから的なゲームであろう(悪く言えば、自己満足。)。そういうところに、私は漢のロマンを感じられた。


 


 ところで、ロマサガ2のPS2版って出ないのかな~?


 


 


 絶対に超能力なんて無いって!!


 


 そんな力があったら、世界はX‐MENみたいになると思う蔵間マリコです。


 昨日、夕食を食べているとき『TVのチカラ』という番組が流れていた。で、なんかアメリカから来た超能力捜査官という人が催眠術やらで情報を入手して手掛かりを探していた。俺は、そのときなんとなく見ていただけだったので、「なんか凄いなあ~」とか思いつつ見ていたんですけど、しばらくすると「なんか馬鹿らしいなあ~」としか思えなかった。


 確かに、人助けだからそういうことに関しては全然いいけど、結局のところ超能力でもなんでもなく、アメリカの大好きなプロファイリング捜査だろ!?発見者を誘導尋問とかして曖昧な記憶を鮮明なものしたり、今までにあった似たようなケースから導きだしたものだろ。超能力というのは、TV的にも面白くするための虚飾に過ぎないような気がする。それに、実際超能力とかがあったら世界は大変なことになると思うが。


 


 超能力といえば、さまざまな漫画やアニメとか、ゲームにも登場する。


 例えば、バビル2世(古い。)。バビル2世で出てくる超能力は電撃を自らの体から発するタイプの超能力者である。その超能力バトルが結構当時にしてはかなり工夫がなされて、バビル2世のライバル・黄泉との電撃での我慢比べをして、黄泉にわざとフルパワーを使わせておいて、実はバビル2世は吸収してましたとかという今だとよくあるオチだったり、バビル2世の力をなくすために大量の超能力者を投入したりと、現代のサイキック系漫画の礎を作った作品だと思う。そのくらい、俺はこの作品が偉大だと思う。


 それとか、かまいたちの夜2。本来、このゲームはサスペンス系のサウンドノベルだが、あるルートを進むと、なぜかサイキックバトル系の展開(サブタイトルもサイキック編。)になりぶっ飛んだ展開になる。主人公のが人体発火術が使えたり、ヒロインの真里がサイコメトリーが使えたり、他にも透視能力やテレポートできる奴が登場するし。それ以外に、ガンツフェルト症候群によって超能力が使えるようになったり、その病気を軍事転用しようとするミネルバ社が私兵を送り込んで乱闘になるところが面白い。要は、訳の分からなさがこの話の魅力(?)だ。まあ、他の編も変なんだけどね。祟りがおきたり、ゾンビが出たり、洞窟潜ったりと。


 あとリアルネタで言うと、ポケモンユンゲラーが昔、スプーン曲げで有名なユリ・ゲラーに訴えられたということが有名かな?結局示談したけど、今で言うとインスパイアじゃないの?スプーン持ってるし、名前が一文字違いだからねえ。訴えられても仕方ないよ。


 


 まあ、自分が思う印象的な超能力ネタと言えば、このくらいかな?


 皆さんは、超能力と言えば何かあります?あったら、コメントを書いてください。


 それでは、では。


 


 


 やっぱり、メタスラは面白いなあ。


 


 2Dアクションゲーム大好き、蔵間マリコです。


 昨日、深夜0時に新発売の2Dアクションゲーム『メタルスラッグ6』を手に入れました!!ホント、これ欲しかったんですよ。ゲーセンに行ったら、必ずこのゲームはやるんですけど、多分もう3万円ぐらいすってますからねえ(全シリーズ合わすと、怖くて計算できん。)。これ以上の出費を抑えるためにも、発売と同時に買いました。メタスラー(?)はこれくらいしないとな。


 発売と同時に買った私は、すぐさま家に帰ってメタスラ6をしようとしましたが、やっぱり夜中だから迷惑かけるだろうし、ものすごく眠たかったので、その日はそのまんま爆睡しました。流石に睡魔には勝てないな(ちなみに家に帰ったのは深夜2時。)。


 


 爆睡してから8時間後。


 朝の10時に目が覚めた私は、朝食を食べながらメタスラ6をしました。ホント最近、ゲームとかしながら朝食食ったりするけど、なんかダメ人間だな、俺。


 


 で、このメタルスラッグ6のPS2版(メタスラを知らない人はこちらへ。アーケード版の話はこちらへ。)の最大の特徴は、アーケードモード以外に、メタルスラッグX以来のコンバットスクールモードがあるということである。今回は、リヴィエイラ・フォン・ヴィッテンヴォルグ(以下、リリー。)とマリエール・フォン・ヴィッテンヴォルグ(以下、マリー。)の姉妹教官である。リリーは、ツンデレメガネっ娘キャラで、マリーは典型的なドジっ娘である。なんていうか、ものすご~く一部のユーザーを狙ったなあ感があったが、それはよしとしよう。どっちかというと、俺はメタスラXメグ教官の方が好きなキャラだけどな。


 だが、二人に声優を使っていないのがいただけない。アーケード版がでてから、まだ7ヶ月しか経ってないとはいえ、こういうところで妥協をして欲しくなかったな。やっぱ、こういうとこに皺寄せが来るもんだな(しかも、一度延期してるし。他にも、ダメージ判定の表示が可笑しかったり、プロトガンナーに乗らずに次の場面行こうとすると、ゲームが止まるなどのバグもある。)。まあ、毎回メタスラの移植版は、移植度が酷いからな。今更言っても仕方ないか。


 


 今回のコンバットスクールは、今までのシリーズとは違い、タイムアタック形式やサバイバル形式ではなく(ちゃんと、タイムを計っているが。それと、スコアも表示されようになった。)、特殊な条件を果たすとクリアになるシステムになっている。ボスを単に倒すミッションもあれば、捕虜を全員助けるミッションとかもある。だが、個人的に嫌いなミッションはアイテムを80パーセント以上回収するミッションと、丸腰でボスを倒すミッションである。


 前者は、道中置いてあるアイテムおよびコインの回収率を80パーセント以上集めないといけないのだが、そもそも得点アイテムを回収しにくいミッション1と敵が異常に強いファイナルミッションが難しい。幸い、ファイナルミッションはザンテツソードが出るため、爆発寸前の蟲を斬ってコインを稼ぐことが可能だが、ミッション1は逃げる歩行メカを破壊するのが非常に難しいため難所になっている。


 後者は、そもそも強いボスをハンドガンと手榴弾だけで戦わないといけないので、選ぶキャラクターが重要になってくる。メタルスラッグなどの乗り物は登場するおかげである程度楽ではあるが、道中はハンドガンと手榴弾だけで戦わなければならない。しかも、たいてい0機スタート。ミスが許されない。アーケードモード以上に緊張感のあるミッションになっている。


 


 メタスラXのコンバットスクールは全然簡単だったのに、メタスラ6コンバットスクールは難しすぎる。それなのに、失敗したら怒られるって・・・。リリーマリー、あんたら鬼教官だ!!


 あ、後ゲームを始めたときの姉妹教官の行動を見てみると面白いかも。12時にコンバットスクールをはじめたら、昼食とってたり、たまに服装が変わってたりと。


 


 バグや声優の面で問題点がありながらも、やっぱりメタスラ6は今までのシリーズ以上に熱くなれるゲームだ感じた。


 


 メタルスラッグ6の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 難易度 ☆☆☆☆☆


 熱中度 ☆☆☆☆


 





icon リョウ・ルーツ(CV.藤原啓二)のお題

少しセンチメンタルな気分になる秋。あなたを切なくさせる音楽や映画、本などを紹介してください。








 なんか最近、お題に頼りすぎているような気が・・・


 まあ、それはともかく、今回の御題は『センチメンタル』。自分って、結構涙もろい性格ですからねえ、こういうことはよくあるんですけどね。秋ということで、読書と音楽と芸術を中心に答えたいと思います。


 


 まずは、読書。


 このブログの読者の皆さんならお分かりかもしれませんが、私が読書で感傷的になったという本といえば、岡本倫の美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』と高橋しんのSFラブストーリー漫画『最終兵器彼女』。両方ともボロ泣きでしたね~。特に、エルフェンリートなんかはリアルタイムで読んでいたから、毎週気分が落ち込んで授業が身につかなかったりするほど、はまりようだったな(マリコが死ぬ数話前とか、ルーシーがメルトダウンする前後あたりが特に。)。


ただ、両方ともロリコン色が強い・・・


 


 次に音楽。


 個人的に音楽で感傷的になったのは、山崎まさよしの『メヌエット』。この曲は、ロマンシンガ・サガ・ミンストレルソングの主題歌でもあり、ゲームの世界観と良くマッチしてるんですよ。このゲームのラスボスのサルーインが、やたらと強くて1週目は4回ほど全滅するぐらい手強かったんですよ。で、やっとこさ倒して、エンディングで山崎まさよしメヌエットサルーインを倒せた達成感と共に、感傷的な気持ちに浸れましたよ。べっ、別にクイックタイム使ってないけど。


 ちなみに、この曲は山崎まさよしファンには大不評だったらしい(ゲームに使われていた曲のため、山崎まさよしのイメージが壊れたらしい。)。俺も、山崎まさよしファンなんですけどね。


 


 そして、芸術。


 これって、芸術って言うのか怪しいけど、高校一年生の頃、ポケットモンスターカードゲーム(絵が、書き下ろしのために非常に質がよかった。一部使いまわしもあったけど。)の大会でカードをなくしたことがある。しかも、ファイルごと(1500枚は入っていたな。)。価格にすると単純に計算すると4万5000円。しかも、中には5000円で取引されていたカードが何枚か入っていたからな。財布を落とすより痛手だった。幸い、落し物のコーナーに送られていたからラッキーだったけど、正直泣きそうだったよ(なにしろ、3000人規模の大会だったので。見つかったのが奇跡。)。ちなみに私は当時、エンテイの特殊能力で炎エネルギーをヒノアラシに付けて、速攻でバクフーンに進化させて暴れまくるデッキを使っていた。決まれば圧倒できたが、事故ると何もできずに終わってしまう極端なデッキ構成だった。高校3年生のとき、ポケモンカードをやめましたが、今でもそのファイルは残っている。


 


 まあ、これが私のセンチメンタルな読書と音楽と芸術ッす。


 皆さんも、なんか感傷的な音楽とか映画とか、本ってありませんか?


 なんかあったら、紹介してください。


 


 ちなみに、リョウ・ルーツ(CV.藤原啓二)は『ガンダムセンチネル』。


 


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