続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2006年12月

 


 今年最後のブログ投稿だな。


 


 今年一年色々な出来事があったなあと、しみじみ思う蔵間マリコです。


 もう12月31日ですよ。つい最近まで、8月だと思ったら大晦日なんだからねえ。なんか絶望先生に、「楽しい時間ほど早く去る」ていうことが書いていたような気がする。確かに、楽しいことはあっという間に過ぎ去るもんだよな。それだけ、この一年間充実したものだったんだろう。


 でも、そのおかげか殆ど使わなくなった道具や埃まみれにガンプラに、山積みになった漫画もチラホラと。というわけ、今回は普段滅多にしない掃除のツケを含めて、大掃除ならぬ超大掃除をしました。


 


 とりあえず、本が山積みになっている机の上を掃除。


 ユーベルブラットやら、RECやら、BLOOD+やらなんか全然面白く無い漫画を置く場所が無いから、いつも置いているんだけど、この際だから古本屋に売ることにしました。勿体無い勿体無いとか言って、普段は古本屋に売りにいったりすることは無い私だが、この時だけは心を鬼して古本屋で売った。で、7冊ほど売ったのだが、500円にしかならなかった。これじゃあ、戦場の絆が一回しかでき無いじゃん。どうせなら、RECとかBLOOD+なんかはアニメがある時期に売っておけばよかったな。かなり後悔をしている。


 他にも、エルフェンリートのスクラップやら、岡本倫の短編があった週のヤンジャン(レジストラアルマージュ。)が色々と見つかったりして。


 


 家に帰った私は、再び掃除を開始。


 今度は、埃まみれになったガンプラを綺麗にする事になったのだが、ここである悲劇に気付く。それはなんと、HGのExーSガンダムのブースターが折れていたのである!!しかも、根元からポキっと。誰が壊したのか気になった私は、弟を尋問にかけるとものの5分で自白をしてくれた。どうやら、PS2をしている最中に壊してしまったらしい。壊れたものは仕方ないんだし、仕方ないから接着剤で応急処置をして、部品代を弁償してもらったが、お気に入りのガンプラだったからショックは拭いきれない。


 


 窓を拭いている最中に、眼鏡を落としたり、ベッドの下を掃除していたらゴキブリの死骸が出てきたりと色々なトラブルがあったが、これで年を越せるぐらいの部屋にはなったな。後は、年越し蕎麦を食べて、紅白歌合戦でも見ながらと・・・


 って、俺、今日はバイトの日じゃないか!!確か、バイトの臨時ボーナスのお年玉に目が眩んで、シフトに入れたんだよな。あの仕事大変だからなあ。なにしろ、最低でも6時から12時半まで出ないといけないし、レジ閉めに時間がかかるし、しかも明日はゲームの発売日。もう最悪だ。


 というわけで、寂しい新年を迎えそう。どうせなら、シフトを外せばよかったな。


 


 んまあ、じゃあ来年も『趣味人蔵間マリコの日記』をヨロシク!!


 


 


 今年最後のレビューになるかも。


 


 暇だからワゴンセールのゲームを買いました。蔵間マリコです。


 3日前、自分がバイトをしているゲーム販売店で、売れ残ったワゴンセールの在庫処理するためにどれか一つ買わないといけなくなりました。まあ店長命令だし、バイトの人全員買うことになったから渋々ゲームを買うことになったが。で、何を買おうかなあと悩んでいたところ、今年になってからやたらとMYブームなシュミレーションゲーム、『スーパーロボット大戦』のシリーズの一つ、『スーパーロボット大戦D』(以下、スパロボD。)を発見。


 他にも、面白そうなゲームも無いし、ロボット物のアニメの知識も欲しかったので、とりあえず買ってみました。ちなみに、他の人は鬼武者2買っていたり、ダイナマイト刑事買っていたりして。


 


 バイトが終わり、家に帰れたのは午前の3時だったので、ゲームを始める気力すらなかったので翌日にプレイした。


 感想はと言うと、なんか今までしたスパロボに比べて、スパロボDは随分と難しいのですが。なんていうかねえ、ダメージバランスがかなりシビアなのよ。リアル系のロボットは、今までと同じように一度でも被弾するとヤバイんだけど、結構当たったりするし(アムロウッソでも、被弾するほど。)、何よりもスーパーロボット系がねえ・・・。意外に柔らかいんだよなこれが。他のシリーズだとマジンガー系は7・8発ぐらい被弾しても結構持ちこたえれるけど、このゲームだと撃墜される恐れがあるのですが。いくらなんでも、ダメージが高すぎる。


 その一方で、こっちの与えるダメージが洒落にならないほど低い。今までのプレイしたスパロボのダメージが飽和していた影響もあるかもしれないが、いくらなんでも低すぎる。MSみたいに一部の機体は除いて、殆どの機体が4・5発ぐらい攻撃をぶち込まないと落ちないからなあ。正直、かなり難易度が高い。


 でも、スパロボDのツメスパロボのモードが面白い。こっちは、本編以上に難しいんだけど、かなり練られた問題ばかりで詰め将棋的な要素があって、本編とは違った楽しみがある。問題一つ解くのに、20分ぐらいかかるからなあ。時々、ダメージが僅かに足りなかったりと腹立つようなことがあって、無視したいときがある。かといって無視してゲームを進めれるような気配が無いしなあ(クリアーすると、賞金とパーツがもらえるシステム。)。


 


 ストーリーに関しても、結構面白い。


 アクシズ落としの最中、地球が消えたから地球の危機を救うためにネオジオンが仲間になったり、トレーズを救出するためにネゴシエーターのロジャービッグオーの人。)を仲間にするなど、ガンダムがらみの話が面白いな。しかし、個人的に好きな話は真ゲッターかな?


 なにしろ、話が混沌しているところが良い。元ゲッターのチームは、喧嘩別れに近い状態で解散するし、新しいゲッターチームのキャラも濃いし、なによりも早乙女博士の狂いっぷりが凄い。アニメ自体は見たことが無いから、どうしてこうなったのかよく分からないけど、石川賢作品独特のカオスなところが引き立っていてグッド。


 


 個人的にダルタニアスがどうも好きになれないとか、システムの細かい点で問題があるけど普通に楽しめるな。普段のスパロボも、このくらい難しかったらやり応えがあるのだが。


 


 ちなみに、主人公は女主人公を選んでいつもの如く『ルーシー』に換えています。女主人公の設定が、二重人格だから腹が痛い。


 


 スーパーロボット大戦Dの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 ロボット度 ☆☆☆☆


 難易度 ☆☆☆


 


 


icon シャア・アズナブルのお題

2006年を振り返ってみて、一番心に残った重大ニュースを教えてください!






 今年の一番心に残った重大ニュースねえ。


 今年は、色々あったからなあ。この際だから今年一年で何があったのか、書き記してみました。


 まあ、私事だから暇だと思ったらさっさと飛ばしてもいいよ。


 


 1月


 ・恥も外聞も捨てて、とらの穴に行きました。


 


 2月


 ・幼なじみからしか、バレンタインチョコレート貰えませんでした(義理)。


 


 3月


 ・趣味人蔵間マリコの日記創設一年!!


 ・就職内定していないのに、専門学校を卒業。


 


 4月


 ・エヴァンゲリオンならぬ、ガングリオンと言う謎の怪我に遭う。


 


 5月


 ・自動車学校に通い始める。


 ・だが、その数日後、背中にヘルニアを発症させしばらく自動車学校を休学する。


 


 6月


 ・スーパーロボット大戦を初めてプレイしてはまる。


 ・訪問者一万人達成!!


 


 7月


 ・フリーターのまま、21歳の誕生日を迎える。


 


 8月


 ・バイトが休みの日は、料理を作るようになる。


 


 9月


 ・ギャルゲーのアニメを始めて見る。意外に面白い。


 


 10月


 ・ブログで、絵を描き始める。


 


 11月


 ・ブログの写真添付機能をやっと理解する。


 ・その数日後、うちの携帯ちゃんが壊れる。


 


 12月


 ・蔵間マリコ、連邦軍で一年戦争に参戦。


 


 今年あった出来事で大きなことといえば、このくらいかな。


 こうなんかじっくり見てみると、さらにオタクっぽくなったような気が・・・。しかも、怪我や病気はやたらと罹るわ、現在もフリーターだからねえ。なんか、この一年間で駄目になったような気がする。


 来年は、充実した一年を過ごしたいもんだ。


 


 


 これで、げんしけんも完結かあ・・・


 


 初めて漫画の限定版を買いました。蔵間マリコです。


 ついにげんしけんが完結しました!!自分も、発売するたびに楽しみにしてたんですけど、今回が最終巻になると思うとなんか寂しいですね。この漫画、アキバ系の人たちが現代視覚文化研究会というオタクのサークルの話でコミケに行ったりアニメやゲームの討論してなんですけど、それが妙にリアルで面白いんですよ。それに、青春を正に謳歌しているなあって感じで。


 


 自分は高校生の頃、パソコン部に所属していたんですけど、殆ど幽霊部員に近くて、半年に一度来るか来ないかの状態でした。パソコン部自体はかなり賑やかだったんですけどね。どうも、他人と付き合うのが苦手で、毎日家に買える途中のゲーセンで遊んで帰ってましたね。


 専門学校に入ってからも同じような生活で、一応スポーツ系のサークルに入っていたんですけど、どうも雰囲気に和めなくて1ヶ月ぐらいで辞めました。単にドンクサイだけで、自分の性に合わなかったというのが大部分を占めるが。


 でも、こういうクラブ活動とか、サークル活動って積極的に参加した方がいいと、今さながら思ったな。確かに、「ただのじゃれ合いじゃん。」と買って思う人いるかもしれないけど、やっぱり青春なんて人生に一度きりなんだからこういうことに一生懸命になった方がいいんじゃないかな。


 なんか今思うと、自分の高校・専門学校の生活って寂しいもんだなあと後悔している。 


 


 説教っぽい愚痴はこれまでにして、げんしけん9巻の特装版の特典について。


 なんかねえ、自分がある種の超えてはいけない一線を越えてしまったような気がする。なにしろ特典が同人誌とドラマCDだからなあ。私は、同人誌もドラマCDも買ったこと無い。しかし、この2つって、オタクにとってはステータスみたいなもんだし。なんか自分がだんだん駄目になっているような気がする。


 同人誌は、畑健次郎とか安彦良和みたいな有名な漫画家とかが描いていたんだけど、結構当たり外れがあるな。面白いのは面白いけど、面白くないのはとことん面白くないからなあ。個人的には、鈴木次郎が好きかな。高坂ひぐらしのにーにーって言っている人にしか見えないし(笑)。


 ドラマCDは、最初の数分の斑目荻上の会話がイマイチだけど、朽木が出てからが面白い。なんつーか、痛い(笑)。ラジオドラマってこんなもんだろうか。バイトが終わった後、もう一度聞こうかな?


 


 げんしけんが完結したものの、まだアフタヌーンで連載中のくじびきアンバランスがある。くじアンのフィーバーに期待する。


 ひとまず、作者の木尾士目さん。お疲れ様!!


 


 げんしけん9巻 限定版の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 オタク度 ☆☆☆☆


 リアル度 ☆☆☆


 


 


 ふふ・・・


 あハハ・・・・・・


 見てよお母さん・・・


 お前の娘の体は蛆虫でイッパイだ!!


 ザマーミロ!!


 


 ひぐらしのなく頃のレビューがなかなか書けなかった蔵間マリコです。


 一昨日、『ひぐらしのなく頃に解 罪滅ぼし編』(以下、罪滅ぼし。)を買いました!!本当なら、買った翌日にでもレビューを書きたかったんですけど、ここんところ数日、バイトが相当忙しかったからなあ。年末だと言うのに、本屋の支店のオープンの手伝いをしないといけなかったからなあ。朝の9時に呼ばれて、夜の9時に解散よ!?12時間労働で、殆ど肉体労働みたいなものだし。こんなんじゃあ、ブログを書く暇が無いって。まあ、今日はバイトが休みで、十分時間があるから罪滅ぼし編のレビューを書かせてもらいます。


 あっ、あとこの罪滅ぼし編は出題編4編の回答編なので、先に出題編を読むことをオススメする。先に回答編を読むと、訳が分からないどころか、楽しさが半減するので。


 


 まずは、例の如く単行本裏のあらすじ紹介。


 


 昭和58年初夏、雛見沢。前原圭一が転校してきて間もない頃。幸せに満ちた日々の裏側で、竜宮レナは、仲間も知らない秘密に苦しんでいた・・・・・・。


 惨劇に隠された真相を描く「ひぐらしのなく頃に解」シリーズ。その中でも最大の転回点となる「罪滅ぼし編」が、ここにスタート!!


 


 この罪滅ぼし編は、解の第2章にあたり竜宮レナの視点で描かれている。


 その竜宮レナがねえ・・・。なんていうか、だんだん狂気に侵されていくところが相当痛いというか、哀れだと言うか。過去にあった家族の離婚で、一時期荒れていたが、とある出来事で雛見沢に帰ることになり精神の回復を見せる。しかし、レナの父親に愛人(愛人ではないが、レナはそう言っている。)が来てから、だんだん居場所を失っていく。さらに愛人の真の目的を知り、父親を守るために愛人を殺害してしまう。


 こういう、自分にとって嫌な出来事とかってむしくり返されたりすると物凄く辛い、家族を守りたいというのは分かる。しかし、いくらなんでも殺害するのはどうかと思うぞ。誰かに相談するなりなんなりかの手段があったはず。だが、出題編及び鬼曝し編をよく読めば分かるが、一人で悩んでいても皆に相談しても結局は駄目だという事も。この世には、どんなに足掻いても無駄なことがあるということを。人は、弱い生き物である。


 


 それとこの罪滅ぼし編の作者、鈴羅木かりんの見開きページの使い方が凄い。鬼隠し編の「嘘だ!!」のためにカラーページを使ったりするほどの凝り様だが、今回も凄い。回想で、ネックカットをするシーンで鏡に映った蛆虫の幻覚とレナの目線の角度が絶妙。ちょっと、グロすぎるんですが。無視嫌いな弟は、そのシーンが駄目だったらしいし。


 他にも、レナが愛人を殺害するシーンで「その名前で私を呼ぶなあああ!!」という台詞も強烈だったな。レナの愛人に対する憎悪の全てが詰まった感じがして。


 


 今回の罪滅ぼし編ひぐらしの魅力でもある現実に潜む狂気を鋭く抉り出していると思う。個人的には、同じ漫画家の作品の鬼隠し編より完成度が高くなっていた。半年後に出る、2巻が楽しみだ。


 


 ひぐらしのなく頃に解 罪滅ぼし編の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 ひぐらし度 ☆☆☆☆☆


 サスペンス度 ☆☆☆☆


 


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