「普通じゃない。」は褒め言葉。
死亡フラグ立ちまくりのヒロインを応援している蔵間マリコです。
さ~て、来ました。今週のノノノノのストーリー解説と感想。先週は、物凄くヤバイ終わり方でしたよね。自分は、整体マッサージだと信じていたいんですけど、どう見ても襲っている。明らかに、死亡フラグにしか見えない。ファンサイトでも皆は襲っていると言うような事を書いていたし、やっぱりそういうオチを考えたのは俺だけだったのかなあ?倫たんだから、意外にひねっていくと思ったんでしたけど。それとも、俺がひねているのか?
まあ、そういう愚痴はこれぐらいにして、いつも通りにストーリーと感想を書かせてもらいます。
第13話 『組めばわかる』
ベッドの中で尾形に口を塞がれ、身動きの取れない悠太。
恐怖の余り、涙を流してしまうが、自分が男の子として学園生活を送っている事を思い出し、もし自分が兄だったらどう対処するか自問自答する。悠太は結論を出したのか、抵抗せずに大人しくなってしまう。尾形は悠太が腹を括ったのかと思い、悠太のズボンに手を出す。
その瞬間、悠太の蹴りが尾形のこめかみに命中する。回転して、机に叩きつけられる尾形。尾形は驚愕する。柔道の無差別級である自分が蹴り飛ばされるなんて。悠太は、ルームメイトとして仲良くはするが、これ以上、手を出すと暴力で訴えると警告する。尾形は、自らの体格差と柔道の全国大会でベスト8の実力差を見極められない悠太に、持論と過去の経歴をグダグダと話す。小学生の頃から柔道を始めて、何百何千とこなしてきた事。闘う前に自分が勝つか負けるか分かってしまう事。尾形は、悠太の胸倉を掴む。
その瞬間、尾形は悠太から発せられるオーラに圧倒され、手を離す。「こいつが俺よりも格上だと!?」。だが、尾形は自分と悠太の体格差で負けるはずがないと高をくくり、突撃をする。その刹那、僅かに見えた女物のパンツにひるみ、直後に尾形の顔に蹴りが決まる。そして、とどめに空中一回転からの踵落し。尾形は、悠太が女装癖があると勘違いしたのを最後に轟沈する。
尾形を失神させ、勝利した悠太。しかし、我に返って直ぐに自らのした重大さに気付く。尾形に意識があるか確かめる悠太。すると、尾形の頭から血が出ているではないか。悠太は、ショックの余りに寮を飛び出す。
翌日・・・。
公園で野宿をしてしまった悠太は、風邪をひいてしまう。そこへ、みかげが。
悠太は昨日の夜、尾形に襲われて血ダルマにしてしまったことを告白する。住む場所が無くなって、途方にくれる悠太だったが、みかげは喜ぶ。「ちょうど欲しいと思ってたのよね。」と。
その日の夕方。みかげは悠太を家に招待し、居住させる事を決める。
「ほら一人暮らしだとなにかと面倒だし物騒じゃない?だからうちに住まわせてあげるわ、奴隷として。」。
奴隷としてみかげの家に住み着く事が決まってしまった悠太。さてさてどうなる!?
まあ、今回も突っ込みどころ満載な内容。
まず、悠太が何故に尾形に勝てるかという事。いくら脚力があっても、悠太はあくまでも女性よ?しかも、尾形は熊みたいな体格である上に、全国大会ベスト8の実力の持ち主。それが、柔道とは関係無いスポーツをしている相手に負けるのはどうかと思うぞ。その全国ベスト8という肩書きが本当なのか怪しい。それとも、大会に出ていた選手自体が・・・。気絶する寸前の独白もおかしいし。やっぱり普通じゃねえ。
そういえば、エルフェンリートにも悠太と同じ顔(逆なのだが。)をした暴力少女ユカがいたな。あっちは蹴りも使うけど、主に垂直に伸びるアッパーが必殺技である。こちらも威力は抜群で、耕太を数メートル飛ばして気絶させたからねえ。他にも、昼這いキックに、お盆で殴る等、技もかなり豊富。本家と分家、どちらが強い事やら。
次に、悠太の血ダルマにしてまったと言う台詞。これのどこが血ダルマというのですか?血ダルマというのは、デジトポリスみたいに放射能まみれの中で、歯や爪やらが抜け落ちながらも爆弾を解除したカスミとか、エルフェンリートのルーシーに四肢切断されたナナとか、両足を切断されて身動きが取れなくなったマリコみたいな状態の事を指すのでは?この程度の出血、血ダルマじゃないぞ。
そして、ラストのマイスレイブに関して。相変わらずの死亡フラグの立ちっぷり。おしりの穴は助かったけど、今度は肉体的・精神的拘束ですか!?みかげのどSっぷりに感服。このままだと、家の中では首輪と鎖をつけられそうだし、学校ですら首と手首と足首に南京錠のアクセサリーをつけられそう(それ違う。あっち、女装だし・・・。)。ご愁傷様、野々宮くん・・・。
斜め上の展開になってくれた、13話目。これでこそ、倫たんのクオリティだ。
来週は、どうなる事やら・・・。
ノノノノ 13話目の評価
満足度 ☆☆☆☆
ギャグ度 ☆☆☆☆
バイオレンス度 ☆