もう一度買う必要があったのか?
同じ漫画を2度も買う、おばかさんな蔵間マリコです。
今日の昼、仕事も速く終わりコンビニで弁当を買って、アニメでも借りようと地元の大型複合書店に寄った時のこと。自分の借りたかったKanonの8巻とCLANNADの4巻がなかったんで、仕方なくこどものじかんの4巻を借りた。でも、ちょっとアニメを借りただけじゃあ物足りないと思って、また無駄遣いするために漫画のコーナーに行った。で、なんか目新しいものがないかと探していたら、うろうろしていたら、買わないといけないものを思いだしたんよね。ローゼンメイデンの新装版を。
自分は、ローゼンメイデンの単行本を一応は全巻そろえているけど、ホームをヤンジャンに移籍するにあたって、新装版を買い揃えてBIRZの方の単行本を売ろうと考えているんだよね。連載雑誌がヤンジャンに移ったから、BIRZの時との単行本がごっちゃになっていたら落ち着かないし、かと言って同じ漫画を意味が無いからな。それらの意味をひっくるめて、新装版ローゼンメイデンを買いました。
しかし、新装版だからカラー原稿とか表紙の質がよくなっているとは言え、700円台は高すぎる。BIRZ時代は500円台と比較的安かったのに・・・。やはり、掲載雑誌のブランドの違いか?
自分は、ローゼンメイデンを知ったのは数年前。
確か、ホリエモンやら麻生さんのお気に入りの漫画で有名になったんだよな。それで俺も、流行乗らなければと思って、ローゼンメイデンを買った。でも、最初の頃は嫌いというよりも拒否反応に近かった。そりゃあ、内容を知らないと「ただのロリコン漫画か!?」としか思えないような人形が7体も出てきたり、あんな眼鏡の引き篭もりが出るんだからな。かなり人を選ぶ漫画だと思うぞ。今でも、かなりキツイ節はあるし、アニメ版は途中で切ったからね。
で、ローゼンメイデンの作者のPEACH-PITが他にも色々と漫画を読んでみたDearSやらゾンビローンやらを読んで、やっと作者の漫画の魅力が分かったいう感じだな。作画のレベルが飛躍的に上がっているし、作者の世界観も確立していってるしね(まあ、それが欠点でもあるのだが。)。
個人的には、作者の漫画で一番好きなのはDearS。まだ作者として発展途上だったり、ラストが少しアレという感じもするけど、一般的なラブコメ漫画と作者の個性のバランスがあっているから好きだ。作者の漫画の入門書として読みやすい。それに、キャラクターも愛着を持てたりする。特に、チナとか竹哉の妹とか。でも、ローゼンメイデンとかしゅごキャラっ!!とかゾンビローンの話題とか結構聞くのに、DearSは殆ど聞かない。なんか理由でもあるのだろうか?
さて、そんな過程があってか、ローゼンメイデンに対して耐性がついた。それにその頃には、話もかなり盛り上がっていた。水銀燈が実は孤独で誰かに助けて欲しかったり、雛苺が雪華綺晶の犠牲になったりと色々と面白い展開になっていたんだよね。
そして、最新巻が何時出ないかなと待ちどおしにしていたのだが、あるハプニングが。作者の原稿がBIRZ側の不手際で紛失するという失態が起きたのである。それを知った俺は、物凄く呆れたね。こんなボンクラな会社が、潰れずに入るのが不思議だと。おかげで、ローゼンメイデンは打ち切り(作者本人が会社と手を切ったらしい。)になるわ、単行本8巻が惨めなほどの薄さになるわで、色々と失望させられた。そりゃあ、1ヶ月間苦労して描いた漫画がパーになったらねえ・・・。社会でそれが許される訳がない。読む側としても。
でも、その不遇の漫画をヤンジャンが拾ってくれた。ぞっこんのファンという訳でもないけど、読んでる身としては非常に嬉しかったぞ。また、1ヶ月に読む漫画が増えたからね。ただ、雑誌の色としては全然違うような気がするが。
さて、次回のローゼンメイデンは5月の中頃か。
まあ、新装版の単行本2巻もその頃に出るから楽しみにしてるよ。