続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2008年06月

 


 彼女じゃありません。


 


 ダレてやる気の出ない蔵間マリコです。


 くぎゅうぅぅぅ~っ・・・、何か滅茶苦茶暑いです。死ぬほど暑いです。ルーシーみたいにメルトダウンしそうなくらい暑いです。今年は例年通りの異常気象なのに、なんか例年以上の暑さに感じて堪りません。まだ、梅雨明けというわけでも無いのに、広島はまさに夏真っ盛り。どこに行くにも、汗がダクダクで堪りません。特に、自分の仕事は外がメインだから本当に大変だよ。凍ったお茶とか凍ったカルピスを携行しない事は、GANTZで言う所のスーツを着ないで千手観音やぬらりひょんに挑むぐらい無謀だぜ。実際、それで一度倒れかけたし。


 だが、警備の時以上に暑く感じるのが、自分の部屋。フラフラのボロボロで家に帰還して、自分の部屋でくつろごうとしてドアを開けたら、ムワっと嫌な空気が流れてきて、物凄く体力を奪われるんですよ。それに、自分の部屋は色々と厄介な部屋でね。真中にある部屋だから空気がふけないようになっているから熱気が何時まで経っても残っているし、西日が丁度差し込む角度だから、真夏は1時間もいられない。扇風機なんかじゃあ、気休め程度にならないよ。


 ホント、日本のジメジメムシムシな夏なんて嫌だ~!!日本の夏なんて、消えてしまえ!!


 


 まあ、だんだん暑くなってきたんですけど、ついにあの最終兵器の封印が解かれました。それは、真夏を快適にエンジョイするアルテマウェポン、クーラーである(扇風機の回も、こんな事を行ったような気がする…。)!!決して、フリーザの兄とかKOFかかずゆみが中の人をしているキャラとは関係無い。あの部屋を冷やすクーラーだ。


 数日前に、ついに解禁されたんですよね。自分の部屋は、上でも書いているとおり一番暑くなる部屋だから、他の部屋よりも早く使えるようになるんです。おかげでよく眠れて、今日は気分よく起きれました。これで、今年の夏も快適にエンジョイできるぞ!!やっぱり、文明の利器って素晴らしいな。冷房、最高!!


 しかし、冷房を早く解禁する以上は、困った事が起こるんだよね。弟二人の存在である。あいつら、冷房が解禁したとすぐに、俺の部屋でたむろしやがるんだから。普段は、漫画を借りる時とゲームをするときぐらいしか俺の部屋にいないのに。確かに弟達の部屋も暑いけどさ、風通しが遥かに良いから、扇風機で充分のはずだぞ。はっきり言って、色々と迷惑だ。落ち着いてギャルゲーが出来ないし、部屋から出たほんのちょっとの間で、特等席が奪われるんだから。いつも、「オタクきもい。」とか、「ロリコン死ね!!」とか言っている癖に、無茶苦茶都合が良いもんだ。


 しかも、あいつら、加減と言うものを知らなくてさあ。20,30分ほど俺が部屋から離れた隙に冷房の温度を18℃にしやがるんだから。おいおい、何をしやがる。こんなに冷房の温度を低くするなんて、人類の敵だぞ。よつばだって、「れいぼうはじんるいのてきだ!!」って言っているんだから。今の時期は、まだそこまで暑くないから25℃で充分だ。18℃にするのは、7月下旬あたりからだ。ったく、そこの所をもうちょっと理解して欲しい。今度は、凍え死ぬぞ!!


 


 さあ、今年の夏に向けての対策はバッチリできた。


 さて、いつもの夏のように寝ながら冷房かけて、アイス食べて、冷たいジュース飲みながら、ゲームでもしようか。そして、いつもの夏のように腹を壊したりして。


 社会人なんだから、そこの所ちゃんと体調管理しよう、俺・・・。


 


 





 


 


 



 



 


 


 生まれてきてごめんなさい。 


 


 なんだかんだで、買っちゃっている蔵間マリコです。


 どうしよう・・・。こんな伏兵がいたとは・・・。どんどん財布が寒くなっちゃうよ・・・。いや、あのですねえ、昨日の仕事の帰りの途中、某所に寄ったんですよ。目的は、ローゼンメイデンの3巻と元祖ユルヴァちゃんを買うために。で、漫画の最新巻のコーナーに行ってみたんだけど、ある漫画の最新巻が置いてある事に発見。それが、上の画像のひぐらしのく頃にのコミックス版というわけだ。


 これは、正直言って忘れていた。ひぐらしの単行本が発売されるのなんて、半年に一回ぐらいしかないし、ひぐらし熱は随分と前に醒めたからなあ。しかも、今回出たのは4冊よ、4冊(目明し編4巻・罪滅ぼし編4巻・アンソロジー3・4巻。)。これを全部買ったら、ローゼンメイデンユルヴァちゃんが買えなくなる。でも、各章の結末もかなり気になるし・・・。私は、2,3分ほど悩んだ。そして、考えた末にひぐらしを買う事にした。最終的なオチがアレとは言え、全体的に見たら結構面白いからな(漫画オリジナルは、そうとは言い難いが。特に、角川版ひぐらし。)。それに某所で買うと、オマケに栞が付いてくるからねえ。どうも、オマケには弱すぎる・・・。


 結局、ひぐらしの単行本4冊を買った。財布の中は、残り23円。さて、私は来週の月曜日を生き延びる事が出来るだろうか!?次回、『蔵間マリコ、人生最大の大ピンチ!!』に続く。お楽しみに!!


 


 いや、まだ今回のブログは終わりませんよ。まだまだ続きますので。


 それにしても、ひぐらしは相当マルチメディアに展開する作品だと、今更ながら思う。元々は、少数生産されていた同人ゲームだったのが、なんかよく分からないけどブームに火が付いて、漫画化やらアニメ化やらコンシューマー化やらカードゲームへの進出やらノベライズ化やら、同人以外にも色々と媒体を広めている。


 最近じゃあ、全く関係の無いはずの×××HOLICにまで、古手梨花が登場したからな。そりゃあ、色々と共通点はあるけどさあ、他の作品にまで登場するとは思わなかった。それにしても、何が目的で壱原侑子に店に来たのやら・・・。もしかして、圭一赤坂が不甲斐ないから、頼みにでも来たとでも?多分、彼女に助けに行くようじゃあ、また鷹野三四に開腹殺人されるぞ。


 ブームは数年前に過ぎ去っているはずなのだが、ここまで爆発的な展開をする同人作品って多分無いだろうな。今、大ブームの東方シリーズにしても、マルチメディア化はまだまだ始まったばかりだし、ひぐらしより前に大ヒットした先輩に当たるTYPE-MOON月姫にしても、ここまで凄い事にはならなかったからな。まあ、ひぐらしとは違って、TYPE-MOON自体が会社になっているから、別の路線で成功したが。ちなみに、単行本のスペシャルサンクスのところに、TYPE-MOONって書いてあったりして。どのような関係なんだ?


 ただ、見方を変えれば阿漕かもしれない。いくら、人気がある作品だからと言っても、ずっとずっとその作品で勝負するのはどうかと。サーカスの曲芸商法みたいに、ひぐらし商法という言葉があるぐらいだからな。


 でも、自分から言わせて見れば、一人でそこまで辿り着ける事が凄い。ゲーム関係の仕事に就こうとした人間には、それがどれだけ大変なのかは分かるよ。ただ、才能だけじゃあ売れるわけではない。地道な努力の積み重ねがあるからこそ、今の引っ張り蛸な竜騎士07があるんだろうからさ。ホント、羨ましいよ。俺にも、その努力と才能の10分の1ぐらいでいいから分け与えてくれよ・・・!!


 


 さて、竜騎士07は現在、Keyの新作でお呼ばれしているけど、どのようなゲームになるのやら・・・。もしかして、樋川いたるのロリ系イラストの羽入が登場したり、バラバラ殺人が起こったりするのか!?


 なんかあまり想像したくない・・・。


 


 


 久しぶりのセンターカラーか・・・。


 


 バイオレンスでも、スキーでも、電波でもかかってこいな蔵間マリコです。


 さてさて、今週も始まりました。恒例のノノノノのストーリー&感想コーナー!!ひゅ~、パチパチパチ・・・。


 はあ、なんか虚しい・・・。ノノノノを期待している人なんて、自分みたいな岡本倫の信者ぐらいしかいませんからねえ・・・。殆どの人が、萌え路線のエルフェンリートは読んでいたけど、ノノノノは萌え系じゃないだからなあ。どっちかというと、電波系なスポーツ漫画ですから。やはり、萌えであるのとじゃないとじゃあ、全く人気が違うんですね。でも、倫たんのファンとしては、どういう路線に行こうが期待してますよ!!倫たんの漫画は、何時読んでも面白いですから。


 おっと、時間が近づいてきたか。さあ、今回も行ってみよっか!!


 


 第33話『あなたのために』


 


 奥信高校スキージャンプ部の部員に勇気付けられた悠太。


 悠太は板を持ってリフトに乗ろうとするが、岸谷に呼び止められる。岸谷が呼び止めた理由、それは悠太のジンクス、失敗ジャンプの際に見る兄の幻を見ていないか確認するためである。悠太は、その事を思い出される。だが、今は見ていない。岸谷は、念のためにどのタイミングで見えるのか確かめる。悠太は見えるタイミングを教えたが、岸谷にとある頼みをする。それは、幻を見ないために目を瞑って、ゲートまで連れて行くためである。岸谷は呆れつつも了承するのだが、その悠太の対策法は異様であった。それはメットを反対側にかぶって、前を見えなくするということである。悠太は、岸谷に手を引かれながらも手探りでゲートまで登る。


 ふざけた格好でゲートの上に到着した2人。青鹿学園の寺之内をはじめ、各々の選手は奇異の目で見る。岸谷は事情を説明するが、言い訳に過ぎないと寺之内に一蹴される。それに同調する岸谷。悠太は、納得いかない反応をする。


 


 ついに、悠太の番が来た。


 元々は全く期待されていなかった悠太だったが、1本目のジャンプで2位の好成績を覚えており、観客達は大声援を送っていた。そして、御坊からのジャンプの指示が。悠太は、幻が見えないように祈りながら目をあける。


 見えない。兄の幻が見えない。悠太は勝利宣言を独り言し、ジャンプに出た。最悪、100m、できるだけ105mを越すように皆が願う。そのジャンプの軌跡は、素晴らしく高く遥か彼方に。


 悠太は、独白する。みんなに気合を入れてもらい勇気付けられ期待されて飛んだことがない。今までは、父に褒められたいがために。誰かのためにジャンプした事など今までない。だけど、一番の理由は違う。負傷をした皇帝・尻屋のためだ。「あなたのために飛びますよ。」、悠太は全身全霊に飛ぶ。


 


 着地。瞬間、岸谷はガッツポーズを取る。一方の火野は、力なく膝をつく。そして、観客は今までにない歓声で包まれる。記録は、105.5m。目標の距離を超えた。悠太は、余裕の表情を見せる。その悠太に、奥信高校の部員が近寄り、謝罪する。1本目の前の罵詈雑言の事を。悠太は不敵な笑みを上げながらも、それに返答する。


 だが、勝負はまだ終わっていない。青鹿学園のエース、寺之内が残っている。さて、この寺之内の実力は如何に!?


 


 「なるほど、あの野々宮ってやつはまんざら口だけでもなかったってわけか。会場も一人欠けた奥信の大逆転で盛り上がっている。だが、おれは・・・、空気を読まない男手通っているんだ。」


 


 今週は、久々に倫たんの電波展開があって結構面白かった。


 やはり一番目に付いた事は、ノノのジンクス、失敗ジャンプの際に見える悠太の幻への対策。いや~、目を瞑ってゲートまで行くというのも充分変な事なのに、メットを逆にかぶるとは・・・。これは、予想外だった。よくこんな電波な行為に付き合ってられるな、岸谷。そもそも、幻を見るなんてジンクス、心の持ちよう一つで決まるんだからさ、メットをかぶっても結局は無駄な行動だと思う。ホント、寺之内が言っている通り、勝負の世界においてこんな事は言い訳の口実に過ぎないのだから。


 しかし、誰かのために飛ぶというのは、良い傾向だと思う。今までは家族のために、特に父のためにジャンプをしていたのが、それって自分の名誉回復のために飛んでいるのと変わらないぞ。そんな事をしていたら、確実に煮詰まるだろうし、そうなってしまっては勝てるものも勝てない。だが、周りから期待されることにより、そのトラウマも緩和されるだろうし、本来の力が出ると思う。そして、それを決定付けたのが負傷した尻屋の存在。人は初めて何かを背負って、強くなれるものである。


 それと、寺之内の言動も結構味が出ているな。寺之内は度々登場していたが、1本目のジャンプ以外で目立った場面が無い。しかし、今週は今までの借りを返すかのようにそれなりに目立っていたな。悠太の電波的な行動に対しての的を当てた返答やら、青鹿学園の下っ端部員とは違って紳士的な態度。そして、最後のコマの台詞。おいおい、ここは漫画の展開的に空気を読んでくださいよ~(倫たん的には、空気を読まなくてOK。)。とは言っても、わざと負けても、ノノたちのためにはならないが。


 


 さあ、大会も最終盤。


 この戦いの結末はどうなる事やら・・・。


 


 ノノノノ 33話の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 スポーツ度 ☆☆☆☆


 電波度 ☆☆☆☆


 





 



 



 


 


 だんご、だんご、だんご・・・。


 


 なかなかCLANNADが終わらない蔵間マリコです。


 さて、今回のイラストはKeyの傑作泣きゲー『CLANNAD』のメインヒロインである、『古河渚』を描きました。いや~、Keyのキャラのイラストもこれで3人目と結構描いてきましたねえ。月宮あゆに、神尾観鈴、そして今回の古河渚。それだけ、Keyのギャルゲーにはまっているということであろう。


 で、そのはまっているゲームのキャラを描いたんですけど、服の出来はあまり良いとは言えないけど、顔は前回に比べると調子良く描けたと思う。前回描いた神尾美鈴のイラストは、顔が角張っていて、なんか変な感じになっていたし、髪のボリューム感が不足だった。しかし、今回は前回と同じ失敗しないように、顔は出来るだけ丸みを帯びたような描き方にして、後ろ髪とかのボリュームも試行錯誤して描いた。まあ、そのおかげかそれなりにいい顔になったはず。自分的には、顔の輪郭は今までのイラストの中で、一番上手にかけたと思う。今度から、この絵を参考に描いて見ようかな?


 しかし、服が相変わらずというか、なんかすっごく適当で、いつも以上に出来が悪かったのがどうも・・・。光坂高校の胸のマークも描いていないし、服のバランスもおかしいし、影のつけ方とか変。おかげで、顔の出来が服の出来の悪さで帳消しどころか、マイナスになってしまった。あ~あ、服も顔と同じように上手くいけば良かったのに・・・。とは言っても、服はいつも下手なんだけどね。


 次は、服が複雑なキャラでも描こうかな?


 


 まあ、絵の事はこれぐらいにして、現在のCLANNADの進行状況を。


 う~ん、なっかなか話が進みませんねえ・・・。昨日、やっとこさことみルートが終わったばっかりで、まだ3人(春原ことみ)しか攻略できてません。AIRKanonだったら、7割方終了した所まで行っているはずなのに、なんかまだ半分も進んでいないっぽい。これじゃあ、いつになったら終わるんだろうか。先週からスパロボAをプレイし始めたし、来月はメタルスラッグ7の発売日だし・・・。何時になったら終わるのだろうか?


 ギャルゲーは、一回やめると積みゲーになるからなあ・・・。少しでも時間を割いてでも、同時進行でゲームを進めないといけないか・・・。まあ、CLANNADはなかなか面白いから、何とかなりそうだな。


 さて、今日の夜もCLANNADを進めるとするか!!


 


 


 



 


 


 今月、ゲームに金を使いすぎたかな?


 


 SRPGが大好きな蔵間マリコです。


 昨日、近所の大型複合書店で予約したスパロボの最新作『スーパーロボット大戦A PORTABLE』(以下、スパロボA。)をプレイしました。いや、本当なら買った当日にプレイしたかったんだけど、CLANNADもまだ全然消化してなかったから、そっちを優先的にプレイしてたんだよ。長い長いと噂に聞いてたけど、ここまで長いとは思わなかったからな。自分がCLANNADにそっちのけになっている間に、弟が「スパロボAをプレイしてもいいか?」って聞いてきたから、先にやらせてあげたんだよ。その後、色々と理由があって優先順位が下がっていたんだよね。それで、昨日の昼にやってこさPSP版のスパロボAがプレイできたと言う事だ。


 そういやあ、PSP版のスパロボと言えば、1作目のPSP版スパロボMXが自分にとってのスパロボを初プレイした作品だったよなあ。それ以前は、理由はよく分からないけど何か毛嫌いしていてプレイしていなかったような気がする。で、スパロボMXをプレイしてみたら不思議、何故かスパロボにはまっちゃったんだよね。それがきっかけに、ガンダム以外のロボットアニメにも触れるようになったしな。実際、ラーゼフォン電童をTSUTAYAで借りたからね。まあ、とんでもなく長いロードの長さはご愛嬌という事で。


 多分、スパロボAを買ったのも、それが遠因だと思う。スパロボの大ファンとしては、過去のリメイク作は抑えておかないとな。とは言っても、勢いで買ったようなブツだから優先順位が落ちてたのかもしれない。


 


 




 


 


 


 さて、スパロボAをプレイしてみての感想なのだが・・・、今までプレイしてきたスパロボMX、第三次α、D、W、OG、OG外伝)に比べてみて、かなり難易度が高めに設定されている事が印象的だった。いや、もちろんクリアできないという訳じゃないけど、多分、SRPGが苦手な人は、全滅プレイしないと進めれない難易度かもしれない(実際、弟はアキトが暴走するステージで全滅プレイをしている。)。


 まず、他のスパロボに比べて難易度をあげている1番の原因は、新システムの連続ターゲット補正だろう。このシステムは、相手ユニットに対して攻撃を外すと、次にそのユニットを攻撃するユニットの命中率が15パーセント上がるというもの。このシステムのおかげで、アムロですら単機突入するといずれかは被弾してしまう。ただ、このシステムはこっちも適用されるから、命中率が最悪なボスボロットでも当てれる。


 個人的には、この新システムは戦略的でかなり面白いと思う。スパロボというとキャラゲー色を強くしているから、命中率100%で敵ユニットをほぼ一撃で落とすという状況が多く、慣れると淡白になるからねえ。他にも、隠しパイロットを参入する条件が厳しすぎるとか、中ボスがやたらと撤退しやすいとかあるんだけど、このシステムに比べるとどうって事ない。EWACと集中がありがたすぎる・・・。


 しかし、このスパロボA、ただ難易度が高いだけのゲームじゃない。PSP版MXと比較して、改善された部分がある。それは、ゲームのテンポの良さである。上でも書いていることなのだが、PSP版MXはロード時間がやたらと長くて、1ステージをクリアするのにも2時間とか死ぬほど時間がかかった。だが、PSP版スパロボAはPSP版にあわせて、アドバンス版とかDS版のスパロボの仕様に近くしている。だから、おかげで戦闘のロードとかがスムーズでストレスがたまらない。それなのに、戦闘のアニメもかなり動くからなかなかのもの。


 そうは言っても、この仕様を取ったおかげでカットイン以外でのキャラクターの立ち絵がなかったり、顔の表情が1種類しか存在しないというのはいただけないが。あと、過去のシリーズの戦闘アニメーションの流用も少し目立つかな?


 


 


 



 


 


 


 総合的に評価してみると、多少荒が目立つけど、なかなか面白い方かな?多分、スパロボDと同じか、それ以上かもしれない。スパロボが好きな人は、とりあえずこれは買いであろう。


 ちなみに、現在、自分はデビルガンダムが初登場するステージをクリアした所。なかなか進行速度が遅いけど、予定としてはガンダム系とダイナミックプロ超電磁ロボをメインに育てるつもりだ。さあ、これからのスパロボAの展開が楽しみ。


 


 スーパーロボット大戦A PORTABLEの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 難易度 ☆☆☆☆


 ロボット度 ☆☆☆☆


 


 


















 


 


 


このページのトップヘ