なんで、こんなものが家にあるんだ…?
正月以来、ずっと同人誌は買っていない蔵間マリコです。
今日の昼、トイレの中での事。用を済まして、トイレットペーパーに手を出そうとしていたのだが、肝心のトイレットペーパーが空。仕方がないので、トイレの上の棚にある予備のトイレットペーパーを取り出そうとした。しかし、そのトイレットペーパーの束の下に見慣れぬ雑誌が。エロ本?いや、自分はこんなすぐにバレるような所に隠してないし、それにやけに薄すぎる。まあ、トイレットペーパーの束を取り除けば分かる。私は、トイレットペーパーの束を取り払って、雑誌の正体を探った。すると、そのトイレットペーパーの中から、なんと成年向け同人誌(君が望む永遠 早瀬水月本)が出来たではないか!?
おいおいおいおい、ちょっと待てよ!!俺は、こんな同人誌は買ってないぞ。そもそも、同人誌は正月以来買ってない(東方みたいな同人ゲームは買うけどさ。)。しかし、どうしてこんなものが置いてあるんだろうか?まあ、俺は君のぞは好きなギャルゲー(ちゅーか、君のぞを作ったアージュそのものが好きだ。)だからね。少し興味本位で、同人誌の中身を確認して見た。
う~ん、なんだか微妙。作画は嫌いじゃないんだけど、なんだか肝心のHシーンは今一つだし、ストーリー構成が分かり辛い。原作のイメージを壊さないように描いているのは分かるが、君のぞのウリはリアリティのあるメインシナリオと本当に実在しそうなメインキャラクターなんだから。流石に、オリジナルに勝つのは無理か。そりゃあ、そういうのとは無縁なサブヒロインのツンデレの人とか、おねえ系の人とか、緑色の髪の眼鏡をかけたヤバい奴あたりとからなら問題は無いんだろうけどさ。なんとなく、アージュの作品の同人誌が少なく、TYPE-MOONの作品の同人誌が多い理由(TYPE-MOONはキャラクターを重視して、ライトノベルに近い性質であるため。)がわかった。
まあ、その人が早瀬水月が俺の嫁って言うのはハッキリしたよ。こういうのって、そのキャラが愛着があるから描けるんだろうね。げんしけんでも、そのキャラに対する妄想を公開するための手段ってみたいな事が描いてあったし。
しかし、読み終えて当然に思ったことが一つある。誰が、この同人誌の所有物かという事だ。
この同人誌の発行年日を見ると、2008年の8月17日。夏のコミケ用に作られたという事が想像つく。入手先はコミケのみで販売か、某所みたいな同人誌販売店でも売っているのか分からない。だが、殆ど癖や手垢や色あせがしてないから、つい最近に手に入れたものだと思う。
すると、思い当たる可能性が二人、次男か三男だ。三男は、普段はオタクが嫌いとかって言っているけど、結構エロに関係する発言が多いし、携帯電話のminiSDの中にエロ同人誌の画像が何百枚も入っていたからね。市内に行くついでに、買ったという可能性があるかもしれない。
次男は、確かにオタクではあるけど、そういうのとは関係のないガンダムオタクである。それに、アージュは嫌いなようだ。あいつ、完全にTYPE-MOON派だからな。奈須きのこの小説も何冊か持っているし、そもそもそういうに一時的にはまっていたし。すると、どうやって手に入れたかだ。恐らく、東京にいる弟の友人が焼き増ししたアニメとかを送った際に、同人誌もついてでに送ったのかもしれない。以前、マリグナのDVDや東方のCDを貰ったのは、その友人らしいし。同人関係に強いのはこっちだから、次男の方が可能性が高い。
う~ん、誰が同人誌を買ったのだろうか…。
凄く気になって、このまんまじゃあ夜も寝れそうもない。かと言って、問いただすのはマズイしなあ…。
やはり、ここは見なかった事にするか…。