続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2009年11月

 


 まあ、結果だしね…。


 


 世の中、品性と敬意は忘れてはいけないと思う蔵間マリコです。


 昨日、普段は滅多に見ないボクシングの試合を視聴した。理由は勿論、内藤大輔VS亀田興毅の試合だ。亀田興毅といえば、マスコミや世間から一時期注目(主に、悪い事ばかりだが。)を浴びた亀田三兄弟の長男だが、俺もこの試合の内容が非常に気になっていた。当時は、俺も亀田三兄弟のアンチだったからね。負けたら切腹をするなどのビッグマウス発言やら、サミングだの投げだの反則行為をして、一時的に消えていたが、数日前に再び表舞台に現れたからな。どのような試合運びになるか楽しみにしていた(もちろん、内藤を応援していた。)。


 しかし、箱を開けてみると意外。最終的に、亀田が判定勝ちしたではないか。この結果に、自分としては非常に複雑な心境であった。確かに、判定勝ちする要素はある程度はあったし、それが結果なのだから文句は言わない。ただ、消極的なボクシングだったから試合としてはあまり面白い物ではなかったし、勝った後が非常に不安。あの増長していた頃に可能性があるかもしれないからだ。


 世の中、勝つと調子に乗る人って、どの世界にもいるからねえ。特に亀田三兄弟の場合、実例があるからな。パトロンのTBSも、やたらと亀田三兄弟を持ち上げるし(負けたら負けたで、掌を返したかのような態度をとるのも納得いかない。)。ホント、以前のような騒ぎが起こるような事態は起こらないでくれ。彼らにも、謙虚な気持ちを持って、これからの試合を取り組んで欲しいもんだ。充分、冷静になる時間があったのだから。


 あと、亀田の親父だけはTVに出ないでくれ。ボクシングをしているのは、あなたではないのだから。いるといないとでは、随分変わるからさ。明らかに育て方に問題ありすぎです。


 


 さて、亀田興毅の話はこれぐらいだが、最近、懸念に思っている事がある。上でも書いている品性とか敬意などの謙虚な気持ちが欠けたの人が多いんじゃないかと。


 例えば、相撲の八百長試合や横綱連敗での休場という名のバックレ。それとか、作中に脚本家を出して世界観をぶち壊すようなアニメの脚本家。他にも、紅白歌合戦の水樹奈々のファンと嵐のファンとの確執など…。勿論、自分もこういう品性とか敬意の欠けた人間(人の気持ちを考えずに自分の好きな漫画をプッシュする所とか、知らないうちに無神経な発言をしている所とか。)の一人であるだろうが。俺も、説教をする筋合いは無いな。


 自分としては、やはり自らの株を落とさないためにもたまに尊敬とか品性とかって言葉をたびたび思い出したほうがいいと思う。スポーツなら、他者に尊敬されるように品性をもって行動をする。例え、負けたとしても不貞腐れずに最後までやり通す。脚本家なら、原作を借りているのだから、自己主張をあまり強くせずに視聴者側の気持ちを考える。ファンはファンで、いがみあいなどせずにお互いの良い所を認める。そして、自分は人に無理強いせずに、他人の事をよく考えて発言をする。まあ、こんな感じだろう。


 だけど、そうは言っても、謙虚な気持ちを保つっていうのは難しいんだろうなあ。時間が経つにつれて、そういう気持ちは薄れるだろうし、勝ったり有名になると目立ちたいという気持ちが先行するからな。やはり、謙虚でいるのは非常に難しいのかもしれない。結局は、堂々巡りということか。人は同じ過ちをする…、全く…。


 


 日本人の多くが忘れた謙虚な気持ち。


 自分も、明日からまた気持ちを切り替えて、自分の仕事に誇りを持って、謙虚な気持ちで取り組みたい。そして、何時かは一人前と呼ばれるぐらいにはなりたいもんだ。


 まあ、そういう問題以前に、仕事内での失敗を減らさないといけないけどね。


 


 




 


 


 厄介極まりないとは、この事。


 


 最近、一つの絵を描くのに時間がかかりすぎている蔵間マリコです。


 土曜日に描きそびれて、今日になってしまった人気同人弾幕STG『東方Project』のイラストコーナー。さて、今回のイラストは『東方星蓮船』5面ボスより、『毘沙門天の弟子』こと、『寅丸 星』(とらまる しょう)を描きました。


 いや~、寅丸は個人的にはかなり印象的なキャラでしたねえ。毎度おなじみの5面ボスならではの独特の攻撃に苦戦させられたボスの一人ですから。彼女の場合、当たり判定の大きさを信条とする多種にわたる攻撃を仕掛けてくるのですが、それが回避しにくて…。基本的なぶっといレーザーをメインに、そのレーザーが通常弾に拡散するキメラ弾、そしてプレイヤーの目を惑わさせるへにょりレーザー。得意な人は難なく切り抜けるとは言われてますけど、自分は見事に引っかかってしまいましたとさ。


 だけど、そんな激しい弾幕以上に印象的だったのは、かなり特徴的な容姿。まあ、毘沙門天を意識したような服装や虎柄を模した髪型なんかもそうだけど、やはり一瞬見た感じが男の子っぽく見えてしまったところであろう。言うなら、最近、ブログ内でよく使っている言葉の男の娘といった感じである。もちろん、♂ではなく♀ですけどね。ただ、先発のほうのリグル同様にパッと見だと見えてしまうから困る(しかも、名前もそれっぽいし。)。きっと、今年の冬のコミケあたりに、二次創作でそういうネタが出そうで怖い…。


 


 そんな勘違いされそうな寅丸ですけど、今回は色々と時間がかかりました。寅丸の服装や立ち姿、背景など様々な点で時間がかかってしまいました。〆て4時間なり。時間がかかりすぎです。ただ、その分、頑張ったなあと思う出来になったと思う。まあ、他人に比べるとまだまだまだまだだが。


 まず、この立ち姿。宝塔を掲げたまま、槍を持つという格好をしているのだが、これを上手くバランスを整えるのがかなり大変でした。腕の角度が少しずれただけで、何か違和感の感じるものになるし、その角度があっていてももう片方とのバランスが取れていないと駄目。特に、今回は両腕に物を持っているから一度決めたら修正しにくいから大変。よく吟味した末に、今みたいな構図になりました。


 背景に関しては、寅丸星のスペルカード、光符『アブソリュートジャスティス』を意識した物。鱗弾は時間がかかるので、コピーペースト。レーザーの青い部分は、ぼかしを入れました。自分としては、レーザーはゲーム内のイメージにかなり近いものが出来たと思う。ただ、鱗弾が鱗弾っぽくないし、背景そのものが寅丸と馴染んでいない。う~ん、最初は良いアイデアと思ったのだが…。


 


 残り登場人物も、僅かになった東方のイラスト。


 次回は、ルナサ・プリズムリバー比那名居 天子あたりを描きたいのだが…。


 どっちにしようか、悩むなあ…。両方とも、難しそうだし…。


 


 






 


 スポーツ漫画にも関わらず、この混沌した内容。


 だから、たんの漫画は面白い。


 


 毎週毎週、ノノノノを応援している蔵間マリコです。


 先週の木曜日(広島は、一日遅れ。)、ノノノノの最新単行本8巻が発売された。自分は、もちろん発売日当日に購入(インフル罹っていたので、弟に任せたが。)。そりゃあ、たんのファンだからね。発売日に買わずして、何時買うの?


 で、その最新コミックス8巻の内容なのだが、たんの煩悩が暴走した巻といえるカオスな内容であった。あの小市民・岸谷君の暴走シーンも、通しで見ると滅茶苦茶というのもあるが、加筆修正されているものにはもっと驚かされた。ノノの乳○。ヤンジャン掲載時には描かれていなかった、ノノの乳○が描き加えられていたのだ。いや~、倫たんは、見る限り、乳○を描くのは苦手な漫画家ですけど、コミックスを買った人のみ見れるとは有り難い限りです。


 それと、個人的に嬉しい事はカラーページの復活。7巻の巻末において、漫画の値段が上がるからカラーページを省くという事を書かれていたけど、カラーページが復活したのは非常に嬉しいな。何か、白黒とは違って鮮やかで瑞々しさを感じる。きっと、自分の神通力が通じたのかもしれない。倫たん大先生、ありがとうございます!!来年の1月に発売される9巻が楽しみです!!


 さて、前座はこれまで。さあ、今週のノノノノのストーリーと感想でも行きましょうか。


 


 第98話『今日以上だよ


 


 『まさか下里さん…、あんた高校生相手に使いやがったのか!?』。


 日本代表選手・槙野慎二が気付いた異変。だが、槙野はその事を敢えて言わなかった。仮にも、相手は高校生なのだし、そのくらい簡単に塗り替えるなど造作でもない。そう思っていたのは、槙野本人だけではない。取材に来た与田もそうだ。この台で、自らのバッケンレコードを叩き出したのは高校時代の話。本気になれば、記録を更新するのも不思議ではない。


 しかし、槙野の思惑とは裏腹に風向きが悪くなる。それも、普通なら中断せざるえないほどの強い風が。それにも関わらず、無情にもシグナルが光る。有り得ない事態に怒りを露にする槙野。10秒以内にスタートしないと失格。そんな焦りと動揺に、槙野は飛び出す。


 もちろん、そんな最悪なコンディションで飛んだのだから距離は伸び悩む。結果は、92.5m。状況が状況であるが故、「運が無かったな。」と失望する観客たち。それに対して槙野の思考は、これと全く反対のものであった。この結果は、運が原因なのか?いや、違う。運など関係ない。だったら、自分は何と戦っているのだ?それは、彼自身しか気付かない異変であった。


 


 一回目のジャンプが終わり、選手達の元へと向かう下里。そこへ、槙野が現れる。出会って早々、疑惑を投げつける槙野。だが、下里はシラを切る。そんなに不正があると思うのなら、審判に訴えればいい。それで、自分の育てた選手を潰せばいい。


 インチキなどしてないと、強気に出る下里に、槙野も負けじと反論。お前が不正を教えている選手の一人は、自分の息子だろ。そんな親を持って、子供は確実に心に傷つくはず。良心の呵責というものはないのか?その不正をIHでも使うのか?


 最もな意見を述べる槙野だが、下里は自分が不正をしていないと貫き通す。心では、今日以上の不正を使うと呟いているとも、槙野は知らずに。


 


 それから、槙野は今回の大会を白々しい気持ちで終わらせた。優勝者は、守門高校の下里克己。槙野は3位であった。こんな不正でお膳立てされた大会、本来ならボイコットしたい。スポンサーがついている以上、そんな事はできないが。


 槙野を破り、一躍有名人となった下里高校の部員達。そんな彼らに、多くの記者が駆け寄る。ジャンプにおけるコツでも掴んだのか、コーチから何かアドバイスがあったのか、IHに向けての意気込みは…。生まれて初めて、ここまでちやほやされた事が無い彼らは、心底嬉しかった。コーチの命令で不正を使ったのにも関わらず…。


 今まで無名であった選手達に負け、インタビュー一切無しの槙野は、奥信高校の悠太と暁を案ずる。天津敦の息子、天津暁は一足先に全日本入り。由良祐介の息子の野々宮悠太、下里広明の息子の下里克己はIHで対峙する。


 新たに現れた強豪高、守門高校スキージャンプ部。不正の限りを尽くし、勝利を掴み取るチーム相手に、奥信高校スキージャンプ部は、何処まで立ち向かう事が出来るであろうか?


 


 今週は、先週に続いて守門高校スキージャンプの番。悠太と暁が最後の1コマにちょろっと登場しただけで、今回も奥信高校の出番はありません。次回予告、全然書いていること違うじゃないの。やっぱ、次回予告はアテになりません。


 さて、不正が分かっていてもどうにもならないバッケンレコードを毎度毎度越されるゲテモノ食いの槙野慎二さん。いや~、彼のむず痒い気持ちは、ひしひしと伝わりますねえ。本人は、ごくごく真面目にジャンプをしているのに、不正をしている輩にバッケン越え。不正の事もあるけど、自らの神聖なものを汚されたような気がしてたまりません。しかも、明らかに不利な状況でスタートサイン。槙野自身が『おれは一体何と戦っている?』と独白するのも納得します。プロは、本当に辛いよ。


 そして、あのでっち上げの表彰式。これも見ていると、守門高校への怒りみたいなものと心苦しいものが沸いてしまった。そりゃあ、正当な方法で勝ったわけでもないのに、インタビューを受けるのだから。これで、勝ちに対しての気持ちが増長して、良心が痛まない人間にでもなったらどうするんだ!?もう、そんな片鱗すら見せているし。下里さん、息子にとんでもない事を吹き込まないでください!!


 しかし、槙野さん、随分と大人な人間ですねえ。どんなに嫌な事があっても、これは仕事だと割り切っているし(ア○ルショップ先輩は、ノノに負けた時、バックれました。)、過去の事よりも未来の可能性を信じている。この程度の仕打ち、きっとオリンピックの敗戦帰国の時に比べたらまだましだと思っているんだろうなあ…。


 


 やたらと不正がまかり通るノノノノ


 来週は、一体どのような展開になるだろうか?そろそろ100話に近付いてきたし、ますます面白くなってきた。


 頑張れ、奥信高校スキージャンプ部!!こんな奴らに負けるなよ!!


 


 ノノノノ98話の評価


 


 満足度 ☆☆☆


 スポーツ度 ☆


 アンフェア度 ☆☆☆☆☆


 


 






 


 場所考えろよ…。


 


 リアル充実者が羨ましい蔵間マリコです。


 はぁ…、今日も疲れた…。寒空の中、運転マナーの悪い運転手に言われもないクレームを付けられたり、工事会社の不足の事態で、必要の無い残業に付き合わされてしまったし…。まあ、これは自分の仕事の内容が内容だから、仕方ないんだけどね。


 だけど、それ以上に大変だったのは、会社に帰った後。外がやたらと寒いせいか、暖かい事務所に戻ったら尿意が急に押し寄せてきて…。それで、トイレに行って一安心してコックを回すと大変な事になって…。何を詰まらせていたか、それとも老朽化していたの分からないが、水が逆流してきたんだよ。それでもう、事務所は大パニック。自分は、幸い早く逃げていたから濡れずにすんだけど、事務所の一室が水日だし。おかげで、しばらくの間は立ち入り禁止になって、荷物を回収するのにもしばらく待つ羽入になりましたとさ。


 ホント、どうしてこうもタイミング悪く災難が起こるのやら…。昔から、たまたま使っていたら物が壊れていたりする事は多いし、大きなイベントがある前日には高確率で怪我や病気になったり…。まあ、代わりにくじ運がやけに良いような気もするけど。


 それでも、リア充とは程遠い。仕事がやたらと忙しいのに安月給で、ルックスも残念で、彼女もいない。唯一の楽しみは、二次元の世界に陶酔する事。多分、リアル充実者をリア10として考えるのなら、多分、リア5ぐらいの充実感しかないと思う(そういえば、似たようなネタを過去にもしたな。)。はぁっ…、思わず溜め息が出てしまう…。


 


 そういやあ、リア充と言えば、今日、二度も100人が見たら100人充実しているなという人間を二組ほど見た。


 一組目は、仕事中の時の事。現場を転々と移動して、昼に食べたたい焼きのエネルギー補給分も尽きかけていた。集中集中と自分に言い聞かせながら、自分は仕事に励んでいた。すると、遠くから、高校生と思わしき二人組みが自転車で横切ってきた。自転車を漕ぐ男と後ろに座る女。恐らくは、カップルだろう。


 いや~、たまにこういう光景を見るけど、微笑ましい。まるで、漫画やアニメの一シーンみたいで絵になる。だけど、同時に羨ましくも思ってしまう。地味~な高校生活を過ごした人間の自分にとっては、こういう人たちが充実した人生が輝かしく見えちゃうよ…。


 もう一組は、家に帰る時のバスセンターでのエスカレーターの出来事。今日は、仕事が終わるのも遅かったし、会社へ帰ったら帰ったで足止めを食わされ、ゲーセンにも某所にも寄らずにバス乗り場へのエスカレーターに乗っていたのだが、自分より一つ前の人がね。何しろ、エスカレーターで人目を気にせずに堂々とキスをしているのだから。


 いや何ていうか、呆れたね。わざわざここでキスをしなくても、いいんじゃないの?家でキスをすればいいのに。その光景を見た人皆が皆、文字通り開いた口が開かない状態であった。ホント、リアル充実者は良いですよね。そんなに、「リアル充実者ですよ~。」と自慢したいの?


 


 あ~あ、何処も彼処もリアル充実者ばっかり。今の自分の心は、非リアル充実で水橋パルスィ状態ですよ。


 きっと、飛行機が不時着したり、船が難破にあって、自分と女性が二人だけが無人島に取り残されて極限の状態に追い込まれても、結ばれるなんて事ないだろうなあ…。こんな頼りが無く、無計画な人間だから。どこぞやのマガジンの漫画がある意味羨ましいです。あの台詞は有り得ないが。


 


 






 


 やっぱ、NHKはよく分かっていらっしゃる。


 


 今年の大晦日が楽しみな蔵間マリコです。


 昨日、ついに決まりましたね。大晦日最大のイベント紅白歌合戦の出場者が。大御所クラスの歌手に、今流行のグループなど例年通り豊富で豪華なラインナップな事。しかし、その中でも、一際目立つのが、アイドル声優の水樹奈々が紅白歌合戦に選ばれたと言う事である。


  水樹奈々と言えば、あの澄み切った歌声に非常に質の高い歌唱力。声優業は声優業で、魔法少女リリカルなのはフェイト・テスタロッサのようなスマートな役柄(個人的には、渋くシグナム派ですが。)からみなみけ南冬馬みたいな男勝りな少女など、最近ではMUSICJAPANのナレーションも演じている。声優やアニソン歌手として大成している人は多々いるだろうけど、二束の草鞋で成功している人は、そんなに多くない(逆に、声優業を疎かにしている声優は個人的には好きではない。)。自分も、リリカルなのはA'sのOPのETERNAL BLAZEは好きな曲の一つだしね。あれは良い歌だ…。


 おかげで、自分みたいな人間界隈では大騒ぎ。単純に喜んでいる人もいれば、品位とかの関係で複雑な心境の人もいる。自分としては、どちらかと言えば前者の人間だ。そりゃあ、公平な眼で見られた結果(少し偏りもある気がするけど。)なんだからね。別に、実力があれば誰が選ばれようがおかしくない。いや~、今まで紅白歌合戦には、オタクなんて全く無縁なイベントだと思っていましたけど、ついに参加する事になるとは。去年は、大晦日にラジオでアニソン三昧の時間を設け、今年は水樹奈々が紅白に出場。やっぱ、NHKの見る目は、本物のようです(少し偏りもある気がするけど。)。


 


 だけど、こういうアイドル声優がTVに出たりするたびに、疑問に思う事が一つある。なんで、アイドル声優の扱いが、他の歌手に比べて扱いが悪いのか?


 確かに、声優業というのはこの手の趣味に興味が無い人にとっては異質なものであるのは、自分でも理解している。だからといって、冷遇するのは明らかにおかしい。だって、仮にもオリコンチャートとかで上位にランクインしたんだから、実力があるというのは自明の理でしょ。熱狂的なファン達からの組織票なんかもあるかもしれないが、それは他のアーティストにだって言えることだし、それだけ惹きつける魅力と実力があるからこういう事があるんじゃないの。だから、同等に扱うのが普通なはずなのでは。


 なのに、アイドル声優だからといって、それをハナからのけ者にするはおかしくないか?重要なのは、職業と見てくれ?いいや、重要なのは、声だ、歌唱力だ、実力だ。ホント、アニソンだからといって馬鹿にする人間に、何も知らせずに聞かせてやりたいね。それで、最初は上手いとか言っていて、その歌がアニソンで最悪とか言う人は、単なる色眼鏡にしか過ぎない。こういう人こそ、歌を評価するべきでないと思う。


 ただ、これだけは認める。ファンの行き過ぎた行為が、評価を下げている一因であるというのも。今回の件で、Yahoo!のファンを投票を見たが、ファンとアンチとでいがみ合い過ぎ。純粋に応援している人間としては、少し悲しい。お互い、気にせずに純粋に応援すればいいのにねえ…。


 


 まあ、どちらにしろ今年の紅白歌合戦、水樹奈々が登場する事だから、珍しく1から見てみようかな?さて、一体どんな曲を歌ってくれるだろうか?個人的には、リリカルなのわ関連を歌って欲しいです…。


 


 






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