世界観が変わりすぎて、描きにくい…。
新シリーズのイラストになっても、相変わらず残念な絵しか描けない蔵間マリコです。
さあさあ、始まりました。土曜日恒例の何回描いても何回かいても上手くならないイラストのコーナー。さて、前回までは『魔法少女リリカルなのはA's』のアレンジコスチュームイラストを描きましたが、今週からは『魔法少女リリカルなのはStrikerS』(以下、なのはSS)のアレンジコスチュームのイラストを。そのなのはSSの記念すべき1回目のイラストは、高町なのはを隊長とする機動六課の武闘派、『スバル・ナカジマ』を描きました。
スバルというと、なのはSSの新キャラの中でも群を抜いて目立った印象を受けたキャラですね。今までのなのはシリーズの戦うキャラクターとは違い、拳を主体とした格闘戦で戦っているのですから。だから、ストーリー序盤は、なんとなく違和感を感じてしまいました。まあ、腕につけているリボルバーナックルのギミックは、結構好きだけど。
でも、作品の体質が大きく変わったといえど、しっかりとなのはという作品の遺伝子をしっかりと継いだキャラだと思う。同僚であるティアナ・ランスターとの友情、人と機械を融合させた戦闘機人として生まれた存在、そしてスカエリッティ一味に洗脳された姉、ギンガ・ナカジマとの一騎打ち。まさになのはらしい設定や展開をこれでもかといっていいぐらい詰め込んだといえるキャラであろう(魔法少女のタイトルに相応しいキャラなのかは、少し怪しいが。)。
さて、第三期でキーパーソンの一人であったスバル・ナカジマ、第4期の『魔法戦記リリカルなのはForce』ではどういった活躍をするだろうか?多分、魔法効果を無力化させて戦うサイファーと激突するんじゃないのかな?スバルの特殊能力の性質上、無力させれるのか少し怪しいからな。アンチ的存在として活躍しそうだが、どうなることやら…。
そんななのはSSのメインキャラクターを描いてみましたが、簡単な部分と難しい部分が激しくて、出来不出来に差のあるちぐはぐなものになってしまった。う~ん、思い通りに描けるようになりたい…。
まず、服装に関してなのだが、これはスカエリッティ一味の戦闘機人部隊・ナンバーズ及び洗脳状態のギンガが着ているスーツを採用してみました。差異は、各部についているサポーターのカラーぐらいか。アニメで描きやすいようにデザインされているためか、そこまで苦労はしませんでした。ちなみにスバルの戦闘コスチュームは、ギン姉のイラストを描く時に描くつもりです。
次に姿勢。これは、なのはSSの1話目の一シーンをモチーフに描いたのだが、描くのにそこまで時間を要しませんでした。ピチっとしたスーツだから、服の事を考えなくても良いからね。でも、胸があまりも残念な出来になってしまった。なんていうか、奥行き感とかおっぱい特有の丸みが上手く描けていないんだよね。やっぱ、胸を描くのは難しい…。
そして、武装のアレンジ。作中のスバルの武装のマッハキャリバー及びリボルバーナックルは、比較的こじんまりとしたものとして完成されているが、自分は戦闘機人ということを意識して、より兵器らしい物にしてみました。リボルバーナックルは、腕に小型のバルカン砲(元々は、バンカーを装備させたかったのだが、バランスが合わなかったので辞めました。)を搭載して射撃戦を意識、マッハキャリバーは先端に刃を取り付けて、殺傷力の追加。そんなイメージで描いてみたんですけど、それが絵心が無いというか…。
あとは、髪型が上手く描けなかったとか、スーツがてかりすぎとか、ハチマキが上手く描けていないとか…。まあ、何時ものように悪い所ばかりというわけですよ。
とりあえず、なのはSSのアレンジコスチュームイラストの第1回はここまで。
次回は、機動六課所属のスバルの良きパートナーである、『ティアナ・ランスター』を描く予定。
自分としては、原作とは違い、重武装にしたいつもりなのだが、どうやってアレンジしようかな?凄く難しい事になりそうだ…。