続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2010年08月

こんにちは!トラックバックテーマ担当の吉久です! 今日のテーマは「あなたはテレビっ子ですか?」です。あなたはテレビっ子ですか?テレビは良く見てますか?吉久は「テレビっ子」です。暇なときはテレビをつけ、なにかやっていても、寂しいからとテレビをつける・・・テレビがついていないと、落ち着かないときもあるほどです。�...
トラックバックテーマ 第1030回「あなたはテレビっ子ですか?」


 今回の御題は、『テレビっ子』。
 いや~、初めて聞きましたねえ、テレビっ娘という属性。ドジっ娘とか男の娘とかみたいな良く聞きますけど、そんな属性何時出来たんでしょうか?テレビの娘?う~ん、どんなおにゃのこなのだろうか?ちょびっツみたいに出てくる人型PCの如く、アージュの姉妹会社のエロゲーみたいに人型ゲーム機の如く、TV代わりになる人型TV?それとも、テレビの中から飛び出したおにゃのこ(貞子は勘弁。)?もしかして、大穴で頭がTV(そういえば以前、ブログ仲間が頭がPCのモニターになっているヒロインが出てくるゲームをしていたな。やっぱり無理のある設定だったらしいが。)?テレビっ娘という属性が、どんなものか気になるところだ。
 まあ、そんな馬鹿な冗談はともかく、自分はTVっ子かというと、紛れも無くそれらの部類に属する人間の一人である。寝ているときと部屋に不在の時以外は、必ずといっていいぐらいTVがついている。基本、駄駄流しのため、特に決まってはいないけど、何かをしながら見ているという感じだ。漫画を読んでいる時だって、ガンプラを読んでいる時だって、PSPやDSで遊んでいる時だって。今だって、アニマックスのケロロ軍曹を見ながらもブログを書いているのだから。
 いや~、自分にとって、TVとPCと漫画とゲームとは体の一部となっているとも過言ではない。なんていうか、これらどれか一つが欠けたら、3日と持ちそうも無い。ここまで来ると依存症の領域かもしれない。それだけ、TVが自分の生活に占めるウェイトは相当大きいのだろう。

 しかし、そんな悠々自適な生活の終了のカウントダウンが近付いてきている。そう、あの黄色いスク水を着た鹿が告知しているように、アナログ放送の終了が近付いているのだ。
 これは、貧乏人の自分にとっては、非常に痛い出来事である。少ない給料から雀の涙ながらも貯金しつつ、東京への旅行を目指していたのに、またもや余計な出費がかさんでしまうのだから。もし、チューナーを購入するにしても、それでも数万円は軽く飛ぶのは確実だし、何か使い辛そうだし、すぐに壊れそうで不安…。
 かといって、大枚叩いて地デジチューナー付きのTVを買うにしてもねえ…。今使っているブラウン管のTV、結構気お気に入りだからねえ。いや、別に中の人が釘宮理恵というイメージが強いtorne付きの980円のTVとかカイロにいる吸血鬼が映るTVとか深夜放送に行なわれる演説を聴いたら壊れるような妙なTVじゃない。うちの親戚が、一人暮らしするため、引越しする際に3000円の格安で引き取った物である。そこそこ年季の入ったものだから、アダプターの接続部分の調子が悪くなったり、リモコンの2ちゃんねると10チャンネルだけが反応しなくなっているものの、自分好みに設定したりしているし、画面もそこそこ大きいから、かなり使い勝手が良い。あと5年は使えそうな感じである。
 でも、そんな所に、アナログ放送終了だからなあ…。明らかに、新しい家電製品を買わせる為の企業側の陰謀である。世界に渦巻く陰謀である。愛着があっただけに、これは非常に遺憾だ。

 う~ん、どうしようかなあ、地デジ対策。
 そのまんま今のTVを使い続けてチューナーにするにしても、新しく地デジチューナー付きのTVにするにしても、早く決断しないと大変な事になりそうだ。こういうのは、駆け込みのタイミングで買おうとする失敗するパターンが多いからな。TVが消えた日々を送るのは、自分には考えられない。
 どちらにしても、お金がかかるのは間違いない。嗚呼、頭が痛い…。


             Kanon 沢渡真琴&天野美汐

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 魔法少女が、わんこ系少女に化けた…。
 両方とも好きだけど…。

 久々に、プライズ景品をゲットした蔵間マリコです。
 昨日、ゲームセンターのクレーンキャッチャーである物をゲットした。大人気美少女ゲーム『リトルバスターズ!』のマスコット的ヒロインである『能美クドリャフカ』のキャラクターフィギュア(水着Ver.)だ。
 自分は、このクドリャフカのフィギュア、ある用事のついでに何時も利用するゲームセンターで入手しました。それも、調子よく700円で。日曜日だったせいか、客寄せのために設定を甘くしていたようだけど、ここまで簡単に手に入ったのは久しぶりかもしれない。普段だったら、3000円~4000円はザラにかかるというのに、その数分の一で済んだのだから。クドリャフカみたいなちっちゃいおにゃのこが大好きな人間としては、ある用事のついでに挑戦した甲斐があったよ。丁度、リトバス(現在、5人攻略。)をプレイ中だからタイムリーでもあるしね。
 ちなみに、ある用事というのは「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」の一番くじの事。それをゲットしようと、昼に某所やサンクス系列のコンビニを炎天下の中、必死に探し回りましたけど、どこもソールドアウト状態でした。あったとしても、末賞のG賞しか残っていない状態だったりと。どうやら、どこの店も発売2時間もしないうちに全滅したようだ。
 正直、リリカルなのはのファンを甘くみていた。今まで一番くじと言うと、結構長い間、A賞やB賞が残っていることが多かったから、少し遅れて買いにいっても大丈夫だろうと思っていたけど、リリカルなのはだけは例外だった。う~ん、また再入荷を行なってくれたら有り難いのだが、なんかまたゴッタ返した状態になりそうだから、当面は無いだろうな…。


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 で、これがプライズ景品の能美クドリャフカのフィギュア。
 白スク水を着て、マントを羽織って、アヒル座りというデザイン。クドの格好でも、よく見かけるデザインの一つですね。個人的には、スク水よりもスタンダードにビキニのほうが好みですが。
 髪やマントのなびき方が甘かったり、髪の毛の部分に繋ぎ目があるのは、プライズ景品の性質上、そこまで力を入れれるわけじゃありませんが、及第点だと思う。色合いは、比較的原作に忠実だと思う。もし、こんな可愛いおにゃのこがいたら、抱きつきたいものです(ただし、二次元のおにゃのこ限定。)。


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 クドをズームアップして撮影。
 個人的には、白スク水は作り手側の一番のこだわりを感じる。白スク水の縫い目もしっかりと描かれているし、皺の寄り方も妙にリアルである。特に、ぴっちりした感じがうっすらと表現されたボディライン。幼児体型独特のぺったんこっぷりと細身の体が、最高です。
 ただ、マントの塗り方が甘いなあ…。若干はみ出ている部分もあるし、特に角の部分が顕著。もう少し、丁寧に作って欲しかった。

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 クドフェイス&クドヘッド。
 目の描き方も原作の再現性が非常に高く、元気一杯な表情も可愛らしさあふれます。中でも、クドのチャームポイントの一つであるちっちゃな八重歯も健在。遠くでは分かりにくいけど、あると無いとでは可愛さに全然変わってきます。
 でも、顎の部分に繋ぎ目があるのは残念。自分が持っている同じプライズ景品の『これが私の御主人様のフィギュア』は、そのつなぎを上手く誤魔化す工夫が施されていたのだが…。まあ、あれはシリーズ全般的に評判の良かったフィギュアだから、それを超えるような出来を求めるのは難しいか。

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 クドフット&クドヒップ。
 個人的には微妙な出来。固定用のでっぱりが無いのは嬉しいし、ヒップも形も悪くないけど、太腿がペッタンコになっているし、い太腿の裏側に会社名と製造地が…。そういうのは、台座の裏でも良かったような…。

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 クドボディ&クド股の拡大。
 エロイ、エロすぎる…。流石、リトルバスターズ!のマスコット的ヒロインだけあって、ヤバすぎる…。理樹の代わりになりたいです…。

 とりあえず、レビューはこれで終了。悪い所もあるけど、プライズ景品としてはそこそこの出来だし、こだわりも感じられて、クドのファンはゲットしても損はないかも。すぐの目に入る机の上にでも飾って置こうっと。
 しかし、クドリャフカは可愛いけど、どうしてあんなクチャクチャなシナリオになったのだろうか…。クドの母の乗ったロケットが墜落事故を起こすところまでは、結構良かった。でも、クドが連行されて、井戸みたいなところで監禁されるところから無理がありすぎる。特に、脱出後のシーン。外は暴徒だの哨戒部隊がわんさかいる上に、無事空港に辿り着いたとしても、飛行機に乗る事が出来るのやら…。
 自分としては、この状況を打破したのは、来ヶ谷唯湖が「ふははは!!怖かろう!!」と言って、バグを射出して、その間に逃げ果せたとしか思えん。そうじゃないと、納得がいきません!!もし、アニメ化するとしたら、そこを改善してほしい所だ。クド好きな人間としては。


       リトルバスターズ! 能美クドリャフカ

 早い、早すぎるよ、チュンソフトさん…。

 1000回遊べるRPGが大好きな蔵間マリコです。
 2月に最新作が出たというのに、もう最新作が発表されるなんて早いですねえ。チュンソフトのサウンドノベル作品と双肩するローグライクRPG『風来のシレン』シリーズの最新作、『風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』が。いや~、これには驚きましたねえ。風来のシレン3で一度瀕死状態に追い詰められていたチュンソフトの看板作品が、シレン4で元気を取り戻して、次の作品は期待できると確信していたのですが、もうシレン5が発表されるなんて。しかも、発売予定が12月。初代シレンから遊び続けているシレンジャーとしては、嬉しい所ですよ。
 それに、なんかもう色々と続報が登場しているようだ。舞台はなにやら中華風でシレンの元々の背景設定を重視したようで、何か桃というおにぎりやバナナみたいな食料らしきアイテム、一風変わった床や状態変化などが登場する模様。それに、夜システムや装備品の成長システムも続投らしい。まだどんなものか良く分かっていないことが多いが、楽しみで楽しみでたまらない。
 でも、同時にちょっと不安も感じる。なんていうか、時期尚早?シレン4が今年の2月に発売されたのに、シレン5が12月って早すぎる。なんかドラクエⅡの発売スピードに近いものがあるぞ。せめて、来年の7月発売ぐらいにしてくれ…。このまんまじゃあ、1000回遊ぶまでに発売してしまうよ…。救助回数も、まだ450回なのに…。もっと遊ばせて!!
 
 それはともかく、シレンも息の長い作品である。今年で風来のシレンも15周年(トルネコ含めると17年目。)。タイトルは、シレン4の時点で通算7作。シレンも1作目から見ると随分と進化したものである。合成数を制限する印数、装備の強化限界、救助システムの導入、技の登場、夜システムの追加などなど…。毎回新しいシステムを導入して、飽きさせない。でも、あまり複雑化していない(シレン3は除く。)。そんな絶妙なバランスが魅力の一つかもしれない。
 そして、自分も15年間で結構上手くなったかもしれない。今でこそ最近のシリーズは、比較的少ない冒険回数で本編攻略できるようになっているけど、初代なんて300回以上冒険するほどのヘタレだった。無駄な行動があまりに多すぎるためか、3階で餓死する事もたびたびあったし、同じフロアで若干強いハブーンにすら苦戦する始末。しかも、そこの難所エリアを越えたと思ったら、また新しいフロアで大苦戦。恐らく、ダンジョン全体を見据えたプレイングでなく、その数ターン先しか想定していないプレイだったから、ゲームがなかなか進めなかったのしれない。
 でも、クリアーした時の達成感は15年前と同じく、一入である。物語の舞台の最終目的地で行なわれる最終決戦、その激しい猛攻を耐え抜き勝利し、最後に待ち受ける真相と感動のエンディング。基本、シレンシリーズは世界観がしっかりしていながらも、プレイヤーに想像させる部分があるからこそ、本編クリアーした時の嬉しさは色褪せないのだ。
 そして、それが攻略後のダンジョンとなると尚更の事。特に、もっと不思議系のダンジョンの達成感は本編の数倍以上である。アークドラゴンだの、イッテツ戦車だの、みだれ大根だの、ゲンナマゲイズだの、デビルカンガルーだの、ノコギガッターだの、シハンだの、チドロだの、ダイレップウだのの気の狂ったような能力を持つモンスターが登場しまくるからな。死線を掻い潜って、最下層まで潜る緊張感と快感と達成感はたまらない。これだから、シレンはやめられないとまらない!!

 15周年になって、ますます面白さの勢いが増す、風来のシレンシリーズ。シレン5も、今までのシリーズ同様に名作(シレン3は例外。)と名高い作品になってほしいものである。
 さて、これを書き終えたら、シレン4の救助でもしようかな?プラチナ・パラダイスの中層ぐらいの比較的手軽な場所があれば有り難いのだが…。欲を言えば、泥棒の出来る機会の多い配置を希望。泥棒稼業は、シレンにとって日常生活の一部みたいなものですから。


        風来のシレン4 シレンへの道96階

 
ノノノノ 7 (ヤングジャンプコミックス)ノノノノ 7 (ヤングジャンプコミックス)
(2009/08/19)
岡本 倫

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 また、今週も休み…。

 たんの漫画が無い週は暇な蔵間マリコです。
 さて、今日は週刊ヤングジャンプの発売日…、なのですが、今週はノノノノが休み。嘘喰いキングダムハチワンダイバーなど看板作品も好きですけど、たんの漫画目的で買っている人間としてはかなり残念です。先々週が合併号で、ヤングジャンプそのものが休みでしたが、今度はノノノノが休載。IH編も佳境に入って、物凄く良い所で話が終わっているのに…。でも、その分、時間があるからきっと良い漫画を描いてくれるはず。たん、来週のノノノノを期待してますよ!!
 で、今週はノノノノが休載なので、今回は例によって、ノノノノの名台詞・迷台詞集のコーナーをお送りしたいと思います。今回は、単行本7巻、第64話から第75話までの部分。皇帝のイメージチェンジから、IHへの残る1席を賭けた戦い、そしてトラウマに怯えるノノの所まで。まさに、皇帝無双な巻ですね。
 というわけで、ノノノノのファンじゃない人にとっては、退屈な内容になるかもしれませんが、適当でもいいですので、最後までお付き合いしてください。では、どうぞ!!

 第65話『応援してください』より、尻屋潔の台詞。

 今度の予選会――、ぼくのことも応援してもらえませんか。野々宮の100分の1くらいでいいから…。

 皇帝こと尻屋潔を辞退させるためにノリコに扮したノノに対して言った台詞。
 前後の皇帝の変態発言(特に、「ぼくの子種を受精していただけるんですか!?」あたり。)のせいで台無しになっているものの、これ単体で見ると純粋に頼んでいると窺える。ノリコのことも好きだけど、それと同じくらいにスキージャンプも好きだ。だから、僅かでもいいから、自分を応援して欲しい。普段は、他人を寄せ付けない狂犬っぷりと全女性の敵ともいえるぐらいの変態っぷりだが、根底にある素直さがあるから、皇帝というキャラに好感がもてるのかもしれない。
 しかし、ノノはかなりの悪女だなあ…。普段は女性である事を隠しているのに、こういう時に限って、女性である身を利用するなんて…。スキージャンパーなら、スキージャンパーらしく、スキージャンプで勝負しなさい!!

 第68話『約束したでしょ』より、尻屋潔の台詞。

 お前ら全員――、皆殺しだ!!

 皇帝に恨みのある者達に、暴力を振るうとIHに出られないという弱みを握られ、一方的に殴られる皇帝。そんな時に、ノリコ扮するノノが襲われた事によって、皇帝の自衛行為という名の暴力が解き放たれる。この台詞は、その瞬間である。
 いや~、アフロから普通の髪型に変えて、丸眼鏡もやめて、てっきり普通のキャラになったと思ったら、相変わらずの狂犬っぷりで安心しましたよ。しかも、この台詞に皇帝独特の顔芸がセットになっているから、かなり凄みがある。やっぱ、見た目が変わっても、中身は前と同じ皇帝である。いや、これから先の展開を考えると、イメチェンした後のほうの行動が強烈かもしれない。
 だけど、ノノがノリコに変装している時、みかげはどうしていたのだろうか?制服を貸していたから、恐らくは代わりにノノの着ていたスーツを着ていたという可能性もあるが、でもそれだとバレる可能性も。もしかして、みかげは上半身ブラだけ?そんな格好だと、風邪を引くか、火野に襲われますよ?

 第71話『ジャンプと風』より、尻屋潔の台詞。

 お前らと一緒にすんな。俺に風なんか関係ねぇんだよ。

 IHの残り1席を賭けた皇帝VSノノの実質的な一騎打ち、その一巡目のジャンプを終えて、尻屋潔が語った台詞。
 カッコいい、凄くカッコいい、最高にカッコいい。落とされやすい追い風という悪条件を物ともせず、自らの力だけでねじ伏せる。そんな卓越した力を持つ皇帝だからこそ、許される台詞なのである。マジで、痺れるわ。
 まあ、そんなカッコいい台詞を吐いた皇帝だけど、疑問に思うことがある。後の話になるのだが、第128話でノノの兄の悠太の幻が「風は、強い選手が飛ぶ時に吹くんだ。」が言っている。果たして、どちらが正しいのだろうか?自分としては、どちらも正解だと思う。ただ、それが選手のスタイルによって変わるだけの話。皇帝や赫のように重量級であれば、力で押し切り、悠太みたいな軽量級なら風を利用する。そんなところであろう。
 でも、悠太の理屈だと、力押しの重量級の人には通用しない理屈なのだが…。言いたいことは分かるけど、一緒くたにしたような言い方だから腑に落ちない…。

 どれもこれも、皇帝の台詞ばっかりですいません。ノノや暁も良い台詞があるんですけど、7巻というと皇帝のために用意された巻みたいなものだからね。他の台詞は、何れかの機会で。
 さて、来週からはノノノノは通常運行。悠太の正体に気付き、感涙している真岡だが、IHの行方はどうなる事やら…。

 プレイしたかったのに…。

 チャキチャキのゲームセンターっ子な蔵間マリコです。
 う~ん、どうして自分の行動範囲内のゲーセンには置いてないのだろうか…。CAVEの完全最新作の弾幕横スクロールシューティングゲームの『赤い刀』。横スクロールSTGのゲームバランスを勘違いしたプロギアの嵐や未完成品をロールアウトしたからして、CAVEの横シューはあんま期待はしていなかったんですけど、新作である以上はシューターとしては一度着手してみたかったんですよね。で、昨日まで続いていた短くて遅い夏休みを利用して、自分の活動範囲内のゲーセンを転々としてみたのですが、どこにも置いていなくて…。一応、広島県圏内に稼動している店があるっぽい(後で調べましたが、ありませんでした。デマ掴まされた…。)けど、どうもそこに行くには手軽じゃない。
 う~ん、いくらSTGが格ゲーや音ゲーの強大な勢力に追いやられているジャンルであるとはいえ、これは有り得ないなあ…。プレイ人口はそこまで多くは無いが、プレイしている人間の多くがリピーターだから、意外に回収率良いとか聞くのに…。やっぱ、不景気の影響で、新作とかの入荷に慎重な所が多いのだろうか?一度はプレイしてみたかっただけに非常に残念である。しばらく経って、どこかが入荷するのを待つしかないか…。

 やはり、時代の流れや趣味の多様化によって衰退の一途を辿るゲーセン。うちの利用するゲーセンのいくつかは、格ゲーのメジャータイトルともいえるKOFシリーズの最新作のKOF13を入荷していない店もあるし、ビデオゲームの数を減らしたせいか寂しく感じる店もあるし。少し前には、お気に入りのゲーセンが閉店してしまった。
 でも、物心ついた頃からゲーセンに行くことが多かった人間としては、こういう時代だからこそ頑張って欲しい。古くは、バブルボブルシリーズや双龍(ダブルドラゴン)から始まり、天地を喰らうⅡ餓狼伝説シリーズ、トップハンター鉄拳シリーズ、メタルスラッグシリーズ、Mr.ドリラーシリーズ…。ここ数年だと、戦場の絆怒首領蜂大復活といった感じ。プレイ期間が短くてもはまったものを含めると相当な物になるかもしれない。それだけ、自分がゲーセン大好きっ子なのである。
 個人的には、今のゲーセンのビデオゲームのジャンルと言えば、格ゲーみたいな対戦型ゲームかSTGといった一見さんお断りみたいなジャンル(それでも、両者とも遊びやすいようには努力はしているのだが。)が非常に多いから、思い切ってメタルスラッグみたいに取っ付きやすいアクションゲームを復活させたら、多少は状況が良くなるんじゃないかと思っている。それかまたは、比較的難易度が緩いベルトコンベア型アクションとかを。
 ゲーセンで絶滅した二つのジャンル(特に、ベルトコンベア型アクションはジャンルそのものとして絶滅しているし。)、これがあったからこそ、たまたまゲーセンに遊びにいった人でも楽しめた。それに、対戦型ゲームとは違って気兼ねがないからね。
 でも、アクションゲームを作るにしても、どこの会社も嫌がっているからなあ…。1ゲームが比較的長引くから、回転率が悪いし。どっか勇気ある会社が現れてほしいものである。

 ゲーセン大好き人間としては、深刻な状況といえるゲーセン事情。
 もし、これ以上の閉店や規模縮小でもされたら洒落にならない。あの輝かしき時代は、もう戻ってこないのだろうか?考えれば考えるほど、気が重たくなる…。


         

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