続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2011年05月

         冷たいうどん

 まさに、冷え冷え~。

 暑い日には、冷たい食べ物が最適だと思う蔵間マリコです。
 今日で5月が終わり、明日から6月に入る。春の陽気な気候も潜めはじめ、徐々にながらも夏に向けて暑くなって来た。うちの会社も省エネを考えてか、かなり早い段階に夏服へ移行し、すっかり涼しい格好で仕事をしている。とはいえ、こっちに走ったりあっちに走ったりとやたらと忙しい仕事だから、汗をかく汗をかく。暇なのよりかは遥かにマシだけど、日焼けも手伝ってか体が火照って結構キツイ。これが、7月8月だったら尚更の事。下手すりゃあ、熱中症でバタンキューですわ。
 でも、そんな時だからこそ、冷たいものをガッツリ食べて体力を回復させないとね!!という事で、今日は現場の近くのショッピングモールの鈴仙・優曇華院・イナ…、じゃなかった、うどん屋で冷たいうどん(+竹輪の天麩羅+舞茸の天麩羅+温泉玉子のせ。原形を留めないのはお約束です。)とおにぎりを食べました。
 いや~、温かいうどんも好きですけど、こう暑い日には体の中がキンキキッズンに冷える冷たいうどんが最高。冷たくなることによって麺の弾力が増し、食べごたえバツグン。出汁もしっかりと濃いく味付けられ、体中に染み渡る。そして、カラッと揚げられた天麩羅がうどんをより一層美味しく食べることに手伝い、温泉玉子がまろやかさを与える。まさに、暑い日にはもってこいの料理だ。
 おかげで、今日の午後の仕事は全力投球できましたよ。ホント、冷たいうどん様様である。

 それにしても、どうしてこうも冷たい麺料理って美味しい物が多いのだろうか…。
 素麺にしたって色々薬味を入れて、変幻自在な味を楽しむ事ができるし、冷たい蕎麦にしたって強烈過ぎる風味が丁度よく抑えられて食べやすい。冷麦なんかは、素麺とうどんの中間のような歯応えも最高だし、あの食紅とかで色をつけている麺がちょっと嬉しいし(色のついている麺は、パッと見で冷麦である事が分かるようにするための工夫らしい。)。ホント、夏の麺は美味しいものばかりですわ。
 ただ、そんな夏の風物詩である冷たい麺ですけど、苦手な麺が実は二つほどあるんですよねえ…。その苦手な麺料理というのは、中華料理屋の夏限定メニューの冷やし中華と、一時期、話題になった冷やし坦々麺が苦手だ。
 どうしてなんだろうか、この二つだけは凄く苦手なんですよ…。冷やし中華は、あのスープともドレッシングともいえない汁をサラダみたいな具材と麺にかけて食べるという感覚がどうも分からなくて(マヨネーズとか和からしなんかが加わるとますます…。)…。冷やし坦々麺にしたって、初めて食べたのがどうにも救えないような味でして…。
 恐らくは、冷やし中華も冷やし坦々麺も美味しいのはとにかく美味しいんだろうけど、ファーストインプレッションが最悪だったからなあ…。まあ、なんか凄く話題になるような店が出たりしたら、食べに行くかもしれないが、それ以外はちょっとねえ…。

 体を程よく冷やし、体力を回復させてくれる冷たい麺料理。
 とはいえ、毎日毎日食べていたら冷たさに慣れすぎて、夏が本格的になる前に倒れてしまう。皆様も、冷たいものばかりを食べ過ぎずに、程よく温かい食べ物も食べて、上手い具合に体調をコントロールしてくださいね!!

 文明の利器は素晴らしいといっても、弱点もあるからなあ…。

 日本の企業も、悪意に負けないで欲しいと願う蔵間マリコです。
 100%復旧からは程遠いですけど、やっとこさ最低限使える状態になりましたねえ。PS3及びPSPの最大のウリといえる機能、PSNが。
 1ヶ月ほど前、海外のハッキンググループ、アノニマス(日本語に約すと集団という意味らしい。)がクラッキング攻撃によって、ソニーPSNが機能不全を起こした。自分は最初、XBOX360が同様の被害を受けた時の対処の速さを考えて、すぐに復旧すると思ったが、ここまでこじらせるほど酷い事になるとは…。ソニーとの間に何があったか知らないが、全く関係ない健全なユーザーにとっては、迷惑極まりない事件である。こんな奴ら、さっさとブタ箱にぶち込まれて欲しいものだ。
 しかし、ソニーソニーである。程度はどうであれ、クラッキングを仕掛けてくるハッカー集団に対してのファイヤーウォールが脆弱な気がするし、それに対する復旧が1ヶ月とあまりにも長すぎる。それに、謝罪として無料でゲームがダウンロードが出来るっぽいけど、ラインナップが非常に微妙なものばかりだし…。どうせなら、2000円分ぐらいのネットマネーをプレゼントしてくれたほうが、よっぽどユーザーとして誠意が…。まあ、トロフィー乞食の自分としては、タダでトロフィーが増えるから少し嬉しいけどさ。

 だが、今回の一連の事件で分かった事が一つある。文明の利器がどんなに素晴らしいものでも、壊れるとそれだけの反動が凄まじくなる事が。
 某不屈の男がテロリストと戦うアクション映画の4.0作目でも描かれていた事だが、一点に集中するシステムがハッキングされてアメリカ中の交通機関やネットなどいったありとあらゆる機能が使えない状態となり、株式市場も一時滅茶苦茶な状態となった。結局は、自体は不屈の男の獅子奮迅の大活躍と協力者のハッカーの助力によって終着したが、現在のネットの脆弱性を示唆した内容となっている。
 今回の件は、そういった大規模のサイバーテロに比べるとかなり可愛いものではあるが、現時的に複数のハッキング攻撃で国家を転覆させられる可能性だって有り得る。最悪、ハッキングされるものによっては、犠牲者が出るということも大いに考えれる。そうじゃなくとも、ちょっとしたいざこざで2chが攻撃されて、システムがダウンする事なんてたびたびあるのだから。
 何故に、このような馬鹿げた事をするのだろうか?そんな才能があれば、世の中に役に立つ事だってたくさんあるだろうし、わざわざ犯罪をしなくても生活出来るような気がするのだが?犯罪者の気持ちなど理解したいとは思わないが、恐らくは世間に不満があるか一種の腕試しや度胸試しみたいな感覚でサイバーテロを行っているのだろう。どちらにしても、早かれ遅かれ咎が下るのだから、そんな事一つで人生を棒に振るなんて、それだけの価値があるとはとても…。世の中、人の価値観なんて全てが分かるわけないか…。

 とはいえ、PSNが一部でありながらも、復旧してくれたのは嬉しい事。
 ここしばらく、魔法少女まどか☆マギカ以外でPS3を起動させてなかったせいか、ちょっと暇だったからな。これでトロステーションも再び見ることも出来るし、PS3のゲームもまとも遊べるようになりそうだ。ソニーさん、この調子で完全復旧頑張ってくださいね!!

         

    看板娘018 COOLに一息。

 6時間目の体育の授業で行われたクラス間での対抗バスケットボールの試合は、38対34とクリスたちのクラスが勝利した。
 点数の内訳は、クリスが10点、司は14点と大活躍。残念ながら櫻は、体育自体あまり得意でないため得点を入れることは出来なかった。対戦相手のクラスの選手に女子バスケ部のIHのスタメン一人、その他スポーツ部の部員が2人いるにも関わらず、司の小柄な体を生かしたドリブルや身長の高いクリスのシュートなどが功を奏したようだ。
 画像は、体育の授業が終わり、一休みしているクリスの図である。どうやら司や櫻とちょっとした世間話をしているようだ。ちなみに、クリスが手に持っているのは自販機で買ったスポーツドリンク、COOOOl!!(100円)。一般的にも知名度が高いごくごくありふれたスポーツドリンクである。

 毎週1回イラストを描く事に励んでいる蔵間マリコです。
 さて、今週も描きました。人体のバランスや透視法がまともに描けないイラストを。さて、前回は体育を御題にイラストを描きましたが、今回はその続きというテーマで描いてみました。
 いや~、今回のイラストは前回に比べると随分楽でしたねえ~。前回は、俯瞰図というちょっと特殊な角度を描いたせいか、人体の構図が無茶苦茶になっていたし、バスケの事はスラムダンクとかみたいな漫画でぐらいしか知らないから、どうもポーズというものが分からなくて…。そういった苦労と比較すると、今回は通常の一点透視法だからかなり労力が少なかったですね。
 とはいっても、相変わらずの残念な出来…。腕の長さがおかしい上に、体全体のバランスがアレで、ポーズが非常に微妙なもの。それに、クリスと背景との奥行き感がなく薄っぺらく見えて、影の位置もねえ…。これでも、実際の風景を写メとかで写して、それを元に背景を描いたり、背景カタログをヒントに構成を考えたり、普段は読まないような女性モデル誌をわざわざ読んで、お気に入りの格好をデッサン人形君で組み立てて、それをデッサンして練習はしているんだけどなあ…。思うように行かないことが多すぎて困るよ…。

 下手なりにでも、考えながら、苦心しながら描いているイラスト。
 さて、次回はこの話の続きとなるようなイラストを描く予定だが、さあ誰を描こうか?一人だけを描くなら労力的に一人でもいいけど、三人描くとなると大変だし…。でも、三人描くとそれはそれで見栄えがよくなるからなあ…。ていうか、シチェーション自体思いつかない…。どうしたものやら…。

こんにちは。 トラックバックテーマ担当の水谷です。今日のテーマは「最近走った?」です。水谷は、最近、仕事の後にランニングをしています。大きな公園が近くにあるので走っているのですがその公園の景色がキレイなので走っていて楽しいです。今年は、ハーフマラソンを完走したいと思っているので徐々に身体を作っていきたいなぁ・・・と思ってい...
トラックバックテーマ 第1202回「最近走った?」


 さて、今回の御題は『走る』。
 マラソンって、いいですよねえ~。風を一身に受けながら走る様、体力とコンディションに合わせて調整する息づかい、きらりと光り流れる汗…。そんな勇姿を見て、男ならサイコーと思わない人はいないですよ、二次元の可愛いおにゃのこを。
 特に、こういった体育系の部活動をしているおにゃのこが走っている所なんかは、最上級そのもの。程よく引き締まった腰周りや太腿、汗で服と密着して露になった胸から腰にかけてのボディラインとうっすら見える下着。個人的には、むっちり系や幼児体型も大好きですが、こう日々スポーツをしている事がしっかりと分かるようなスレンダーなおにゃのこも好きですよ。やっぱ、いいよなあ…、二次元の可愛いおにゃのこは…。

 ゴメンなさい、何時も御題になると暴走しすぎて…。
 前回の記事も結構ドン引きするような内容だったのに、今回はそれ以上の暴走をしてしまいまして…。こんな妄想全開な回答をする自分は、スペースランナウェイした末に因果地平に飛ばされた方がいいですよね…?まあ、そろそろまともに回答しますので、上で書いたことは無かったことにしてください。無茶苦茶な事書いてスミマセンでした…。

 さて、『走る』が今回のテーマですが、自分はしょっちゅう走ってますよ、仕事の関係上でね。
 交通警備という仕事の性質、契約先の工事会社が電柱工事や地下の回線の修理とかですと、看板や土嚢を両手で運びながら現場を移動する事なんてしょっちゅうしょっちゅう。数十メートル先とかならまだしも、100メートル単位で移動させられる事も。特に、雨の日や雪の日なんかは足元を掬われる事もたまにあって、かなり危険。これで転んだらまさに最悪ですよ。
 あと、走るといったら、自分が通っていた高校の年1回の恐怖のイベント、マラソン大会が印象的だった。いや~、アレは地獄以外他ならないものでしたよ~。高校周辺の住宅街を2週約10kmとかなりの長距離を走らないといけない上に、高校のある場所が山の上だったから、コースが非常に起伏の激しいものでして…。
 おかげで、予行練習が数週間に渡ってあるものの、自分を含めてヒーコラヒーコラ肩で息をしながら走る人が続出。本番では、途中で倒れた人が現われたとか真偽が怪しい噂なんかもあったし、走るのが面倒だからコースをショーカットして、それがバレて別の日に走らされた人なんかもいましたよ。それだけ、マラソン大会というイベントが過酷なものだといえるのかもしれない。場所がともかく、山の上の住宅街でさせるのは無謀だって…。

 程々は嫌いじゃないけど、必要以上に走るのはあまり得意ではないランニング。
 来週からはしばらく、住宅街での回線工事がメインになるから、ちょくちょく走らされる事になりそうだが、さてどれだけ走る事になるやら…。筋肉痛になるぐらいまで走らされるだけは、勘弁したい所だ。

          

         げんしけん

 やつらが帰ってきた!!

 オタク文化万歳な蔵間マリコです。
 今日は、地元の大型複合書店でのあの漫画を買いました。感動(?)のラストから5年、オタク間で相当な人気を博した木尾士目作のアキバ系青春漫画『げんしけん』の単行本10巻(単行本表記としては、二代目の壱と書かれている。)が。
 いや~、作者が前に連載していた漫画が苦戦して止むえず、げんしけんを再び連載開始したという話は結構前には聞いていたんですけど、今週発売されていたとは…。すっかり記憶の片隅に置かれていましたし、まどマギの事で頭が一杯になっていてスッカリ忘れていました。漫画読みとしては、これは一生の不覚!!このミスは、介錯で責任を…。
 とまあ、冗談はともかく、その再スタートのげんしけん10巻の感想だが、良くも悪くもげんしけんをやっていたなあという感じだったな。多種多様なオタクの生活サイクルは相変わらずな調子で描かれているし、ギャグも通常運行。そして、何よりも新キャラの男の娘が可愛くて…。ヤバイですか?そんなこたあ、とっくの前に気付いてますよ。
 ただ、第一期が終了した時点で多くの部員が卒業したからなあ…。どうも従来のキャラを多用できないという弊害があって、そういった登場人物の濃さが薄くなったのが残念かな?特に、高坂が今巻に登場しなかったのが、ちょっと残念かな?まあ、その代わりに一番濃い斑目がよく登場していたが。
 とはいえ、総合的な部分で見るとかなりのパワーアップを果たしたげんしけん二代目。この調子だと、次回あたりも期待できそうだ。新キャラもなかなかですし。ホント、げんしけんは面白いわ。

 それにしても、げんしけんが再び読めるとなるとなんだか感激というか懐古的というか…。
 げんしけん、正式名称・現代視覚文化研究会と呼ばれる漫画・アニメ・ゲーム・コスプレといったサブカル系統を扱った大学の1サークルをメインとした物語である。まあ、オタクを取り扱った漫画というのは古今東西存在するものだが、恐らくはげんしけんが最高峰かもしれない。
 このげんしけんの作品としての最大の魅力、個人的には上でも書いている通り多種多様のオタクが登場するという事であろう。オタク初心者の笹原、キング・オブ・オタクの斑目、オタクでイケメンな高坂、おっさん好きの腐女子で帰国子女の大野、世間で嫌われているオタク像まんまの朽木、オタク嫌いなオタクの荻上、電波でやたらとパロディネタの多い年齢不詳外国人のスザンナなどなど…。これに、一般人代表の春日部咲をはじめとした、多くのオタク趣味を持たない人たちを交えて、悲喜交々に話が進む。
 これがなかなかリアリティかつ、漫画チックにカオスでして…。今読むと、今のオタクの定義から古いものがあるかもしれないが、妙に共感してしまう所があって面白い。特に、小火騒ぎの回と笹原×斑目の回は個人的に好きだ。アレは、腹を抱えて笑ってしまったからな。
 それと、げんしけんを語るのに忘れてはいけないのが、作中劇の『くじびきアンバランス』。通称・くじアンと呼ばれる作品は、げんしけんのメンバーたちがこよなく愛するラブコメディ漫画なのだが、作中劇であるにも関わらず、相当な作りこみである事。まるで何処かの少年漫画雑誌にあるかのようなストーリー、キャラクター、設定。魁!!男塾シリーズでいうところの民明書房的なリアリティのある要素で、たびたび驚かされましたわ。その人気があってか、くじアン単体でノベライズ化、アニメ化、ゲーム化が果たされたのだが…。まあ、この事に関してはあまり触れないで置こう。

 オタク文化とオタクの生活を描いたげんしけん
 自分がオタクになったのは社会人になってからだが、自分もこういった青春を送れれたら良かったなあと少し後悔している。自分の青春なんて、あまりロクなことが無かったからねえ。嗚呼、げんしけんの方々が羨ましい…。

 げんしけん10巻の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 オタク度 ☆☆☆☆☆
 青春度 ☆☆☆☆


        

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