あれ、ヤンジャンですでに連載していなかったか?
昔は、借りたりして楽しんでいた蔵間マリコです。
嘘喰いとかねじまきカギューのために毎週毎週ヤンジャンを買っているから、次回予告なんかもチェックしたりしますし、ヤンジャンの姉妹誌も読んだりしていますが、こっちでも出張連載されるとは…。今年で35周年を迎える長寿漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が。
そういえば、こち亀連載35周年企画として、様々なジャンプ系漫画雑誌で出張していたんだよな。ビジネスジャンプでも、雑誌に合わせて両さんがサラリーマンになっていたような無かった気が…。最近は、ジャンプ読んでもこち亀は読まないことが多いからどうも…。
で、ヤンジャンの場合はとどんな内容だったかというと、ヤンジャンのグラビアのコーナーを意識したのか、AKB48をプロデュースするというもの。まあ、時流を読んだこち亀らしい内容といえば内容だったけど、なんか今ひとつキレが…。どっちかというと、平成のこち亀と謳っている『へ~せいポリスメン!!』の方が面白かった気がする…。う~ん、なんだろうなあ…。
それにしても、昔のこち亀は面白かったのに、どうしてこうも変わってしまったのだろうか?
昔のこち亀というと、かなりのハチャメチャさと少量の毒、そして醸し出される下町臭が漂っていて毎週ワクワクしながら読んでいた。何かと男尊女卑をしていた硬派なオタクでダメ人間だけどやる時はやる両さんに、昭和の頑固親父ともいえるような大原部長、そして嫌味らしくない超お金持ちの中川と麗子。基本、殆どメンツが同じであるにも関わらず、毎回毎回しっかりと作られていた。古いやつは古いやつで、当時のの時事ネタなんかも楽しめたし。一時期、単行本も集めていたし、凄い古いのは漫画図書館なんかで借りていた。
あと、アニメ版のこち亀も毎週見ていたな。アニメ版は、原作に比べると毒味は無くなっているが、アニメらしくハチャメチャ具合が増していて好きだった(特に、アトラクション系の話なんかは鋭さが増してて。)。それに両さんの声優にラサール石井、寺井に林家こぶ平といったイメージがつくくらいにはまっていたのもポイント。普通、アニメで有名人を使うとコケるという印象が強いが、この二人は声が特徴的だから上手くいったのかもしれない。こぶ平に関しては噺を売りにしている人間だから、声に関しては心得があったのだろうし。
ただ、何時だろうかこち亀が変わってしまったような気がする。恐らくは、磯鷲早矢とか両津の親戚の擬宝珠家とか大阪の女あたりが登場し始めた、いやマリアが女になったあたりぐらいかもしれない。なんていうか、男尊女卑から女尊男卑にシフトして、何だかギャルゲー臭が強くなり、既存のキャラも全体的に軟派になった感じで切れ味が無くなったんだよ。そのせいか、エキセントリックなギャグというのが出来なくなってしまっている。時代の流れというのもあるかもしれないが、時代が変わって変えちゃあいけない部分があるような気がする…。
こち亀の実写ドラマ?何それ、美味しいの?両さんがラサール石井、寺井がこぶ平じゃない事務所ゴリ押しのこち亀なんて、こち亀じゃないですよ。
自分の感性が変わったのだろうか、それともこち亀が変わったのだろうか?
35周年を迎えたとはいえ、惰性ではなく昔のようにキレのある魅力的な漫画を描いてくれないだろうか?昔のこち亀が好きだけだったに、今のこち亀は…。
昔は、借りたりして楽しんでいた蔵間マリコです。
嘘喰いとかねじまきカギューのために毎週毎週ヤンジャンを買っているから、次回予告なんかもチェックしたりしますし、ヤンジャンの姉妹誌も読んだりしていますが、こっちでも出張連載されるとは…。今年で35周年を迎える長寿漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が。
そういえば、こち亀連載35周年企画として、様々なジャンプ系漫画雑誌で出張していたんだよな。ビジネスジャンプでも、雑誌に合わせて両さんがサラリーマンになっていたような無かった気が…。最近は、ジャンプ読んでもこち亀は読まないことが多いからどうも…。
で、ヤンジャンの場合はとどんな内容だったかというと、ヤンジャンのグラビアのコーナーを意識したのか、AKB48をプロデュースするというもの。まあ、時流を読んだこち亀らしい内容といえば内容だったけど、なんか今ひとつキレが…。どっちかというと、平成のこち亀と謳っている『へ~せいポリスメン!!』の方が面白かった気がする…。う~ん、なんだろうなあ…。
それにしても、昔のこち亀は面白かったのに、どうしてこうも変わってしまったのだろうか?
昔のこち亀というと、かなりのハチャメチャさと少量の毒、そして醸し出される下町臭が漂っていて毎週ワクワクしながら読んでいた。何かと男尊女卑をしていた硬派なオタクでダメ人間だけどやる時はやる両さんに、昭和の頑固親父ともいえるような大原部長、そして嫌味らしくない超お金持ちの中川と麗子。基本、殆どメンツが同じであるにも関わらず、毎回毎回しっかりと作られていた。古いやつは古いやつで、当時のの時事ネタなんかも楽しめたし。一時期、単行本も集めていたし、凄い古いのは漫画図書館なんかで借りていた。
あと、アニメ版のこち亀も毎週見ていたな。アニメ版は、原作に比べると毒味は無くなっているが、アニメらしくハチャメチャ具合が増していて好きだった(特に、アトラクション系の話なんかは鋭さが増してて。)。それに両さんの声優にラサール石井、寺井に林家こぶ平といったイメージがつくくらいにはまっていたのもポイント。普通、アニメで有名人を使うとコケるという印象が強いが、この二人は声が特徴的だから上手くいったのかもしれない。こぶ平に関しては噺を売りにしている人間だから、声に関しては心得があったのだろうし。
ただ、何時だろうかこち亀が変わってしまったような気がする。恐らくは、磯鷲早矢とか両津の親戚の擬宝珠家とか大阪の女あたりが登場し始めた、いやマリアが女になったあたりぐらいかもしれない。なんていうか、男尊女卑から女尊男卑にシフトして、何だかギャルゲー臭が強くなり、既存のキャラも全体的に軟派になった感じで切れ味が無くなったんだよ。そのせいか、エキセントリックなギャグというのが出来なくなってしまっている。時代の流れというのもあるかもしれないが、時代が変わって変えちゃあいけない部分があるような気がする…。
こち亀の実写ドラマ?何それ、美味しいの?両さんがラサール石井、寺井がこぶ平じゃない事務所ゴリ押しのこち亀なんて、こち亀じゃないですよ。
自分の感性が変わったのだろうか、それともこち亀が変わったのだろうか?
35周年を迎えたとはいえ、惰性ではなく昔のようにキレのある魅力的な漫画を描いてくれないだろうか?昔のこち亀が好きだけだったに、今のこち亀は…。