続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2011年12月

 綺麗にするだけで、こんなに疲れるとは…。

 部屋の中が、綺麗になってホッとしている蔵間マリコです。
 休みであるにも関わらず、全身の筋肉をフル稼働させて、体力の限界ですよ。年末の恒例行事の一つとも言える大掃除を。それも、例年以上に力を入れて。
 普段から週に1回か2回ほど掃除をしているんですけど、どうしても時間的に余裕が無いから、細かい部分を掃除できないんですよね。それに、机の中とかクローゼットの中とかベッドの下とかは、大掃除の時ですら滅多に掃除しないほどの伏魔殿となっていまして。ですから、一年の垢を流すどころか、ここ7,8年の垢を洗い流す必要があるなと思いまして、今日は大掃除をしました。それも、朝から夕方までずっと。おかげで、体中がビキビキのクタクタ。仕事をしている日よりも体力を使っていたかもしれない。
 ということで、今回は掃除の光景をパッと画像と共に紹介したいと思います。正直、サブカル大好き人間の部屋ですから見苦しいものがかなり写っているかもしれませんが、そこん所は許してください。

        大掃除001
        大掃除002
        大掃除014


 まずは、一番ヤバイ机まわり。上は画像はビフォー、下の画像2枚はアフターである。
 特に机の中は手の付けようがないほどの荒れっぷりに、ずっと放置していましたが、こんなに恐ろしい状態になっていたとは…。アニメ映画のパンフレット数冊に、昔プリントしたもの、MTG(中には、頭蓋骨締めや破滅的な行為といった壊れたカードも。)やガンダムの食玩のカード、漫画やライトノベルの帯、アニメのチラシ、某所の小冊子など…。中身を出してみたが、ちょっとした掃除なんかじゃあ、どうしようもならない。
 仕方が無いから、必要なものと不必要なものと四捨選択したけど、結局の所、それだけに2時間も手間取りましたよ。多分、これで一番体力を消費したと思う。まあ、ヘソクリの2000円が見つかったの嬉しい事だけどさ。

             大掃除003

 続いては、TVラックの掃除。
 これに関しては、比較的楽でしたね。TVラックに置いてあるゲームを全部どかして、埃を拭いて、並び直せばいい話ですから。そんなに汚かったというワケじゃあないが、大掃除するとしないとでは大違い。なんだか安心感があります。

             大掃除004
        大掃除005
        大掃除006

 TVラックの掃除を終えて、次に取り掛かったのは本棚とベッド下。
 ここもまあ、随分と大変でしたねえ…。買いすぎて本棚に溢れ出た漫画をベッド下に移そうにも、ベッド下も満載で、かといって隣の部屋のブックラックも限界で入らない。何処にも入れるところがなくて、悩んだ挙句、クローゼットへ漫画数十冊を緊急退避。本当なら、新しい本棚を買って置きたい所なのだが、今日の今日でそういった余裕が無い。そこは、後日にでも解決しよう。
 それにしても、懐かしい漫画一杯だの事。PEACH-PITの初期作のDearSに、氏家ト前の初期の漫画2冊、麻雀漫画の傑作・哲也、何度も投げっぱENDをした孔雀王シリーズ、柴田亜美の代表作である南国少年パプワ君シリーズ…。なんだか時代を感じるものばかりである…。

             大掃除007

 で、これがクローゼットの中。ガンプラの箱以外にも、フィギュアの箱と昔買っていたポケモンカード、そして今回の大掃除で移動させた漫画が置いてある。
 こっちは、机や本棚ほどは面倒はありませんでしたけど、クローゼットの奥にあるゴミを捨てるのに大変でしたよ。ガンプラの箱を一つずつどかして、そこからまた同じように入れなおさないといけないのだから。下手すると、雪崩が発生するし、入れる順番を間違えるとクローゼットが閉まらないからねえ。組みなおすのに、思いのほか時間がかかりましたよ。
 ちなみに、画像からでは分からないが、クローゼットの中にはガンプラの箱は40個以上入っている。それに加えて、屋根裏にも20~30個ほどある。昔は100個以上あったんだけど、収拾が付かないんで一度、泣く泣く処分したんだよな。それでも、この量だからかなりのガンプラマニアかもしれない。まあ、元々がガンダム好きというのが大きいのだが。

        大掃除008
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 ラストは、タンスの上やポスター関連。
 まあ、これは楽勝だった。ガンダムファクトファイルをどかして、埃を拭けばいい。あとは、娘TYPEの付録のカレンダーから少し前に買ったIS(インフィニットストラトス)のカレンダーに変えるだけで済む。
 しかし、まじまじと見てみるとむっちゃポスターを張っているな…。それも、魔法少女リリカルなのはシリーズに偏っているし…。正直、人を呼べるような部屋ではない…。

 例年の30パーセント増しに頑張って、疲れがドッと出た大掃除。
 でも、これで来年を綺麗な状態で迎える事ができる。残す所は、今年の仕事の追い込みぐらいか。大掃除土曜に、かなり忙しいものになるかもしれないが、これでラストだと思うとかなり気持ち的に楽になれる。
 よーし、体調を崩さない程度に頑張るぞ!!

   看板娘044 クリス・クリスマス

 今年は、露出を多めに。

 昨日から猛スピードで描いていた蔵間マリコです。
 今日は、日本人でなくとも多くの人が知っているクリスマス。皆様はどのように、お過ごしでしょうか?家族団欒して美味しい料理を食べる?友人や彼女と一緒に遊びに行く?それとも、クリスマスの女性声優の行動を2chのスレで監視?
 自分は、例年通りに家族とクリスマスを過ごす事になりそうですね。まあ、クリスマス悲しくてギャルゲー・エロゲーをやるとか女性声優の監視スレを見て暇を潰すみたいなことよりかは、よっぽど有意義な過ごし方ですけど、本心としては彼女が欲しいのは事実ですけどね。でも、根暗・オタク・安月給・低スペックと駄目な点ばっかり揃っている自分じゃあ、無理な注文というものだからな。「リア充爆発しろ!!」と思いっきり叫びたいですわ。
リア充爆発しろ!!

 とまあ、非リア充な思いをしている自分ですが、非リア充なりにもクリスマスを盛り上げるために、今年もクリスマスのイラストを描きました。
 今回は地力の面での上手い下手とか基本的に抜きで語るけど、個人的には少ない時間ながらも色々と工夫した一枚だと思う。例えば、服装。去年は、露出が少ないデザインでちょっとキャラにあっていないものだったから、胸の谷間が見えるような露出が多いデザインとミニスカのように丈の短いつなぎのデザインのスーツにしてみました。スカート部分を引っ張るようにして引っ張り皺なんかを加えて、姿勢的に胸を寄せているという感じに。上手いわけじゃあありませんが、自分なりにこだわりました。
 あと、雪の描き方なんかも以前のものとは別の方法で描いてみました。ネットで簡単な雪の描き方というものを調べて、まんまの手順で描いたものだが、いかにも雪らしさが出たんじゃないかな?描きすぎて、吹雪になりかけているけど。

 今年もまた微妙な感じで終わりそうなクリスマス。
 しかし、このクリスマスが終わると忙しくなる。仕事の追い込みもあるし、一年の垢を洗い流すための大掃除も済まさないといけないし、新年に迎えての準備もしなければならない。それに加えて、新年用のオリジナルのイラストも描かなければならない。う~ん、やる事が多すぎて、大変だ…。

           アイドルマスターゼノグラシア

 それはきっと……、愛じゃないもの!

 世の中、酸性洗剤と塩素系洗剤以上に混ぜてはいけないものも存在すると思う蔵間マリコです。
 いや~、なんだか好評のまま終了したらしいですねえ。バンダイナムコのアイドル育成ゲーム『アイドルマスター』のTVアニメ版が。自分は、原作のアイマスに関しては未プレイで特に好きでも嫌いでもないクチですが、ニコニコ動画で毎週堪能させてもらっています。ストーリー配分も結構いいし、アイマスらしく曲なんかも目を見張るものがありますし。今年一番ではないですが、これはなかなか。根強いファンが多いのも納得。個人的には、千早あたりがお気に入りのキャラっすね。バスト72なまな板っぷりと弄られキャラと重たい過去が。
 とまあ、数週遅れでTVアニメ版アイマスを視聴していますが、実はこれと別に並行してみていたものがあったんですよね。そう、今期放送されたアイマスよりも4年前に放送された、知る人知るぞのアイマス作品の問題児、『アイドルマスター XENOGLOSSIA 』を。

 アイドルマスター XENOGLOSSIA、それはアイマスたちのキャラがインベルをはじめとしたiDOLと呼ばれるロボットに搭乗して、ドロップと呼ばれる巨大隕石を除去したり、ある計画を目論む敵対組織と戦うというものだ。早い話、アイドルマスターにロボットアニメをぶち込んだ作品である。なんとも、闇鍋的な内容。
 そう感じたのは、自分だけでなくリアルタイムで見ていたファンやブログ仲間も同じ。放送中は、2chのアイマス本スレでゼノグラシアの話題は禁止になるほどらしく、amazonでの評価もかなり悪いようだ。リアルタイムで見ていたブログ仲間にも感想を聞いたら、閉口するほどだったからな。余程アレな内容と感じていたようだ。

 で、TVアニメ版アイマスが放送しているから、ついでにとゼノグラシアを見たのだが…、これは納得出来る。ファンが激怒しても可笑しくない出来であると。アイマスファンで無い自分でも、そういう感想が出るのだから相当なものであろう。
 このゼノグラシアの問題点は一つ、アイマスをぶつけたという事に尽きる。原作どおり、春香や雪歩、伊織といったようなキャラが登場するのだが、全然の別物。殆どのキャラがアイドル活動なんてしておらず、それどころか年齢・性格・3サイズ・声優といったものまで変更したとんでもない改悪っぷり。雪歩は若干ヤンデレ気味、伊織は白い魔王、双海真美は12歳にも関わらず精神年齢5歳、あずさはB86の51歳の若作りのおばさん、やよいは幼い性格が春香の姉的存在に変更。
 極め付けが、千早。敵対組織の幹部であり、あずさの妹という無茶苦茶な血縁関係(原作は、交通事故で亡くなった弟がいる。)、何故か新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトそっくりのキャラデザ、48歳のあずさ同様に若作りのおばさん、ド変態ロリコンiDOL・インベルに対しての極度のメンヘラっぷり、そしてBサイズが89のFカップと原型が殆ど残っていない。最後は人間辞めちゃうし…。千早ファンが可哀相過ぎるぞ、この仕打ち…。
 と、アイマスとしての見るとどうにもこうにもならない内容だが、ロボットアニメとしてみた場合はまずまずだろうか?ベタな展開が多いけど、ちゃんとハイライトともいえる場面もあるし、水着回・コスプレ回といった美少女アニメとしても抑えている所はあるから、スーパーロボット大戦に参戦したら結構面白そうだ。ラスト3話が、設定に振り回された感が強く、ワケわかめという印象は拭えないものの、ロボットアニメとしては及第点では無いだろうか?
 それと、iDOLが揃いも揃ってド変態。春香の水着姿をRECしたり、伊織の幼少時代をRECしたり、真美を7年間拉致監禁したり…。好きだからといっても、それは犯罪ですよ…。
 ただ、先に説明したアイマスという要素との相性が最悪他ならなくて…。別に、アイマスとロボット組まなくても良いし、オリキャラとも不協和音を生み出していたし、アイマスのウリである曲もライブもないし…。そもそも、アイマスのキャラ同士の骨肉の争い、誰が見たいの?それならオリジナルのアニメで作れば良かったのに…。

 ロボットアニメの歴史の闇を垣間見せられたアイドルマスター XENOGLOSSIA
 ちなみにPS3版アイドルマスター2をプレイしていて、1万円近くDLCにお布施をしているうちの弟は、このアニメを見終えた後、「これほど殺意の沸くアニメは無い。」と語っていた。やっぱり、アイマスとロボットを混ぜちゃあいけなかったのね…。これは、塩素ガスよりも危険すぎる…。

 アイドルマスター XENOGLOSSIAの評価

 満足度 ☆☆
 ロボット度 ☆☆☆
 アイドルマスター度 ☆

        

 おまけ。

 今期放送されていたアニメ版アイドルマスターの15話目にあった劇中劇。同じロボットものをやっているのに、こっちのほうが面白いというのはどういう事だ…。

        

              GUN SLINGER GIRL 14巻

 なるべくしくなったとはいえ…。

 感情に訴えかけるような漫画が大好きな蔵間マリコです。
 はぁ…、今までの流れとか前巻の引きで予想はついていたけど、いざそういう展開になると凄く落ち込むもんですね…。月刊コミック電撃大王で連載中の大人気SFガンアクション漫画『GUN SLINGER GIRL』(以下、ガンスリ。)の最新14巻が。
 ネタバレは出来るだけ避けるが、今までの巻以上に苛烈になり、息を呑む暇も無いほどの緊張感に満ちた五共和国派(パダーニャ)との戦い。そして、仇敵・ジャコモ=ダンテとの死闘の末に待ち構えていた、あまりにも虚しすぎる結末。ガンスリは、今までにそういった重苦しい場面は所々あったが、今回のは最上級。それも、こうも気分落ち込ませる展開をラッシュで仕掛けられるとなると…。
 でも、美少女キャラが戦うという見た目とは裏腹なナイフよりも鋭い内容だからこそ、納得してしまう。これでもし、御都合主義的な展開にでもなったら、作品としての質を落とす事になる。やっぱり、純粋に萌え路線の多い電撃大王らしからぬ中身がハードな漫画…。

         GUN SLINGER GIRL 1~5巻


 とまあ、ガンスリ最新巻でテンション底値状態になった自分ですが、9年以上も続いている長期連載漫画であるにも関わらずの面白さで、こうも引き込まれる作品はそんなに多くないと思う。
 GUN SLINGER GIRL、知らない方にも一応あらすじを説明しておきますと、『舞台はイタリア。義体と呼ばれる身体を改造した少女の殺し屋を扱った対テロ機関である社会福祉公社と、テロリスト集団・五共和国派との戦い描いた物語。』というものである。ぶっちゃけた話、美少女キャラ+ガンアクションを混ぜたものである。
 ただ、安易にそういった要素を混ぜたというわけではないし、そういった萌え属性的な要素とかイベントとかは基本的に無い。あくまでも、ハード路線を貫いているのが、この作品の特徴の一つでもある。そして、その力の入れようは半端無い。銃火器の知識や造詣はかなりのものだし、ガンアクションのシーンも緊張感溢れる。長期連載であるには、ちゃんと理由があるというわけだ。
 特に、ドラマチックなストーリー運びは最大のセールスポイントといっても過言では無い。社会福祉公社で働く義体担当官や職員たちの葛藤や苦悩、血と硝煙の世界で生きる義体の少女たちの小さな幸せとフラテッロとの絆、各々に秘められた過去、五共和国派や政府の策謀、終わらない復讐の連鎖、そして永遠の別離…。たった一話限りのキャラでも、これでもかといっていいぐらいに描写にこだわる。そういった物語の奥行きを深くする要素をこれでもかといっていいぐらいぶち込んでいるからこそ、ストーリーを楽しむといった点で楽しませてくれるのだ。
 あと、忘れてならないのが、イタリアの風土をしっかりと生かしているのもポイント。スペイン広場やコロッセオ、ヴェネツィアといった観光でも有名な場所は当たり前の事、葡萄農園や石畳の道路などといったイタリアらしい細かい風景も再現。他にも、居住地・衣食住・交通手段・スポーツ・産業といった地元に根付いたものに対しての力の入れ方は勿論の事、作中登場してくる五共和国派も現実にイタリア政府が抱えている社会問題をモチーフとして描かれている。この徹底振りがあるからこそ、イタリアという日本から遥か遠くの異国の雰囲気を再現しきれているのだろう。作者・相田裕のイタリアへのこだわりには感服させられるよ…。

         GUN SLINGER GIRL 6~9巻

 作品としての桁違いの骨格の太さがウリのガンスリ
 話の流れから見て、恐らくは次巻がラストになるだろうが、一体どのような結末を迎えるのだろうか?少なくとも、温かく明るい家に帰れるようなハッピーエンドになることは有り得ない。でも、ここまでどん底の展開をしたのだから、社会福祉公社の人間と義体たちには救いというものがあって欲しい。だけど、それは希望的観測に過ぎないし…。嗚呼、感情の板ばさみ…。

         GUN SLINGER GIRL 10~13巻

         ジョジョ一番くじ006

 やれやれだぜ。

 すっかりバンプレストのカモネギとなっている蔵間マリコです。
 今日の夕方、とある市内のとある場所にてとあるものに挑戦した。バンプレストの大人気商品『一番くじ』シリーズの新作、『一番くじ ジョジョの奇妙な冒険 アニバーサリーズ 』だっ!!
 ジョジョ一番くじといいますと、一番くじシリーズでも看板商品の一つとなっているものであり、自分も途中からではありますが、ずっと買っていますねえ。何せ、大当たりともいえるフィギュアの出来がなかなかのもんですから。前回挑戦した『一番くじ ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダース~BLACK SIDE~』のB賞のザ・ワールドのフィギュアの圧倒感と出来の凄さは…。
 しかも、今回は2011年荒木飛呂彦執筆30周年&2012年ジョジョ25周年記念ということで、A賞からG賞までなんとジョジョシリーズの各シリーズの主人公のフィギュア。ジョジョ好きとしては、C賞の空条承太郎とD賞の東方仗助、そしてG賞のジョニィ・ジョースターあたりは当てておきたい。ということで、1200円2回分ほど挑戦しました。
 で、その結果なのですが…。ごらんの有様だよ、残念賞にあたるI賞の『スタンドストラップ~WHITE~』とJ賞の『スタンドストラップ~BLACK~』でした…。誠に遺憾な心情である…。たった2回で当てようと事自体が、無茶だけどさ。

 とまあ、前々回の『一番くじ キュゥべえ ~魔法少女まどか☆マギカ~』と前回のジョジョ第三部の一番くじに続いて、3連荘となる事はありませんでしたが、なんだかんだで面白いですねえ。一番くじシリーズって。
 何ていうか、お目当てのグッズ(大抵は、フィギュア狙いになるのだが。)が当たる確率はかなり低いけど、当たった時の嬉しさは普通のグッズに比べると一入なんですよね。確実でないからこそ、実際にGETして、それを手に触れた時の快感は。キュゥべえのクッションといい、ザ・ワールドのフィギュアといい。
 それに、物によっては恐ろしいぐらいに消化率が早いものがあるから、そういった物にも注視しないといけないのが、一番くじの魅力なんだよね。ジョジョあたりは、人気商品だから消化率が早いものの、その分、2回3回と再入荷が行われるため、比較的入手はしやすいのだが…。
 もし、これが魔法少女リリカルなのはとかけいおん!一番くじになるとマジで恐ろしい事に…。入荷と同時に売り切れになるのはよくある話で、バンプレストの意向かどうかは分からないが再入荷無しが相場。だから、人気の一番くじ廻っての激しい凌ぎ合いが行われる事も。その光景は、まるで半額弁当を待ち構える貧乏学生の如く。
 現に、自分も劇場版リリカルなのはの一番くじに挑戦しようと、朝一で加盟店に行ったのだが、時既に遅し。回れるだけ回ったけど、末等しか残っていない店ばっかりでして…。結局は、そのお金はプライズ景品のリトルバスターズ!能美クドリャフカのフィギュアに化けたのはいい思い出。わふー。

 悪魔的な魅力のある一番くじシリーズ。
 ちなみにI賞とJ賞の中身は、6部主人公の空条徐倫のスタンド、ストーン・フリーと5部ラスボスのディアボロのスタンド、キング・クリムゾン。個人的には、4部主人公の東方仗助のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドと4部ラスボスの吉良吉影のスタンド、キラー・クイーンか、7部ラスボスのファニー・バレンタイン大統領のいともたやすく行われるえげつない行為(D4C)あたりが良かったのだが…。運の廻りが悪いなこりゃ。

         ジョジョ一番くじ007

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