続・黒のノエル

純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。

2012年06月

             恋姫☆ようちえん

 今回は、三国志関連の話題じゃないですよ。
 本当は、三国志は三国志で大好きですから話題をしたいんですけど。

 今も昔も、漫画は情熱(パッション)だと思う蔵間マリコです。
 今日は、珍しく普段はあまり買わないような4コマ漫画を買ってみた。それも、今までこのブログで話題をしたかどうかすら怪しい『真・恋姫†無双』のスピンアウト4コマ漫画だ。
 自分は、恋姫というと結構好きだ。原作のギャルゲーこそはプレイしていないが、アニメ版は1期・2期とも見てますからね。よくある歴史上の人物を女体化させたものではあるけど、しっかりと史実・演義の有名なネタを抑えているし、三国志だけにキャラの数が膨大であるにも関わらず、ちゃんとキャラ作りされてますからな。好き嫌い分かれそうだけど、スタッフのこだわりを感じる作品だとは思う。何れは、PC版でプレイしたい所ですね。
 とまあ、恋姫の話題は、これぐらいにして、本題に。なんで、珍しく4コマ漫画を買ったか?それは、作者が幸宮チノさんだからだ。
 知っている人は知っているかもしれないが、知らない人は全く知らない作者の名前かもしれない。それは、昔、ガンガンで連載していた『ドラゴンクエスト4コマ劇場』の作者の一人であるからだ。

 ドラゴンクエスト4コマ劇場、というよりもガンガンで連載されていた4コマ劇場というのは、今で言うところのアンソロジーコミックであり、漫画家の登竜門的なコーナーでもある。今回話題するのはドラクエだが、他にも、スーパーマリオとかポケモンが連載していたな。あと、これに関しては知らないけど、後期はKeyの泣きゲー3部作とか、To Heartシリーズといったギャルゲーの4コマもあったらしい。かたや国民的ゲーム、かたやギャルゲー。凄い温度差だ……。
 で、内容はと、作者一人につきの持ちページは、相場として1ページ程度。その中で、将来有望視されると思われる準プロクラスの漫画家(藤原カムイ柴田亜美といった、既に有名だった漫画家もいたが。)のパッションを4コマに賭けるというものだ。新山たかし浅野りん田村きいろきりえれいこ夜麻みゆき牧野博幸西川秀明などなど……。上で紹介している幸宮チノも、その一人である。
 自分は小学生時代、他の人が週刊少年ジャンプダイの大冒険にはまっているのに対し、ドラゴンクエスト4コマ劇場と同じガンガンロトの紋章という、昔からニッチな作品が好きな人間であった。なんていうか、本格的に漫画家デビューしたとは違って、ノビノビと描いている人もいれば、大ヒット目指して枠争いをする人もいるといった感じで。作り手の個性や情熱、想いというのがヒシヒシと伝わるところが好きだったんだよ。
 でも、現実は非情かな。このドラゴンクエスト4コマ劇場から大きくステップアップしたという漫画家が、かなり少なかったんだよね。『職業・殺し屋。』や『偽書ゲッターロボ ダークネス』の西川秀明ように現在も人気を博している人もいるけど、殆どの人はひっそりと漫画を描いていたり、漫画家生活を引退しているもいたりと……。あくまでも仲間内的な人気に留まっていたということが、原因だったのだろう。そこがアンソロの弱点かもしれない。あるいは、時代が求めていなかったのか。
 そして、自分も、ある年から突然4コマ劇場を買わなくなってしまった。う~ん、なんでだろうか?

 懐かしい思い出とほろ苦い思い出の詰まった4コマ劇場
 ちなみに、今回買った幸宮さんの4コマ漫画は、なかなか楽しませたもらったと同時に、ちょっとした感傷を受けました。原作のキャラのイメージを壊さず、殆ど全員のキャラ(アナゴ君勇者王あたりも。)も登場、それに加えて幸宮さんの可愛いタッチ(随分作画は変わったけどね。)と作風とこだわり。
 十数年ぶりに、幸宮チノさんの漫画を読んだけど、面白さは未だ色褪せていない。

       

 何か謎があるはず……。

 毎週が毎週楽しみな蔵間マリコです。
 いや~、今週も相変わらずの面白さで大満足でしたねえ。週間ヤングジャンプ連載の岡本倫のリアル魔法少女ものあるいは純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 新章に入って、新キャラの追加と今まで触れられなかった部分に踏み込んで、より一層の世界観の広さを見せてくれましたね。特に、あのエキセントリックな行動をするあの人のインパクトは、凄いの何の。たった一つの行動なのに、キャラクター性を決定付けるとは……。やはり、第一印象というのは重要だな。
 さて、そんなのっけから強烈だった今週の極黒のブリュンヒルデでしたが、今回もやらせてもらいます。独断と偏見の混じった考察のコーナーを。当然のごとく、今週分を含めてのネタバレ全開のコーナーですので、まだ今週分を読んでいないとかコミックス派、たんの漫画が苦手な人はここまで。今週分を読んだとか、ネタバレOKという人はどうぞ。
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 今週はどうなった?

 漫画は、刺激とサプライズだと思う蔵間マリコです。
 さ~てさてさて、2週間ぶりのコーナーですよー、週刊ヤングジャンプ連載の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』。
 先週は、岡本倫原作名義の作画横槍メンゴの『君は淫らな僕の女王』の読みきり2回目が掲載されましたが、アレもなかなか良かったですねえ。たんのカオスすぎる作風をメンゴ氏のエロ~い作画で上手い具合にコントロールしていて、息のあった作品になっていて、なかなか楽しめました。これで、8月からミラクルジャンプでの本連載の心配も拭い去れたことだ。
 しかーし、たんの本分は現在連載中の極黒のブリュンヒルデ!!前回で、とりあえず第2章が終了しましたが、今週はどうなったことか?こっから先は、感想のコーナー!!何時ものようにネタバレがバンバン飛び出てくるので、今週のは読んでいないとかみたいな人はここまで。既に読んだとか、ネタバレOKという人はどうぞ。
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こんにちは!トラックバックテーマ担当の新村です今日のテーマは「あなたはヤキモチやいちゃう?」です!たまには恋愛系のテーマもいいですよねっ!恋人、好きな人に対してあなたはヤキモチやいちゃいますか?私は結構妬いてしまいます^^;他の女の子と話をするぐらいなら全然気にならないですがさすがにボディタッチとかされてるとち�...
トラックバックテーマ 第1455回「あなたはヤキモチやいちゃう?」


 今回の御題は、『ヤキモチ』。
 う~ん、ヤキモチとか嫉妬ですかあ……。女のヤキモチはともかく、男の嫉妬というのはみっともないですよねえ。特に、自分のようなサブカル系の趣味を持っている人に、多いこと多いこと。
 有名な話だと、ラブコメ漫画『かんなぎ』の非処女騒動。作中、ヒロインのナギが非処女と思わしき場面が描かれており、それから騒動になったという界隈では有名な事件である。その実は、色々と話に羽やら足やらがついて、全くのデマであり、アンチや第三者が騒いだというのもあるのが、その騒動初期は処女じゃないとか騒いでいた人間がかなり多かったらしく、それが一端を担ったようだ。
 なんで、よく分からんような描写にここまで突っ込むのか、自分には理解しがたい。そこがそんなに重要なことなのか?何のために、かんなぎを読んでいるのかって?これに、巻き込まれた作者が可哀想としか言えない。
 それとか、これは女性でもある話なのだが、声優に対しての私生活にあーだーこーだ文句付けるサブカル好き。ああいうのも、自分は凄く嫌だね。そりゃあ、問題発言を言ったとかならともかく、なんで彼氏がいるとかいないとかで大騒ぎになるんだ?声優も人間だから、恋愛するに決まっているじゃないの。それを自分に、置き換える人がいるなんて……。同じ趣味の人間として、あまりにも恥ずかしすぎる。戦わなきゃ現実と。

 とまあ、色々と愚痴ってしまいましたが、そういう自分も自分でヤキモチとか嫉妬とかを感じるがあるんですよねえ……、恥ずかしながら。とはいっても、上で書いているようなことではない。趣味のイラストとかそういったものである。
 自分のブログを読んでいる人なら分かっているかもしれないが、6年描いているにも関わらず、なかなか上手くならないんですよね。始めたのが遅かったというのもあるけど、自分と同じくらいの年から始めた人と比べても全然ダメダメですし。
 だから、pixivで上手い人のイラストなんかを見ていると、その人に対して羨望とか渇望をすると同時に、嫉妬とかヤキモチをしたりすることがある。こういうのをコンプレックスって言うのかな?何をやっても人並みに出来たという経験がありませんからね。自分を含めて、何も悔しくて、情けなくて……。
 でも、最近は色々とアドバイスしてもらったせいか、あんまりpixivの点にこだわらなくなったし、少しでもそういったものを埋め合わせしようと色々と計画も考えているしね。嫉妬やヤキモチで終わらせず、それをバネにする。それが重要ですよ!!

 誰しも一度は、感じたことであろう嫉妬やヤキモチ。
 さて、今日はこの劣等感を少しでも解消するために、今日はイラストの練習と描きかけていた小説をコツコツ進めるぞ。おとーさん、今日は何時もより頑張るぞー!!

         Fate staynight 間桐桜

            新機動戦記ガンダムW Endress Waltz 敗者たちの栄光3巻

 私は敗者になりたい。

 熱い漢たちの戦いも良いけど、スタイリッシュな戦闘も好きな蔵間マリコです。
 さてさて、前回は『超級! 機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗!』の話題をしましたが、今回は同時発売された『新機動戦記ガンダムW Endless Walts 敗者たちの栄光』でも。
 前巻では、目標地点のニューエドワーズ基地でWチームが落ち合うところまで描かれましたが、今回はここから先の話。アニメ版でいうと、5話目から9話目まであたりだろうか?ページ数の制約の割には、なかなか上手く纏めていると思う。
 トールギスの殺人的な加速とゼクスの過去の清算、ノベンタ元帥をはじめとした穏健派殺害による戦況の混迷化、ドーリアン大使の退場、オットー特攻、サリィ・ポォからヒイロ・ユイへの爆破阻止依頼……。行われた場所や時間も、戦場となったニューエドワーズ基地となっているため、かなり描写が変わっていましたが、かなり上手に詰め込み、間延びしていない内容となっていると思う。昔、HOBBYJAPANでロボット漫画『幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra』を描いていた画力だけあるし。まあ、アレは宙ぶらりんな終わり方だったけどさ。
 そして、この巻最大の見所は、新機動戦記ガンダムWの影の主役ともいえるトレーズ・シュクリナーダ。MSに乗るのは、まだまだ先の話になりますけど、乗っていなくても、やっぱりカッコいい。Wチームを一点に誘き寄せ、上手い具合に口車に乗せ、情勢を混乱に導く。更には、Wチームの一人であるごひ張 五飛との一騎打ちで華麗に打ち勝つ。流石、OZの指導者。アニメと同じく気品さに満ち溢れている。

 そんな圧倒的な力を誇るWチームの猛威とトレーズの活躍を描いたリテイク版ガンダムW3巻でしたが、尺も残っているので、3巻の重要人物であるトレーズの話題に関して話したい。
 トレーズ・シュクリナーダ。彼を語るにおいて、忘れてはならないキーワードがある。作中でもたびたび語られてる『エレガント』だ。
 エレガントとは、『落ち着いて気品のある様、優雅さ、優美さ』という意味である。正直、口で語るのも行動で語るのも難しい言葉だ。なんていうか、気品高いけどそれを自慢しないさまということだろうか?作中での意味合いとしては若干異なるのだが、そのエレガントというものを体現したのがトレーズといえる。
 痛みをもってして戦争の悲惨を伝えるという彼の美学に反する、戦争の無人化・効率化を図るためのMDシステムの導入に反対して失脚しようとも、その姿勢は一切崩さない。幽閉されていた所を助けたのが、敵のヒイロであっても、ガンダムエピオンと進むべき道標を与え、帰還したヒイロに感銘を受ける。そして、五飛との最終決戦で自殺に近い形で敗れても、自ら成した行為に恥じずに逝く。
 戦争に対して、独自の価値観を持ち、それは側近のレディ・アンにすら理解しがたいものであった。しかし、それでいながら、正義や悪といった観念に囚われず、自らの課したルールからも一歩もはみ出さずに、エレガントに実行する。完全平和のためという大願を成就するために。
 傍から見れば、世界を巻き込んだ身勝手な大悪人の所業に見えるかもしれない。だが、彼の実力とエレガントというステータスがあるからこそ、そういったじめじめとしたものは微塵に感じられず、寧ろ指導者としての魅力が引き立たされているのだ。自身の価値観を世間に示すのが難しいという現実を見事にぶち抜いたとんでもないキャラクターといえよう。

 世界を巻き込むほどの自由な性格でありながらも、それが許されてしまうほどのエレガントさを誇るトレーズ・シュクリナーダ。
 さて、4巻では彼がどのような活躍をするのだろうか?多分、ガンダムW名物の自爆があるから、ヒイロがかなり目立ちそうだけど、彼なりの活躍を期待したい。

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