続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2012年09月

             超級!機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗! 4巻

 ガンダム記事2連荘だったりして。

 たびたび『機動武闘伝Gガンダム』の話をしたくなる蔵間マリコです。
 いや~、相変わらずファンにとって御褒美的な内容で面白いですねえ。原作に負けず劣らずの面白さを誇る『超級!機動武闘伝Gガンダム 新宿・東方不敗!』の最新コミックス4巻が。
 今回で、新宿シティーでの激闘がラストとなりましたが、クライマックスだけあって、今まで以上に熱い熱い。怒りと悲しみをエネルギーに変えて、痛烈な一撃を仕掛けるドモン・カッシュ駆るシャイニングガンダム。ドモンを助けるために、一か八かの賭けに出る新生シャッフル同盟。自らの野望を打ち砕かれぬために、妨害を試みる東方不敗マスター・アジアのマスターガンダム。そして、ドモンに修行の課題を与える、シュバルツ・ブルーダー。ギャグは少なめに、シリアスモード全開の展開にテンションは最高潮と言ったところでしょうか。
 しかし、今巻の目玉はこれらではない。今回最大のウリは、前巻のラストにてドモンの前に現れ、今巻の表紙(でかすぎて、入りきっていないが。)ともなっている最凶最悪のMF、デビルガンダムであろう。

 デビルガンダム
 ここを読んでいる人にとっては、もはや説明不要のガンダムかもしれないが、一応、説明しておく。数え切れぬほどの作品が輩出された現在のガンダムシリーズという一大ジャンルの中でも、異端の中の異端といえる存在である。グロテスクともいえるデザインも、兵器の範疇を凌駕したスペックも。
 元は、アルティメットガンダムという荒廃した地球の環境再生を目的としたMFだったが、地球に降下したショックにより暴走、人類抹殺によっての地球浄化を目的としたデビルガンダムに成り果ている。「自己進化」「自己修復」「自己増殖」のデビルガンダム三大理論により、何者をも寄せ付けない圧倒的な強さをはじめ、シャッフル同盟に引けを取らない強さを誇るデビルガンダム四天王に、数の暴力を武器としたデスアーミー主体のデビルガンダム軍団、拉致した人間をDG細胞に汚染させてのゾンビ兵化。その上、復活するたびに強化され、最終的にはネオジャパンコロニーを取り込むという始末だからやってられない。ガンダムという名を冠しているが、もはや化け物や怪獣の類である。
 この反則じみた性能のおかげか、何かとガンダムのお祭りゲーなどでラスボスとしてお呼びにかかることが多い。比較的最近だと、ガンダムVSガンダムのラスボスとして登場(続編では、中ボスに降格したが。)したり、今週発売するGジェネレーションオーバーワールドの公式HPでも、サイト内のミニゲームで機動戦士ガンダムUCシャンブロを差し置いて、隠しボスとしても登場している。他にも、スパロボあたりだと原作には無い形態で登場することも多く、Gガンダムの象徴的な機体の一つといえよう。
 ただ、勘違いしないで欲しい。アルティメットガンダムデビルガンダムも、作中内の一連の事件の被害者であり、一概には悪役とは言えないことを。
 本来の使用方法とは別の使い道に着目し、世界征服を企む、ネオジャパンのウルベ・イシカワ大佐やネオ香港の首相、ウォン・ユンファといった権力者に、DG細胞を利用してリベンジを図る一部のガンダムファイター、そして強行的な手段で地球浄化を目論む、東方不敗マスター・アジア。
 元は、地球環境を考えた純粋な願いの込められた究極のガンダムだったが、人の身勝手な欲望に塗れ、文字通り悪魔のガンダムに変貌してしまった。どんなに素晴らしいものでも、使い方一つでとんでもないものに変わる。まさにデビルガンダムは、人間の浅ましさを体現した機体であり、機動武闘伝Gガンダムガンダムらしいといえる部分の一つといえよう。

 ガンダム史上最悪の敵、デビルガンダム
 さて、次巻からはギアナ高地へと戦場を移し、所謂修行回へと入るが、果たしてどのような妨害工作に出るのだろうか?ドモンたちの熱き友情も重要だけど、そこら辺も気になるところだ。

        RG ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)

 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!

 ガンプラの発展の凄さに驚きを隠せない蔵間マリコです。
 今日の朝から昼の数時間ほどかけて、何とか完成させました。大人気RG(リアルグレード)シリーズの良キットの一つ、『RG ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)』を。
 『HG エクストリームガンダム』を組み立ててから数ヶ月ぶりに作るガンプラですが、なかなかの作り応えがありながらも、相当な完成度を誇るキットでしたね。HGシリーズと同じ144/1サイズでありながらも凌駕するパーツの多さに、MGシリーズのガンプラにも匹敵するほどの細部のつくり、完成時のプロポーションの良さなどなど。
 特に、機動戦士Zガンダムを象徴する新技術、ムーバブルフレームをあのサイズで再現している所には驚きを隠せなかった。ただ単に、ガンプラを組み立てているのではなく、まるでガンダムを工場で組み立てているかのような作り心地。今までもガンプラを組み立てるのは楽しかったけど、これほど楽しく作れるガンプラは初めてかもしれない。ホント、一日かけて完成させた甲斐があったわ。

 それにしても、このガンダムMk-Ⅱを組み立てている時に、思ったことが一つある。ガンプラの技術も日々進化しているなあって。
 自分がガンプラを初めて作ってから、20数年。流石に、最初期のガンプラのように接着剤が必要というわけじゃなかったが、アニメにあわせてキット化したという印象があり、可動部分やプロポーションなどといった細かい部分にはそこまで行き渡っていたわけではなかった。勿論、これは今から見た視点であって、当時としてはなかなかのものだっただろうし、それに今と同じようにたくさんの思い出があるけどね。
 だが、HGUCシリーズ、MGシリーズ、PGシリーズ(高すぎて、1回も買ったことないんだよなあ……。)、FGシリーズ、そして今回始めて組み立てたRGシリーズといった様々なスケールキットが登場する都度に、劇的な進化を果たす。
 立体化するにおいてのデザインとプロポーションのリファイン、可動範囲の改善、コックピットハッチやコアファイターなどのギミックの再現、内部フレームの細かい造詣、初心者でも作れる事を考慮したランナー……。最近じゃあ、『HGUC ハンブラビ』が差し替え無しの完全変形という素晴らしい仕様になったらしいですからねえ。同じHGUCでも、10年前のものと比較しても全くの別物といっても過言でない。
 もしかしたら、将来、バウンドドッグムットゥーあたりの完全変形も再現されるかもしれない。それだけ、ガンプラの技術向上も目覚しいものがあるから、再現されても決しておかしくない。まあ、後者のガンプラは一生出そうもないけどさ。

 日々進化の跡が見受けられるガンプラ
 さて、11月には機動戦士ガンダムUCで僅かな時間の出演で、鬼神の如くの強さを発揮し、大人気を博したバイアラン・カスタムのHGが発売される。あのマッシブなデザインでありながらも、バイアラン特有の華奢な手足をどうやって再現するのだろうか?ガンダムファンとしては、ぜひとも期待したいところである。

        RG ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)VSHGUC マラサイ(オレンジメタルレッドメタリック)

こんにちは!トラックバックテーマ担当の新村です今日のテーマは「何時にお腹が空く?」です!だいたい毎日生活リズムが同じだとお腹がすく時間も決まってきませんか?私はいつも11時にはお腹が減って、ぐぅーっと鳴ります。仕事中に結構鳴らしてますそして、やっとお昼を食べて午後午後は16時ぐらいにもう減っていますねお菓子を食べるか毎日葛藤してます・・・もうお腹空く時間も決まってきているのでだいたいその時間になる...
トラックバックテーマ 第1515回「何時にお腹が空く?」


 今回の御題は『空腹』。
 いや~、食欲の権化である自分らしい質問ですねえ。仕事がある日であろうがなかろうが、何時もペコペコですよ。まるで、ハラヘリの腕輪と重装甲の盾を同時に装備したシレンみたいな状態ですよ。そのくせ、最大満腹度は余計に高いからなあ。無駄飯食いとはこのことですよ。
 でも、そんな腹ペコな状態に食べる二次元の可愛いおにゃのこの作る愛妻料理は最高ですよ。料理が得意な幼馴染みのおにゃのこの作ってくれる自慢の一品に、鍋を焦がしながらも一生懸命作ったドジっ子なおにゃの子の作った作った料理。味云々も重要ですけど、一番重要なのは作り手の愛ですよ!!

 当然の事ながらこれは冗談ですよ。こういうのはゲームとかアニメとか漫画とかの世界の話ですから。相変わらず趣味全開の話題をしてスミマセンでした。
 まあ、前座はこれぐらいにしてそろそろ本題に入るけど、自分も腹が減る時間は大体正午と決まっていますね。但し、仕事が仕事だからそういうわけにも行かない。現場の仕事の関係で11時頃に昼食を取らないといけない日もあれば、2時過ぎに昼食を取ることもたびたびある。下手すると、昼食抜きなんても日もあるからねえ。時間通りに昼食が取れることなんて稀ですよ。
 だからこそ、昼食の時間というのは一つの楽しみだったりする。交通警備は、市内から隣県までと活動範囲の広い仕事ですからね。ですから、そこの土地のお店の料理屋なんかで食事を済ます事があるんですよ。最近だったら、知る人知るぞの名作アニメ『かみちゅ!』の舞台の尾道で、尾道ラーメンを食べましたからね。インスタントの尾道ラーメンはたまに食べますけど、本場は味が違う!!
 ただ、外れた時が少し悲しい気分になるのも事実。外観からして、何か今一つそうな雰囲気を醸し出している店しかなく、仕方なくそこで食べたら、あまりに残念な味に泣きたくなる事が何回かありますからねえ。だから、現場でまともな店が見つかってくれるとありがたいのだが……。

 ちょっとした楽しみである昼食の時間。
 来週は、市内の警備がメインだから食べることにはあまり困らないと思うけど、逆に何を食べようか困ってしまう。堅実に、ラーメンとかカレーでも悪くはないんだけど、優柔不断な自分としては定食というのも捨て難い。本当にどうでも良い悩みだ……。

        リトルバスターズ! 北河小毬002

 たんの漫画が恋しい……。

 2週間も休みが続いて、精神的にキツい蔵間マリコです。
 今日は週刊ヤングジャンプの発売日~、でも、今週も『極黒のブリュンヒルデ』が休載~。他のヤングジャンプの漫画も大好きですけど、岡本倫先生の漫画が最大の楽しみですからねえ。それがないとなると、かなり堪えますよ。例えるなら、ハンバーグの入っていないハンバーガー、麺の入っていないラーメン、数の子がない御節ぐらい影響力が大きいですよ。ああ、来週が待ち遠しい……。
 とまあ、たん成分が欠乏して、禁断症状一歩前の自分ですが、今日は先週同様にあのコーナーをしたいと思います。極黒のブリュンヒルデ、考察のコーナー!!とはいっても、今週も妄想たっぷりの小ネタですけどね。
 さて、今回の御題は『これからの展開Part2』。第1章の時点で、同じような考察をしましたが、かなり話が進みましたので、再び予想してみました。
 当然ながら、現行の部分なども話題に取り上げたりするので、ネタバレが嫌だという人は、ここまで。リアルタイムで追っているとか、ネタバレOKという人はどうぞ。
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 干物になりそうです……。

 最新話が読みたくて読みたくてたまらない蔵間マリコです。
 月一連載の頃とか連載していない時もそうですけど、2週間休載が続くとキツイですねえ。岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 作品のクオリティアップのための取材とか、横槍メンゴ先生と君は淫らな僕の女王の打ち合わせとかの事を考えると仕方ないとは分かっているんですけど、この焦らし感がかなり精神的に響くんですよね。しかも、終わり方が終わり方だったから尚更の事。今にも禁断症状が出そうですわ。
 とまあ、冗談はこれぐらいにして、今週も代役のコーナーをしたいと思います。独断と偏見による、漫画家・岡本倫長期連載10周年の話題を。
 今回の話題は、原作同様に人を選ぶけど、海外でも高く評価されている隠れた名作、アニメ版エルフェンリート。当然ながら、これに関しても思い出はたくさんあります。
 とまあ、ここから先は岡本倫の作風全開の話題ですので、そういうのが苦手という人はここまで。別に大丈夫だよ~、という人はどうぞ。
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