続・黒のノエル

現在週刊ヤングマガジンで連載中の『パラレルパラダイス』をはじめ、純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』、美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、スポコン漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、食べ歩き企画、ライトノベルの執筆などをしております。どうぞごゆっくり見てください。

2012年10月

             機動戦士ガンダム サンダーボルト

 二連荘でガンダムネタを。

 ひりつくような熱い戦闘が見たい蔵間マリコです。
 今日の夕方、某所にてあるガンダムの漫画を買った。現在、ビッグスペリオールコミックススペシャルで連載中のSF漫画家・太田垣康男の注目作『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(以下、サンダーボルト)だ。
 ガンダムの漫画と言いますと、基本的にガンダムエースをはじめとした角川系列、または古くは電撃系列か今は亡きコミックボンボンが相場なんですけど、ビッグスペリオールにおいてのガンダムというのはこれが最初。しかも、上記のように月刊雑誌ではなく、隔週漫画雑誌。そのためか、ガンダムファンの間でも注目されている作品の一つである。当然のことながら、俺もその一人である。
 で、今回は、サンダーボルトの記念すべき単行本1巻の感想をダラダラと語らせてもらう。独断と偏見、そして駄文にまみれた感想ですが、興味がありましたらどうぞ最後まで読んでください。

 さて、この機動戦士ガンダム サンダーボルトだが、どのような物語かというと『一年戦争末期、ア・バオア・クーの補給路であるサイド4コロニー『ムーア』の残骸宙域『サンダーボルト』を巡って、連邦軍とジオン公国軍が戦争を繰り広げる』というもの。まあ、コンセプトとしては、比較的多い一年戦争の外伝作品ですね。で、この漫画の最大の特徴は言うと、一年戦争でありながらも、作者の独自の観点でSFが描かれているという事だ。
 その代表格的なのが、連邦軍の主力MS、GM。従来のGMは、ガンダムの廉価版というコンセプトのため色々とオミットされているのだが、サンダーボルトにおいてのGMガンダムと同じくコア・ブロック・システムを採用している。
 それと同じくらいに特徴的なのが作品で登場するガンダムフルアーマーガンダムフルアーマーガンダムは肩にキャノン砲を一門背負い、カラーリングは緑を基調とした武骨な機体だが、サンダーボルトでは違う。既存のデザインのものとは大きくかけ離れたデザインとなっており、どちらかというとガンダムアレックスパーフェクトガンダムの中間的な姿として描かれている。
 他にも一部食事の描写や科学的な設定、台詞回しが従来のガンダムのSF描写ではなく、一般的な宇宙戦争もののSF的として描かれている。先人で例えるなら、ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダムのようなものであろうか?
 だが、それとは違い、見た目だけを取り繕ったハリボテ的なSFではなく、太田垣康男独自の一年戦争という洗練されたイメージが確立されている。ガンダムがみたいという感覚で見ると多少肩透かしを食らうかもしれないが、SFとしての完成度はかなり高い。
 一方の戦闘描写に関しては、比較的シンプル。それでいながらも、熱い。ジオンによって故郷を奪われたもので構成された、地球連邦軍ムーア同胞団のエースパイロット、イオ・フレミングが駆るフルアーマーガンダム。一年戦争で欠損した者で構成されたジオン公国軍リビング・デッド師団の義足の狙撃手、ダリル・ローレンツのザクⅠと新兵器・ビッグガン。この二人の戦いに焦点を絞られている。
 いかにして超長距離からの狙撃を掻い潜り接近をするのか、連邦の最新鋭MS相手に己が腕のみで命中させるのか。信念と信念のぶつかり合い、1ショット1キル、消耗する体力と乱れる呼吸、血と汗と鉄の世界。そして、互いのパイロットの回線から流れる海賊放送、サンダーボルト放送局の旧世紀の名曲。
 とことん泥臭いミリタリーを描いたガンダム、それがサンダーボルトの特色と言えよう。そのため、好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれないが、自分はドンピシャだったな。

 癖は強いが、SF好きにはたまらない機動戦士ガンダム サンダーボルト
 雑誌が雑誌だけに大人向けの構成となっているが、風変りでありながらもハードなガンダムの漫画が読みたいという人にはまさにうってつけの作品である。もし、そういうのが大好きというのは買ってみてはいかが?

 機動戦士ガンダム サンダーボルトの評価

 満足度 ☆☆☆☆
 ガンダム度 ☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆☆

        HGUCジュアッグ(ユニコーンVer.)001

 見た目はゲテモノそのものですけど、魅せ方次第で変わりますよ?

 ガンダムのアニメも好きだけど、ガンプラも大好きな蔵間マリコです。
 昨日、フードフェスティバルのついでに寄ったホビーショップで買った変り種ガンプラを組み立てました。昔は、知る人知るぞのマニアックな特務用MSだったが、アニメ版機動戦士ガンダムUCにおいて一躍人気となった『MSM-04G ジュアッグ(ユニコーンVer.)』のHGUCを。
 いや~、これも買いたかったガンプラだったんですよねえ。でも、それよりも先に欲しいガンプラがあったり、欲しい時に限って見つからなかったりと……。運が悪いのか、それとも元から流通量が少ないのかわかりませんが、なかなか見つかりませんでしたよ。
 で、組み立てた感想なのですが、これがなかなかの完成度。内臓兵器のみの機体であるため、ビームサーベルやビームライフルみたいな付属パーツはないが、可動範囲は開脚が出来るほどにバリバリ動くし、水陸両用の機体特有の足太寸胴なボディだけあって、非常に安定性がある。頭部のパーツを取り外せば、モノアイの位置も自由自在。当然ながら、ジュアッグを象徴する象のようなノーズも自由に稼働する。作りやすさも相まって、ストレスフリーな出来となっている。
 ホント、こんなニッチな機体をリリースしてくれるバンダイって、なんとも素敵な会社なんだろうか。この調子で、バイアラン・カスタムだけでなく、ガンキャノン・ディテクターネモⅢゾゴックイフリート・シュナイドのHGUCも出してくれ!!

        HGUCジュアッグ(ユニコーンVer.)002

 とまあ、HGUCジュアッグの完成度の高さに惚れ惚れとしていましたが、どうしてこんな強烈なデザインのガンプラを買ったのか?アニメ版機動戦士ガンダムUCを見た人は分かるかもしれないが、順を追って語りたい。
 自分がジュアッグというMSの存在を知ったのはガンダムゲーのスタンダードである『SDガンダム Gジェネレーション』。基本的に、水泳部は戦力になり辛いために後回しにしていた(GジェネOWにおいても、そうだった。)のだが、色々と余裕が出来たので開発をしてみた。で、初めて見た時の感想は「なんだこりゃ?」といったものだった。
 まるでゲンゴロウのような頭に、クローの代わりに取り付けられた巨大な3連装ロケット・ランチャー、出力が低いために使い道のないビーム砲、そして象のような鼻。シルエットとしては、ジオンの水陸両用MSそのものではあるのだが、御世辞にもカッコいいとは言い難いデザインにかなり微妙な気分になりましたね。あと、アッグとかゾゴックも。アッグガイは、既に機動戦士ガンダムZZで登場しているので、そこまで気には。
 それ以降は、かなりどうでもいいMSという残念なポジションとして、記憶の片隅に残っている程度であった。以降のGジェネシリーズに出ても、そこまで気にしていなかった。
 だが、このジュアッグガンダムファンから日の目を浴びる日が来る。『機動戦士ガンダムUC』Episode4『重力の井戸の底で』の冒頭のシーンである。
 連邦の一大拠点であるダカールを襲撃するジオン残党、旧式機の寄せ集めの部隊の中、あの独特なデザインのジュアッグが、僚機のカプールとともに市街地戦を繰り広げる。旧式ではあるものの、スペックが遥か上のネモ(連邦軍カラー)のビームサーベルを砲身で受け止め、もう片方の腕でコックピットを潰す。そして、もう一機のネモも改造によってジェネレーター出力が増大したビーム砲で撃破する。その様は、まさに脅威そのもの。
 最終的には、ビームジャベリンを持ったGMⅢに沈黙させられるが、その間までの戦いぶりは凄まじかった。宇宙用高機動試験型ザク相手に相打ちをした先行量産型ボール、髭が特徴的だが、動けばカッコいい∀ガンダムとか同じように、ジュアッグも見事に動けばカッコいいに当てはまる機体だった。演出家の上手さと映像化による見栄えの良さが勝利の秘訣だな。

        HGUCジュアッグ(ユニコーンVer.)&HGUCジム・コマンド HGUCネモ(連邦カラー)やHGUCジムⅡ、HGUCジムⅢが無かったので

 見た目こそはアレだけど、それ以上に魅力を披露してくれたジュアッグ
 さて、来年の3月にEpisode6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」が公開される。果たして、Episode6ではユニコーンガンダムシナンジュローゼン・ズール以外のどのようなMSが登場するだろうか?個人的には、ガザEとかドーベンウルフザクⅢ後期型みたいな機体が出てくれたら嬉しいのだが……。う~ん、とにかく待ち遠しい。

        HGUCジュアッグ(ユニコーンVer.)&HGベアッガイ 開脚をする熊と象の図

        フードフェスティバル2012 001

 美味しいものには目が無い蔵間マリコです。
 いや~、昨日は楽しかったですけど、マジで疲れましたよ。広島県最大のイベントである『フラワーフェスティバル』に次ぐ大イベントの『フードフェスティバル』が。
 フラワーフェスティバル同様に、毎年毎年参加するイベントなのですが、今年は恐ろしいほどに混んでましたよ。いや、毎年かなり混んでいるのですが、今回は天候のことを見込んだのか、初日に参加する人が多かったようで……。去年よりも少し早めに家を出たのだが……。今年は、少し甘く見ていたかなあ……?

            フードフェスティバル2012 002

 さて、そんな人混みでごった返していたフードフェスティバルで最初に食べたのだが、広島県名物牡蠣にポン酢をかけたもの。
 フードフェスティバルへ行くたびに、必ず食べるものではあるが、相変わらずの美味。ぷりぷりの食感と口の中で広がる磯の風味、それをさらに引き立たせてくれるのがほんの少しの味付け。ホント、こんなに美味しいものが食べれる広島県に住んでいることを感謝したいよ。

        フードフェスティバル2012 003

 で、続いて食べたのが、世界三大珍味の一つ、フォアグラを甘辛のタレでソテーした丼。
 世界三大珍味は何度か食べたことありますけど、こんな食べ方をしたの初めてですよ。アンコウの肝のように葉に触れただけで崩れるほどの柔らかさがありながらも、それ以上に濃厚でこってりとした味。それが、御飯の味と見事にマッチしていまして……。カワハギの肝やアンコウの肝を御飯と一緒に食べると至福の味だが、フォアグラはそれ以上。マジで、この組み合わせは最強だ。アンキモ、アンキモ、アンキモ!!
 量としては、かなり小ぶりではあるが、600円で食べれるのならかなり安かったな。個人的には、これが今回食べたもので一番。フォアグラ万歳!!

        フードフェスティバル2012 004

 品定めするために会場を一周した後に、熊本県のブースでこれを買いました。馬肉の串焼きと、魔界戦記ディスガイアでも有名な馬のチンチ……、じゃなくて馬肉のフランクフルト。
 本当なら馬肉の串焼きだけを買うつもりだったんですけど、少し気変わりしてフランクフルトも買ったんですよね。そして、ビックリするほどのボリュームでして……。これが結構堪えかもしれない。
 でも、味は絶品。馬肉の串焼きは、肉の部分も脂の部分も歯ごたえが良く肉汁もなかなか良質。フランクフルトはフランクフルトで、普通のフランクフルトに比べて弾力があり、旨味がぎっしりと詰まっている。両者ともに、馬肉の魅力を味わえる逸品でしたね。

        フードフェスティバル2012 005
            フードフェスティバル2012 006
        フードフェスティバル2012 007


 途中休憩。
 口の中が脂っぽくなったので、ノンアルコールドリンクを一つ。口の中で炭酸がパチパチして、後半戦に迎えての気分の切り替えにはピッタリでしたね。
 それと、オマケとして缶バッジまで貰いました。当たったのは、安芸高田市。自分としては、地元の缶バッジが当たって欲しかったのだけに、少し残念。

        フードフェスティバル2012 008
        フードフェスティバル2012 009
        フードフェスティバル2012 010

 後半戦一本目は、お好み焼きという名のボスラッシュ。画像は3枚だけど、本当は4枚ありました。ちゃんと撮ったと思ったのだが……。食べる前に気づけば良かった……。
 食べたのは、幻霜ポークを使ったスタンダードな広島焼き、砂ズリやわけぎが特徴的な尾道焼き(画像が取れていない分)、焼きそば用のそばではなく日本そばを使った三原浮城モダン焼き、牡蠣と大葉がウリのはつかいち牡蠣盛焼きの4種類。
 個人的には、王道の味の広島焼きが一番美味しかったな。他の美味しかったんですけど、広島風お好み焼きは基本に忠実な味が一番ですからね。やっぱ、お好み焼きは、肉玉そばWに限るっしょ!!

            フードフェスティバル2012 011

 時の人、くまもん発見。

        フードフェスティバル2012 012

 お好み焼きを食べて、かなり腹が膨れているが、まだまだ食べれる。ということで、次に食べたのが、この唐揚げ。なんと、チョウザメの軟骨の唐揚げである。
 身の方の唐揚げが売り切れだったので、軟骨の方を買ったけど、これがなかなかの美味。鳥の軟骨の唐揚げに比べると軟らかくて、独特の食感が心地よい。そして、しっかりと味付けされている。ビールと一緒に食べましたが、これはおつまみに最適。

        フードフェスティバル2012 013

 そして、〆に食べたのがカレー。
 今回は、比較的スタンダードなビーフカレーだが、ホテルの作ったカレーだけあって、味はかなりのもの。ルーは万人受けしやすい味付けでありながらも、どこか高級感漂わせる香り。牛肉も噛めば噛むほどに旨味が溢れ出るし、マッシュルームがアクセントになっているし。カレー魔神の俺でも、満足の味でしたね。

 まあ、今回食べたのがこんな感じ。まだまだ美味しいそうなものがあったんだけど、腹も身の内と言うしね。
 さて、来年もフードフェスティバルに行くとしたら何を食べようかなあ?カレーとお好み焼きは鉄板(カレーは、鉄板料理じゃないけどね。)として、珍味も食べたおきたいし、肉もガッツリ食べたいし。来年も楽しみだわさ。

 似ているようで似ていないような……。

 たんのキャラは、一癖も二癖もあると思う蔵間マリコです。
 いや~、今週の極黒のブリュンヒルデは、大爆笑でしたよ。敵と対立している最中なのに、どうしてかサービス回。それも、たんらしくカオスな展開。本来なら笑っている場合じゃないんだけど、良太たちも施設の連中も空回りしまくり。たんの漫画は、ドキドキするような展開がウリの一つでありますが、ここまで脱力とした状況になるとは……。ギャグもなかなかだこと。
 それにしても、話が進むたびにあのキャラと似てきているような気がするな。新たに放った施設側の魔女が。大まかな点こそは違うものの、類似点が結構ありますねえ。アレとかアレとかアレとか。というわけで、今回は『あのキャラとあのキャラの比較』をテーマにしたいと思います。
 勿論のことながら、ここから先はネタバレありまくりんぐのコーナー。そういうのが嫌だとか、たんの漫画が苦手という人はここまで。今週の既に読んだとか、ネタバレOKという人はどうぞ。
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 やっぱ、朝一番に買わないとな!!

 木曜日の朝は、楽しみで楽しみでたまらない蔵間マリコです。
 いや~、どうしてこうも毎週毎週面白いんでしょうか。週刊ヤングジャンプ連載の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 先週は、なかなか緊迫とした展開かつ先の読めない内容で面白かったですねえ。良太の前に現れた新たなる敵との交渉、そして衝撃のラスト。途中でギャグを入れたおかげで全体的に読みやすくて、非常に調和のとれた内容でしたね。戦闘がバイオレンスメインだったエルフェンリートの頃に比べると、随分と進化したものである。
 さて、そんな毎回ワクワクドキドキの極黒のブリュンヒルデですが、今週はどうなったことやら。勿論、ここから先は感想のコーナー。ネタバレが嫌だとか岡本倫の漫画が苦手みたいな人はここまで。岡本倫特有の作風が大丈夫とか、ネタバレ全然OKとか、今週の極黒のブリュンヒルデを読んだよ、という人はどうぞ。
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