3日連続たんデイ!!

 超展開が大好きな蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。極黒のブリュンヒルデエルフェンリート、そして週刊ヤングマガジンで連載中のパラレルパラダイスの作者、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 いや~、まさにたん快進撃ですねえ。先月から連載開始したパラレルパラダイスは勿論のこと、来月にはヤングジャンプGOLD君は淫らな僕の女王の掲載。そして、たんはドイツにてサイン会を行うのですから。


 いかに海外でもたんの漫画が受けているかが伺えますねえ。以前は、海外でインタビューなんかもしたことありますし。連載しながら海外へ遠征するのは大変かもしれませんが、それだけ人気の漫画家なのかもしれません。これはファンとしてはとても嬉しいばかりです。
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へ入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 第46話『はじめまして

 ○あらすじ

  ハンスに完膚なきまでも叩きのめされ、意気消沈だった悠太。
 そんなところ、みかげが悠太のために女ものの服をこっそりと貸す。
 元気になった悠太は、街へと遊びに行き……。

 ○登場人物

 野々宮悠太、興梠みかげ、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、そら

 ○長野に遊びに行こう!!

 女装、いや本来の女の子の格好で意気揚々と遊びに出かける悠太。
 この回では、長野県の様々な駅や名所が登場する。

 ・飯山駅(79P1コマ目。但し、現在は立て替えられている)
 ・長野駅(80P1コマ目)
 ・長野市(81P4コマ目)
 ・善光寺(82P2コマ目)

 ちなみに悠太とそらが食べている蕎麦屋は不明だが、善光寺付近には蕎麦屋が多いようだ。

 ・悠太が死んだのはわたしのせい

 そらと長野観光めぐりを堪能することを決めた悠太だったが……。
 確かにノノはこうやって人生を謳歌しているけど、悠太はノノに夢を託すために死んだ。だから、楽しむことが負い目になっているのかもしれない。
 でも、そらは悠太が死んだことを知っていても、その経緯を知らない。立ち位置として中途半端にいるからこそ、ノノの心情を完全には汲み取ることが出来ないのかもしれない。ある意味、辛い立場でもある。

 ・鉢合わせその1

 長野県観光を満喫中の悠太とそらだったが、そこに天津と岸谷と鉢合わせしてしまう。
 ここでの岸谷と天津、そしてそらの反応が面白い。岸谷は悠太であることを全く気付かずに見知らぬ可愛い女の子だと勘違いしている一方で、天津は殆ど反応していない。これは後で分かることだけど、悠太であることを看破しているから敢えて何も言わない。悠太はそれに対して少し腹を立てているけど、かなり空気を読んでいるから!!
 そして、そらと悠太の掛け合いが面白い。往復1300円もかかると学生にとっては多少高い交通費。ただ、悠太にとっては数か月分の小遣い。そして、その金銭感覚で天津たちが遠出できるとは思っていない。それに対してそらの返事は、「その根拠はものすごく希薄…」ですからねえ。いくら貧乏でも、もうちょっと平均的な金銭感覚を持とうよ……。

 ・鉢合わせその2

 天津と岸谷の出会ってはいけない二人に出会ってしまった悠太だったが、それ以上に出会ってはいけない人物に出会ってしまう。皇帝こと、尻屋潔である。
 まさかアナルショップ先ぱ……、皇帝がここまで回復しているとは思っていなかったら、このタイミングでの登場は色々と驚いたね。あの大怪我で、まだ3ヶ月ぐらいしか経っていないのに、ここまで回復しているのだから。しかも、相変わらず破廉恥で。
 ただそれ以上に、悠太に一目惚れする皇帝が面白いのなんの。しかも、自分で「アナルショップ先輩」と言っちゃっているし……。悠太も災難だ。

 ○まとめ

 いつもとは違った悠太の姿と、思わぬ反応が楽しめる回。
 しかし、皇帝の暴走は始まったばかりで……。

 パラレルパラダイスも面白いけど、それと同じくらいに面白いノノノノ
 いや~、パラレルパラダイスが連載しているから本当にモチベーションが上がりまくりで、書きたいことが多すぎる。色々やらないといけないことが多いのに、困っちゃうなあ……。