パラレルパラダイスが休載でも、こっちは更新しないと!!

 岡本倫先生の漫画をこよなく愛している蔵間マリコです。
 さてさて水曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』や美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』、そして現在週刊ヤングマガジンで連載中の『パラレルパラダイス』の作者、岡本倫先生のスポコン漫画『ノノノノ』を徹底的に語るコーナーを。
 やっぱ辛いですよねえ、パラレルパラダイスが休載ですと。たんにも事情があるというのは分かっていますけど、それでも毎週補給できたたん成分が不足になると辛く辛くて。眩暈に、吐き気、寒気、高熱、幻聴、幻覚……。流石にそんな禁断症状は出ませんけど、あると無いとじゃあ、週の始まりなんかは調子が違いますからね。早く月曜日になってほしい!!
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へと入らせてもらいます。当然ながら、岡本倫先生の独特の作風や管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 第48話『ありがと!!

 ○あらすじ

 天津と岸谷、そして皇帝とデートをすることとなった悠太とそら。
 しかし、皇帝の強引で性欲丸出しの言動に、悠太は皇帝を観覧車から突き落とす。

 ○登場人物

 野々宮悠太、天津暁、岸谷弘樹、尻屋潔、そら

 ○ターニングポイント

 ・鈍感

 観覧車で一波乱があった一方、天津はあることに気付いていた。悠太の変装のことに。
 ここでの天津とそらの微妙な食い違い感がたまらない。天津は悠太が女装をしていることに気付いているから、気遣ってそこには触れない。それに対して、そらは天津が悠太の正体が女の子であることに気付いていない、目が節穴だと思っていること。このコント感がたまらない。まあ、ここで天津に悠太の正体がバレたら、物語的にアウトですが。

 ・天津にとっての悠太

 観覧車から戻ってきた悠太、それに合わせてその場を去る天津。悠太に対して好感を抱くと思い、そらは察し……。
 すぐに天津との食い違いが解消するそらだけど、今度は今度で微妙に違うんだよなあ……。あくまでも天津は悠太に対して、チームメイトとして、一人の選手として好感的に思っているんだよなあ。悠太→天津→みかげ→悠太の一方通行の片思いだからなあ……。多分、連載が続いていたとしても、悠太は恋愛の面では報われなかったかもしれない。というよりも、性別を誤魔化してスキージャンプをしているのに、恋愛も成就したいは欲張りでは?

 ・親のカタキ

 そらのセッティングしてくれたデートのクライマックス。しかし、天津の口から語られるのは、悠太の想像していたものとは違った。
 まあ、金メダルを取れず、銀メダルコレクターといびられたのも悠太の父親が原因である以上は、息子(正しくは娘だが)の悠太に多少の感情があるのは確かだろう。もし、悠太の父親が失敗ジャンプをしなければ、どれだけの人が不幸のどん底に落ちることは無かったことか。
 でも、そんなことで落ち込んでいられない。悠太の父、由良悠介のチームメイトだった槇野がそう。由良にこそ恨みはあれど、それでも由良の息子だからこそオリンピックまでのし上がって来いと発奮させる。これでこそ、一流のアーティストだ。
 勿論、銀メダルコレクターという蔑称を俺の代で終わらせると宣言した天津も同じ。自分と同じかそれ以上の実力を持つスキージャンパーが現れた、それもそのスキージャンパーが由良の息子。直に見たわけではないが悠太も同じく辛い経験をしているのは想像に難くないし、だからこそ切磋琢磨に鍛え上げ、金メダルを勝ち取る。これほどに素晴らしいことはないだろう。
 だからこそ、悠太はその期待を裏切るわけにはいかない。ハンスという壁にぶち当たり落ち込んでいたけど、逆を言えば、世界がどんなものかをこんなに早い段階で実感することが出来た。だからこそ、それが幸せであることを感謝したい。それが今の悠太である。
 なんだかんだトラブルがあったが、この休暇は悠太にとっても、天津にとっても意義のあったものであろう。

 ○まとめ

 悠太と天津がスキージャンプへの心意気を改めて確認した回。
 次回からは北海道でのスキージャンプの大会が始まるのだが……。

 今でも色褪せない面白さのノノノノ
 こう振り返って読むと、いかにたんのキャラ作りと話作りが上手いかが確認できるな。そして、これがパラレルパラダイスでも生かされている。あああ、倫たんの漫画をずっと追っかけていて良かったよ……。