2週間ぶりだ!!

 バイオレンスな展開もいいけど、エッチな展開も大好きな蔵間マリコです。
 さてさて月曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー 。純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』や美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画『エルフェンリート』の作者、岡本倫先生の最新作『パラレルパラダイス』の感想のコーナーを。
 いや~、2週間ぶりに週刊ヤングマガジンに掲載されているのを見ると、本当に涙が出そうですよ。他のヤンマガの連載陣もなかなか面白いですけど、自分がヤンマガを買っている一番の理由はパラレルパラダイスですから。まあ、空白の2週間の間にパラレルパラダイスの懸賞が当たったりとたん成分は十分保っていましたけどね。それでも、たんの漫画が毎週読めることに感謝以外ありません。岡本倫先生、ヤングマガジンの編集部の皆さん、本当にありがとうございます!!
 とまあ、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題へ入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 

 今週のパラレルパラダイス第5話が掲載されましたが、相変わらずの変態ぶりで安心しましたよ。発情してびゅるびゅるのにゅるにゅるのリリアちゃんに、ぶっ飛んだ対応をする陽太。ストーリー自体どこを向かうのは分かりませんが、それでも興味が尽きないばかりです!!
 さて、前回はとんでもないラストで終わりましたけど、今回はリリアちゃんの回想からスタート。図書館で勉強しているリリアちゃん、そして公式に少々ポンコツ呼ばわりされてしまったルーミ。文字の読み方が失われたとか、ミサキが怖いとか、クインテッドの会合やら新しい情報をばら撒きながらも、淫乱な作中とは対照的にほのぼのとした会話ですねえ。こういう落ち着いた姿も悪くない。
 と思いきや、まさかセックスが描かれた本(断じてエロ本ではない!!)を見ながらの図書館でのオナニー!?リリアちゃんがまともな会話をしていると思っていたけど、そんなの幻想でしたよ!!ていうことは、もしかして、人にばれないように公共の場でオナニーをしているのか……?そうだとしたら、ただの変態じゃん!!
 そんな交尾に憧れていたリリアちゃん。なんだかよく分からない状況に戸惑っている陽太ですけど、こんな状況でもバルトリン腺液の香りを批評するあたりが倫たんらしくて酷い。なんやねん、シトラスの香りって。今後、ブラックラブとかサムライとかチャンダン香とかの香りの浴場の泉でも出るんかいな。
 でも、陽太の言うように、交尾は好きな子同士とじゃないとダメよねえ……。そりゃあ、世の中、買ってエッチなこともできるし、後ろめたい方法とかもあるけどさ。そこら辺の価値観は、いかにも高校生らしい。
 だが悲しいかな、陽太にはそんな選択肢を選ぶことは許されなかった。びゅるびゅるしながらも交尾したいのに断られたことに、まるで世界の終わりであるかのように落ち込むリリアちゃん。流石にこんな状態で外に追い出すのは、人としてどうかと。でも、勢いで交尾なんてやったらそれこそ人としてどうかと思うし……。俺が陽太なら、走って外に逃げそうだ。
 そんな究極の選択を迫られた陽太が取った行動、それはリリアちゃんに全裸になってもらうこと。それも、手で隠しているおっぱいを見せるようにして。いやもう、頭のおかしい選択肢を真顔で取っているあたりが倫たんの頭の螺子が2、3本どころか全部取れているというか。
 だが、これで終わらないのがたんクオリティ。リリアちゃんのちっぱいを軽く弄った後に真顔で言った一言が『』。いや、前戯の流れ的には別におかしくないんだけどさあ、それって真顔で言うことなの?しかも、性器を覗いての感想まで言っちゃっているし……。やっぱり、たんは最高におかしい。

 青年誌ぎりぎりのエロで勝負をするパラレルパラダイス
 この後、陽太はリリアちゃんの処女を奪い、自身も童貞を卒業するのだろうか?まあ、ないだろうなあ……。

 パラレルパラダイス第5話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 倫たん度 ☆☆☆☆☆
 エロ度 ☆☆☆☆☆