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 なーんてことは嘘です。今日は、昨日言った、キメラの感想の続きを書きたいと思う、蔵間マリコです。


 さて、昨日は、キメラとはどういう漫画かという前書きを書きましたが、今日は、最新巻である、10巻の感想を述べたいと思います。


 


 まず、10巻の全体の内容の感想ですが、本当にすごく話が展開しましたね~。特に、マチルダキマイラの末裔であり、大司教でもある少女)がついにキマイラであるということが民衆の前で正体がばれましたね~。それだけでなく、なんか、人間を根絶やしにするために復讐を誓った魔の眷族というキマイラ5人組達も登場しましたし、ホント、展開が速すぎて、読者達を置いてけぼりしているような気が・・・


 かといって、そういうわけでもなく、ちゃんと説明もしてくれてるし、ちょうどいいぐらいだと思いました。


 


 それと、最新巻である10巻は、キメラのテーマとでもいえる、『差別』をすごくピックアップしていた内容だと思いました。リンがクレイモアにいた頃、仲間を守るため、自らがキマイラの末裔であることを明かしクレイモアから去ろうとしたとき、逆に出て行くことをとめられて、普通の人と同じ様な扱いをされていたのに、なんかすごく対照的でしたね。マチルダの場合は、ゲイボルグ兵から襲われ、危うく命の危険にさらされてるし。なんていうか、民衆性というか、敵対心が強いというか。ホント、緒方てい先生はそこら辺に力を入れてますねえ~。エルフェンリートもそこらへんに力を入れてるし、なんかそういうところでこの漫画にほれたんでしょうか。


 


 あと、魔剣クセルスー。あんなところで、小説版とリンクしてたんですね。でも、魔剣クセルスーって、キマイラに対抗するために作られた剣なのに、キマイラである、ドリスが使うってなんか皮肉というかなんと言うか(小説版だと別のキマイラが使ってる。名前は忘れたが。)・・・


 


 まあ、今回10巻はすごく面白かったと思います。


 


 ついでだけど、ページの最後にあった嘘次巻予告の、胸の大きさ対決、ワロタ。


 


 キメラ10巻の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆☆


 ヴァイオレンス度 ☆☆☆


 ファンタジー度 ☆☆☆☆