なかなかネタが無いなあ・・・
金曜日になると毎回ネタ切れになってしまう蔵間マリコです。
どうしてだろう。木曜日までは結構ネタが多いんだけど金曜日になるとどうしてもネタが尽きるんですよ。日曜になれば、NHKにようこその4巻が発売されるから感想でも書くつもりなんだけど、その日曜日までどうやってネタを書くか困ったもんです。まあ、毎週金曜日はエルフェンリートのネタを書くって決めてるんだけどね。
と言うわけ(どういうわけだよ。)なので今回は第4回『エルフェンリートのいいセリフ』を送りたいと思います。
第4回は、坂東の迷台詞とその変化です。ぜひ楽しんで読んでください。
坂東は、エルフェンリートの男性キャラクターの中でも最も人気のあるキャラクターだろう。私は、最初は「完全に外道キャラだな~。」と思った。それが1巻のEL02『にゅう』のこの2つの迷台詞。
「人を撃たせろ、人を!!」
「いきなり俺の後ろに立つんじゃねーよ、このバカ女」
どうみても、外道です、鬼畜です。普通こんなやつをSATのメンバーにするのか?しかも、後ろに立ったら裏拳って・・・。あんたは、ゴルゴですか!?
んでもって、ルーシーに負けてベクターウイルスに感染して去勢手術から逃れるため、角沢教授のいる大学で、にゅうに出会ったEL21『子孫』の迷台詞。
「うるせえ、てめえら!!おれの周りで、にゅうにゅう言ってんじゃねえ!!」
ここまで来ると逆に哀れです。ルーシーに負けたからって、いくらなんでもこれは被害妄想ですよ、坂東さん。しかも、そのあと角沢教授にとんでもない取引をふっかけられるし(公の場では話せないような内容なので伏せておく。)。ここで、実行したら鬼畜キャラとして確立してたと思う。特に、ユカとかマユとか。俺は、最初そんなとんでもない展開になると思っていたが(そんな阿保な展開を想像していた俺も俺だが。)、そんな展開にはならなかったけどね。
角沢教授の裏取引を蹴って、去勢手術からも逃げてルーシーとの決戦に備え海岸を掃除するホームレスのおじさんになった時のこの迷ゼリフ2つ。
「相変わらず汚ねー海だぜ、全く」
「ふう・・・、さわやかな朝だぜ」
前者は4巻EL29『つながり』で、後者は5巻EL40『別離』の台詞ッす。この台詞の差を見ても分かるように、最初はルーシーを倒すために海を掃除していたが、5巻の台詞ではなんか掃除をすることに意義があるという、なんかルーシーを倒すのとは別に掃除をしていたと言う感じします。
それと、この2つの台詞の後に、前者はマユ、後者はナナと出会っています。マユには携帯電話の電話番号、ナナとはルーシーを倒すために協力し合うことになる。この人、恐らく(とんでもなく年齢の離れた)年下の女性としかまともに話せないのか?多分、坂東ロリコン説がファンの間で広がっているのはこれらが理由なのだろう。
話が大幅に進んで今度は、9巻EL76『この報復は受け入れがたし』のルーシーとの再戦中、坂東が由比ヶ浜に仕掛けた罠が発動した後の台詞。
「ガ―――ッハハハハハ!!どうだ!?閃光弾と催涙弾のコンボは!?」
バカ丸出しです。しかも、あまり効果が無かったし。それに、由比ヶ浜を散歩している人や由比ヶ浜を掃除するマユが罠に嵌ったらどうするんやら・・・
ルーシーとの再戦に破れ、坂東の命も風前の灯の同9巻EL78『ボーイ・ミーツ・ガール』の坂東の遺言(一応ね。)。
「なめんなボケ!!このおれ様が死ぬわけねぇだろ・・・、
お前もおれが死ぬことを前提に泣いてんじゃねえよ」
この後、坂東は天に召されました(その当時はね。)。なんだかんだ言って、坂東が退場するとエルフェンリート全体がなんか寂しく感じました。それほど坂東の存在感が大きいってね。
だが、その死んだはずの坂東も12巻最終回『大団円』でアイル・ビー・バックしてきます。これは、コミックス書き下ろし部分の名台詞。
「なに驚いてんだよ、ボケ!!言ったはずだぜ、おれ様は死なないってな」
マジでアイル・ビー・バックしてきました。読んだ当初は吃驚の一言でしたな。でもこれでよかったんじゃない。マユも、坂東が生きていたことが嬉しかったし、何より坂東は手術の手間が省けたし(笑)。
なんかこうやって見ると坂東の迷台詞ってかなりあるもんだな。これ以外にもたくさんあるんだけど、これ以上書くときりが無いで止めておきます。
しかし、こうやって見ると坂東も最初の頃に比べると丸くっているなあと思う。最初の頃のままだったら、坂東の人気もエルフェンリートの人気も出なかったと思う。だから、丸くなったおかげで人気キャラクターの一人として確立できたのでは?
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