う~、寒っ!!


 


 広島も本格的に雪が降ってきて、外に出るのも嫌な蔵間マリコです。


 いや~、寒いですね。今年は、どう見ても去年より寒いとしか思えません。去年は暖冬だったからそこまで寒くなかったけど、今年は例年より雪が降るのが早かったようですな。出不精な私にとっては、あんまり外に出たくないんですけど、どうせ暇だったしよなら絶望先生の2巻を買うつもりだったので、寒い中本屋に行きました。


 早速さよなら絶望先生の2巻を買ったんですけど、どうもいつもの無駄遣い癖が祟ったのか、余計に島袋光年作のギャグ漫画『世紀末リーダー伝たけし!』(以下、たけし!。)を2冊買ってしまいました。確かにこの漫画面白いんだけど、一冊690円だからな~(ちなみに週間少年ジャンプ掲載+スーパージャンプ掲載分の完結編版。)。


 


 たけし!は私が小学校高学年の時から中学校ごろに流行った漫画だけど、その当時あった『はなさか天使テンテンくん』とか、個人的に好きだった『とってもラッキーマン』や今現在週刊少年ジャンプで掲載されている『ボボボーボ・ボーボボ』なんかよりはるかに面白いと思っている。


 ていうか、最近の週刊少年ジャンプは読んでいない。昨今の週刊少年ジャンプは人気だけで長期連載とか決めてて、作者とかの意見を無視しているような気がする。『Black Cat』とか見たいに作者も読者も満足いくような終わり方ならともかく(しかも、漫画終了後アニメ化。)、『シャーマンキング』とか『ミスターフルスイング』とかみたいに編集者の意向だけで連載を継続させ、作者の意思を無視するのはやめて欲しい(ジョジョの場合、明らかに逆だが。)。まあ、これは昔からいえてることか。


 


 話がそれてすまない。話を元に戻そう。


 私が小・中学校で流行ったたけし!の売りはやはり、「どうみても小学生じゃないだろ!!」というところだろう。主人公のたけしは明らかに顔も体もおっさんだし、ゴン蔵も小学生じゃあありえないようなアフロだし、ボンチューとか馬場なんかは明らかに小学生じゃないだろとしか思えないような体つきだしね(しかも、全員小学1年生。)。


 それに、ギャグなんかもかなり面白い。たけしの言う変な言い回しや謎の数字(大抵的の弱点とか。)とかも面白いし、「どう見ても北斗の拳キン肉マンのパクリだろ!!」と突っ込みたいところもたくさんあるしね。


 でも、この漫画結構漫画としてメリハリがあると思う。大概オムニバス形式だからというのもあるが、上手く起承転結が成り立っている。それに、馬鹿馬鹿しいけどなんかくさい台詞なんかもいい。漫画としての完成度も結構高いね。


 


 ただ、やっぱり8年も前の漫画だから笑いのレンジがずれていたから、なんか昔ほど笑えなかったな。確かに面白いんだが、ネタが8年も前だからちょっと古臭いというかなんというか。作者のしまぶーが買春をしなければもっと早く終わっていただろうに・・・


 


 しかし、スーパージャンプでたけし!が連載再開された時は相当騒がれたな。それほど人気があったのだろう。ちなみに、たけし!は既に連載終了されているのでスーパージャンプを買う際には要注意。


 


 世紀末リーダー伝たけし!の評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 ギャグ度 ☆☆☆☆


 リーダー度 ☆☆☆☆☆