俺、何を歌えばいいんだ・・・


 


 アニソンぐらいしか歌えない蔵間マリコです。


 本日、会社主催のお花見と称した、カラオケ大会がありました。自分は、こういうカラオケとかみたいに歌うのはどうも苦手なんですよね。中学校の合唱コンクールで、私が原因でクラス全員が居残りになったり、友人とカラオケ屋に無理やり連れて行かれて、笑われますからね。基本的に、自分からカラオケ屋に行こうとは思いません。でも、こういう付き合いとかに参加しないと、付き合いが悪いと思われないかと悩みました。


 しかし、あることを聞いてカラオケ大会は行くことをすぐに決めました。それは、『部屋代や酒代などを会社が全て負担する。さらに優勝者には、図書券1000円プレゼント。』ということ。現金だな、俺。


 


 で、集合場所のカラオケ屋に車で向かった。


 そこのカラオケ屋は、よく街中で見かけるような寂れたようなカラオケ屋やコンテナを改造したようなものではなく、15部屋とそこまで多くはないが、それぞれ特徴的な部屋になっている。和室風の部屋や、スポットライト仕様の部屋、VIP専用の部屋など色々とある。


 そして、自分たちがカラオケ大会をすることになった部屋は、30人ほど入れるパーティー用の部屋。確かに凄いんだけど、いくらなんでも7人でするカラオケ大会にこんな部屋を使って良いのかと、疑問に思った。だが、会社が全額掛け持ちだから気にしない。


 


 私達が利用するカラオケ部屋に入って、つまみや酒などを適度に頼んだ後に、カラオケ大会が開始された。


 みんなは、SMAPや演歌など様々なジャンルの歌を歌っていた。全員が全員上手いと言うわけではないが、皆、慣れている感じだ。自分は、何を歌おうかと悩んでいるうちに、自分の番が回ってきた。


 「どうしよう、何を歌おうか。そうだ、俺にはアレがあるんだ!!あの曲で、いこう!!」と、決めた歌は『哀・戦士』。いつも、カラオケ屋で1回は歌う歌だ。会社の行事で歌うのはどうかと思うが、とりあえず楽しめれたら良いと思ったので、歌った。すると、結構食いつきが良いぞ。それに、いつものカラオケとは違って、誰にも笑われない。


 これは、アニソンでも結構いけるんじゃないかと思って、それからもガンダム系のアニソンを歌い続けた。アニメじゃない勝利者たちの挽歌(関智一Ver.)byond the time、そしてターンAターンを歌った。特に、ターンAターンは盛り上がった。曲中、何度も連呼するターンAターン、ターンAターン、ターンAのところなんかは皆が歌うほどだ。そりゃあ、ここまで変な曲だったらある意味盛り上がるわな。それにしても、この曲を西条秀樹が歌っていたとは、意外だ。


 


 結局、優勝は逃したが今までのカラオケより随分と楽しめた。


 それに、私の歌の持ちネタにターンAターンが増えたし。優勝以上に、様々な収穫が得れて、楽しかったな。今度のカラオケ大会も参加したいもんだ。


 


 そういえば、最近のカラオケってラインナップが凄いね。


 昔は、アニソンはかなり少なく肩身が狭かったのに、有名な曲からマイナーなアニソンまでそろっている。それどころか、ギャルゲの歌もあったし。AIRとか、マヴラヴとか、巫女巫女ナースとか、School Daysなどバリエーションが豊富だ。


 こういう歌って、誰が歌うのだろうか?とても気になる。