予約して正解だった。


 予約していなかったら、大変な事になっていたよ。


 


 朝一番に『スーパーロボット大戦OG』(以下、スパロボOG。)を買った蔵間マリコです。


 昨日、深夜の2時にスーパーロボット大戦の最新作、スパロボOGを購入しました。いや~、本来なら12月に発売されるはずだったのが、半年以上延期されたんだからね。その鬱憤を晴らすためにと、眠気を我慢して買いに行きました。なんか、ここのところ深夜に我慢してでも買うことが多いな。他の人よりもゲームを早くプレイできるという優越感とかから来てるかもしれないね。でも、発売日前日にフライングでGETしている人もいるからなあ。ああいう人って、コネかなんかがあるのか?


 それは、去年はスパロボを深夜帯にGETすることなんて考えれなかったな。むしろ、スパロボ自体を今までしたことが無かったからねえ。今じゃあ、こんな事はありえないけど毛嫌いとかが激しかったのかもしれない。「ロボットといえば、ガンダム・マジンガー・ゲッターしか認めないぞ!!」という偏見が。でも、プレイしてみたら案外面白いし、ロボット物の知識もずいぶん増え、話題の範囲が増えたからな。本当に、スパロボ様様です。


 


 一年で4作もプレイして、大体スパロボの知識を身につけた。


 しかし、今回のスパロボはバンプレストオリジナルのみで構成されたスパロボ。登場人物が分けワカメの状態にならないのだろうかという不安もあった。だが、始めてみると意外にもすんなりとゲームが出来る。確かに、OG初登場のキャラを除いた半分以上は知らないキャラクターだけど、全員が全員個性的だから登場人物のことがすぐに覚えれる。しかも、予約特典の設定資料集のおかげで気になった機体やキャラクターのプロフィールも覚えれるし、これは大きい。惜しむらくは、初登場作品だけは書いて欲しかったな。自分みたいな、スパロボを始めてそこまで経っていない人に役に立つだろうし、スパロボの歴史というのが分かるしね。


 ゲーム全体に関しては、演出が非常に良い。アニメーションは基本ドット絵だし、第三次αみたいに手抜きを感じない。しかも、今までに無いタイプの演出もあるからねえ。今までのスパロボの戦闘シーンの背景のアングルは直線的だったが、一部の攻撃(主にミサイル類)の攻撃をしたりすると、背景が徐々に斜めから横になるという斬新な演出を施している。アレは、作品的に挑戦していて評価が出来る。今後、この演出は他のシリーズでも使い道がありそうだ。


 あっ、あと、今までのスパロボでなかった演出がもう一つ。スパロボに限らず、大抵のロボットもののゲーム(特に、ガンダム。)の一介の兵士は、目の辺りを影で表情を隠していることが多い。だが、このスパロボOGではあえて、影をつけずに表情を分かるようにしている。自分的には、この選択は正解だと思う。


 なんていうか、愛着が持てるんだよ。連邦の兵士にしろ、DC軍の一般パイロットにしろ、なんか一人一人が何かのために戦っているんだなあと感じられる。特に、一般オペ娘。あのキャラは、普通にメインキャストしてもキャラクター性があるぞ。まあ、キョウスケルートの8話目にそのオペ娘の乗っている輸送船が、戦争マニアの馬鹿テンザンに撃墜される場面があるけど。テンザン、貴様には地獄すら生ぬるいわ!!


 でも、良いところばかりとも言えないな。スパロボOGの最大の特徴とも言える、乗り換えシステム。これは、一部の機体を除いてどんなパイロットでも好きな機体に乗れるシステムなのだが、これが生かしきれていない。今のところ10話目まで進んだのだが、キャラクターの大半がゲシュペンストだからねえ。換装システムは、機能しているのに乗り換えシステムが生かされていない。非常に残念だ。


 


 まあ、なんだかんだ言って、今回のスパロボはWと同じくらい遊べそうな予感。難易度も丁度良いし、なんか物凄く長くなりそうだしな。これからの展開と武神装攻の活躍に期待する。


 それにしても、エクセレンの声は噂以上に酷すぎる。


 


 スーパーロボット大戦OGの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 スパロボ度 ☆☆☆☆☆


 難易度 ☆☆☆