今月、ゲームに金を使いすぎたかな?


 


 SRPGが大好きな蔵間マリコです。


 昨日、近所の大型複合書店で予約したスパロボの最新作『スーパーロボット大戦A PORTABLE』(以下、スパロボA。)をプレイしました。いや、本当なら買った当日にプレイしたかったんだけど、CLANNADもまだ全然消化してなかったから、そっちを優先的にプレイしてたんだよ。長い長いと噂に聞いてたけど、ここまで長いとは思わなかったからな。自分がCLANNADにそっちのけになっている間に、弟が「スパロボAをプレイしてもいいか?」って聞いてきたから、先にやらせてあげたんだよ。その後、色々と理由があって優先順位が下がっていたんだよね。それで、昨日の昼にやってこさPSP版のスパロボAがプレイできたと言う事だ。


 そういやあ、PSP版のスパロボと言えば、1作目のPSP版スパロボMXが自分にとってのスパロボを初プレイした作品だったよなあ。それ以前は、理由はよく分からないけど何か毛嫌いしていてプレイしていなかったような気がする。で、スパロボMXをプレイしてみたら不思議、何故かスパロボにはまっちゃったんだよね。それがきっかけに、ガンダム以外のロボットアニメにも触れるようになったしな。実際、ラーゼフォン電童をTSUTAYAで借りたからね。まあ、とんでもなく長いロードの長さはご愛嬌という事で。


 多分、スパロボAを買ったのも、それが遠因だと思う。スパロボの大ファンとしては、過去のリメイク作は抑えておかないとな。とは言っても、勢いで買ったようなブツだから優先順位が落ちてたのかもしれない。


 


 




 


 


 


 さて、スパロボAをプレイしてみての感想なのだが・・・、今までプレイしてきたスパロボMX、第三次α、D、W、OG、OG外伝)に比べてみて、かなり難易度が高めに設定されている事が印象的だった。いや、もちろんクリアできないという訳じゃないけど、多分、SRPGが苦手な人は、全滅プレイしないと進めれない難易度かもしれない(実際、弟はアキトが暴走するステージで全滅プレイをしている。)。


 まず、他のスパロボに比べて難易度をあげている1番の原因は、新システムの連続ターゲット補正だろう。このシステムは、相手ユニットに対して攻撃を外すと、次にそのユニットを攻撃するユニットの命中率が15パーセント上がるというもの。このシステムのおかげで、アムロですら単機突入するといずれかは被弾してしまう。ただ、このシステムはこっちも適用されるから、命中率が最悪なボスボロットでも当てれる。


 個人的には、この新システムは戦略的でかなり面白いと思う。スパロボというとキャラゲー色を強くしているから、命中率100%で敵ユニットをほぼ一撃で落とすという状況が多く、慣れると淡白になるからねえ。他にも、隠しパイロットを参入する条件が厳しすぎるとか、中ボスがやたらと撤退しやすいとかあるんだけど、このシステムに比べるとどうって事ない。EWACと集中がありがたすぎる・・・。


 しかし、このスパロボA、ただ難易度が高いだけのゲームじゃない。PSP版MXと比較して、改善された部分がある。それは、ゲームのテンポの良さである。上でも書いていることなのだが、PSP版MXはロード時間がやたらと長くて、1ステージをクリアするのにも2時間とか死ぬほど時間がかかった。だが、PSP版スパロボAはPSP版にあわせて、アドバンス版とかDS版のスパロボの仕様に近くしている。だから、おかげで戦闘のロードとかがスムーズでストレスがたまらない。それなのに、戦闘のアニメもかなり動くからなかなかのもの。


 そうは言っても、この仕様を取ったおかげでカットイン以外でのキャラクターの立ち絵がなかったり、顔の表情が1種類しか存在しないというのはいただけないが。あと、過去のシリーズの戦闘アニメーションの流用も少し目立つかな?


 


 


 



 


 


 


 総合的に評価してみると、多少荒が目立つけど、なかなか面白い方かな?多分、スパロボDと同じか、それ以上かもしれない。スパロボが好きな人は、とりあえずこれは買いであろう。


 ちなみに、現在、自分はデビルガンダムが初登場するステージをクリアした所。なかなか進行速度が遅いけど、予定としてはガンダム系とダイナミックプロ超電磁ロボをメインに育てるつもりだ。さあ、これからのスパロボAの展開が楽しみ。


 


 スーパーロボット大戦A PORTABLEの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 難易度 ☆☆☆☆


 ロボット度 ☆☆☆☆