icon レオナ・ガーシュタインのお題

 あなたの得意な料理は何ですか?






 今週の御題は、『得意料理』。


 う~ん、自分の得意料理といっても滅多に料理を作らないからなあ…。あるとしたら、非番の日ぐらいだし…。2ヶ月に1回ぐらいしか料理を作る機会がありません。そんな人間だから、得意料理というほどの得意料理はないなあ。


 でも、料理を殆ど作らないからといっても、鍋を化学反応させて爆発させたり、謎の物体を作ったりするようなドジっ子ではない(ちゅーか、どうやったらあんな料理が作れるのか気になる。)。一応、ある程度の料理のスキルはあると思う。丼だって、焼きそばやパスタみたいな麺類とか、丼とか炒飯などのご飯類の料理は作れる。就職浪人の頃は、お金が無いから家にあるもので昼食を作っていたからね。流石に、煮物とか揚げ物は作れないけど、一人暮らしには困らないぐらいのレパートリーはあるはずだ。


 


 しかし、素人に毛が生えた程度の人間。普通に作ったら問題のない料理を変に着色して、冒険をする事が多い。


 例えば、炒飯を作るにしても、色んなものを入れることが多いな。通常通りに炒飯を作る材料以外に、いかの塩辛とかかつおぶしとかちりめんじゃことか焼き肉のタレとか。もちろん全部入れるわけじゃないけど、その日に冷蔵庫にあった残りものとか気まぐれで入れたりするな。個人的には、いかの塩辛あたりが炒飯の味にマッチングしていたな。あの特徴的な臭さが消えて、烏賊の風味とうまみ成分がご飯全体に広がって、普段の20%増しの美味しさ。


 逆に、焼き肉のタレは全く駄目。ぱっと見て味のバランスが取れそうだけど、これが逆。焼き肉のタレは味付けにはいいんだろうけど、ご飯全体がべったりして、炒飯本来のパラパラ感が失われて美味しくないんだよね。とは言っても、もともと自分が作る炒飯自体がべったりしているのだが。ただ、家のコンロの火力だと絶対に焼き肉のタレとかは使わない方がいいかも。


 


 まあ、このように料理一つ作るにも、色々と試してみることが多い。ただ、今まで挑戦してきた素材の中で一度も成功した事が無い物がある。缶詰のエリートのシーチキンだ。


 もうこれは、自分が色々と挑戦した料理の中で最も相性が悪い具だ。本来なら、相性の良い料理は結構多いはずなのだが。明太子スパゲティとかペペロンチーノの具に入れてみたが失敗。親子丼に入れてみたら、かなり不味かった。炒飯は、べとべとしてくどい味になってしまった。恐らく原因は、シーチキンの油だろう。シーチキンの油を計算していないから、普段料理に使う油よりも多く使っている事になっているんだろうな。特にペペロンチーノの時は、最悪としか言えなかった。油でぎっとぎとで、本来の料理が何だったのか分からなくなるほどだった。


 よく食卓にシーチキンを使った料理が出てくるけど、意外に使い道が難しいもんだな。


 


 そう言えば、7月にカレーを作って以来、料理を作っていないなあ…。


 非番の日があったら、丼でも作ってみようかな?