今回で10作もしたことになるのね…。


 


 最近、ギャルゲーが主体になってしまっている蔵間マリコです。


 いや~、ゲームって面白いですねえ。特に、ギャルゲーが面白くて面白くて…。リアルの女性では到底敵わないほどの可愛いおにゃのこと先の展開が気になるストーリー展開。このブログを始める以前は、ギャルゲーのギャの字も知らない人間でしたからねえ。でも、一回ギャルゲーの魅力にはまっちゃうと、まさに泥沼状態。昨今の一般のゲームに、少し飽食気味だったからな。買うたび買うたびに新鮮な出会いがあって、飽きさせてくれない。初めてプレイしたギャルゲー、ひぐらしのく頃にを購入してからはや?作。やっぱ、ギャルゲーは最高だ。もちろん、一般のゲームもそれくらい面白いけどね。要は、ゲームの内容というわけだ。


 さて、その記念すべき10作目に買ったゲームは、Keyの名作泣きゲーである『CLANNAD』のスピンオフ作品、『智代アフター』っす。自分が智代アフターをチョイスした理由は、やっぱり今までしたギャルゲーでKeyのギャルゲー3作品(KanonAIRCLANNAD)が一番面白かったからだ。それに、ちょうどTVアニメ版のCLANNADも完結したしね。まあ、色々とタイミングが良かったという事だ。


 という訳で、今日の朝、近くの大型複合書店で智代アフターを購入しました。しかし、未だにギャルゲーを買う時が物凄く恥ずかしい…。別に、悪い事をしているわけじゃないが。どうせなら、知り合いと出会う可能性が少ない市内のTVゲームショップで買えば良かったかな?


 


 





















 


 


 とりあえず、プレイして見ての感想だが、今までのKey作品の気色とは全くの別物だった。


 まず、笑いの路線が全然違う。主人公の岡崎朋也坂上智代に様々なコスプレやとんでもない要望、智代の弟の鷹文の度の過ぎた悪戯、そして新キャラクターの可南子(アニメ版CLANNADでは、学園祭で春原陽平にナンパされている。)の冗談には聞こえないような発言。泣きゲー三部作のギャグは、キャラクターの味付け的意味合いが強かったけど、エロいギャグが目立つな。でも、それ以前の作品に比べると桁違いに笑える。CLANNADのギャグもかなり笑えたけど、今作はそれ以上。あまりにも飛び過ぎたギャグに息が出来なくなったよ。智代、いじられすぎです。


 次に、Keyの作品の味付けの一つでも言える、暗い展開。これも、泣きゲー三部作と違った暗さを垣間見させてくれる。その代表格とも言えるのが、智代の父親の隠し子であるとも。まだ幼く、無邪気な笑顔で周りを和ませてくれるけど、その生い立ちがあまりに酷すぎる。母親に捨てられ、父親の住む家も知らないから仕方なく、一度も見たことの無い姉が同棲当然の住んでいるアパートに同居する事になる。しかも、その母親との再会のシーンがね…。奇跡云々を得意とするKey作品でも、覆せそうも無い突き刺さる現実と絶望感。今までの作品は、ケ・セラ・セラ的な部分があったけど、これはどうしようもない。CLANNAD朋也の娘のは救いがあったけど、とものケースは希望が見えないです。


 だが、その今までの作品とは違うというところで、妙にキャラクターの違和感を感じたというのも事実である。岡崎朋也は、全体的にただの変態になっちゃているし、日常生活もCLANNADの朋也らしくない。流石に、社会人になって喧嘩するのも変だしね。特に坂上智代の声が違うの残念だった。CLANNAD智代の中の人は、ガンダムSEEDフレイ・アルスターなどで有名な桑島法子なのだが、智代アフターにおいての智代の中の人は同社の『リトルバスターズ!』の来ヶ谷唯子の中の人の一色ヒカルだからねえ…。やはり、スピンオフ作品である以上は、同じ声優で頑張って欲しかった。CLANNADの原作をプレイして、TVアニメ版を見た身としては。


 


 





















 


 


 CLANNADをとりあえずプレイする必要がある、プレイしていて違和感を感じるなど様々なハードルがあるかもしれない。でも、それを気にせず出来るなら楽しめるかもしれない。それに、あくまでも上記に書いた点が今までのKeyとの差異であって、音楽のLVの高さやシナリオの秀逸さは相変わらずなので。


 自分としては、これはかなりお勧めの逸品。CLANNADをプレイしている人は、ぜひ購入して見てはいかが?値段は多少高いけど、損はしませんぜ。


 さて、早く本編を終わらして、真の本編である『Dungeons&Takafumis』を出そうっと。


 


 智代アフターの評価


 


 満足度 ☆☆☆☆


 ギャルゲー度 ☆☆☆☆


 鬱度 ☆☆☆☆