icon 笹原完士のお題

 あなたの好きな漫画のキャラクターは何ですか?






 今週の御題は『好きな漫画のキャラクター』。


 何だか、ここの所、御題さんの質問がおかしいですよ。好きなシチェーションとか好きな漫画のキャラクターとか、変な質問が多すぎです。もしかして、御題さんはオタクという人種に目覚めたのか!?そうだったら、俺は大歓迎だ。そりゃあ、CURURUもオタク御用達のブログとして、大人気になりゃあこっちとしても好都合だからな。CURURUは、他のブログに比べて閉鎖的で規制がかなり厳しいから、この機会だから特化してみては?そしたら、きっとCURURUのブロガーの数も増えるはず。目指せ、規制解除!!


 ちょっと、脱線し過ぎ。と言うよりも、それ以前に本題にすら入っていない。まあ、いつもの事なのだが。さて、そろそろ御題の答えに入ろう。


 自分の好きなキャラクター。それはもちろん、エルフェンリートナナマリコに尽きる。ちゅーか、このブログを見ている人にとっちゃあ、大体想像はついていただろうね。ナナたんは、ルーシーに四肢を切断されようが、父親代わりの蔵間を自分の身を呈してでも守るほど健気だし、あのバカっぽさが可愛い。それに対してマリコたんは、5歳児とは思えないほど狡猾で歪んだ性格だけど、それは自己を守るための仮面であって、本当は家族というものに飢えていて、父親の蔵間と家族の絆を取り戻した時の純心さが好きになってしまった。でも、その後の展開が悲しすぎる…。


 恐らく、ナナたんとマリコたんが自分の中では最高のキャラと言うのは、これからも不動のものであろう。ナナたんとマリコたんは、俺の嫁です。


 


 でも、勘違いしないでほしい。ナナたんとマリコたんが好きなキャラクターと言っているけど、これはエルフェンリートのストーリーが面白いからというのが前提にあるからだ。多分、エルフェンリートが今一つな作品だったり、単に萌えとバイオレンスぐらいしか要素が無かったら、多分、ナナたんもマリコたんも好きなキャラクターにはなっていないだろう。


 そもそも、漫画で一番重要な要素は、ストーリーだと思う。確かに、作画やキャラクターも大切だろうけど、それらはストーリーがあっての話。ストーリーの質が高かったら、他の所で損をしても、それなりに評価されるだろう。それは、別に漫画じゃなくても言える事。ひぐらしのく頃にしろ、Keyの最初期の作品にしろ、カブトボーグV×Vにしろ。あれらは、作画が悪くてもストーリーが面白いから評価されているんだから。


 でも、ストーリーがいくら重要だからと言って、ファンの要望に応えすぎたり、媚びたりするのも如何なものかと。だって、それで作者が本来描きたい漫画に支障があったりしたら、物凄く勿体無いじゃない。うしおととらの作者みたいに、自分の描きたいように描いて、自分の望む形で完結させる。それが一番じゃない。ホント、かんなぎの作者が自分の好きなように描いたものが、読者の望んだ展開じゃないからって、休載になるほど叩くのはおかしい。例え、望まない展開でも楽しむのがファンだろ。漫画読みとしては。嫌な嫌で、ファン止めれば早い話だし。漫画を読む権利は読者にあるのだから、そのくらい融通を聞かせろ。


 あと、上記と同じ理由だけど、その漫画が人気あるからといって、何十巻と漫画を延命させるのもやめてほしい。アレさせられると、興ざめするから。あんま最近の週刊少年ジャンプの話題が上がらなかったりするのそこがあったりする。もちろん、それを言うからには毎週読んではいるんだけど。


 ただ、商業誌で連載している以上は、商業主義というしがらみがあるからねえ。そういう事を無視して描ける漫画家なんて、殆どいないだろう。「自分の描きたいように描きたければ、同人誌で描けばいいじゃないか。」と言われたら、それでお終いだしな。商業主義と作者の描きたい事の妥協点って難しい。


 


 まあ、これは自分の面白い漫画の自論だから。あくまでも、軽く受け流しておいてよ。


 それよりも、皆さんが漫画で一番重要な要素って何だと思いますか?


 「自分には、こういう自論があるぞ。」って言うのがありましたら、ぜひ教えてください。


 それじゃあ、次回も!!