こいつ、誰だっけ…?


 


 何時まで経っても、へたれイラストな蔵間マリコです。


 個性的なキャラクターがたくさん登場する、同人弾幕シューティングゲーム『東方Project』。さて、今週の東方のキャラクターのイラストは、東方紅魔郷の3面ボスとして初登場の『華人小娘』こと…、えーっと、こいつなんだっけ?確か、『紅 美鈴』だったような…。そうだそうだ!!くれないみすずだ、くれないみすず。こいつ、中国っていうあだ名が一人走りしているし、中国風の格好をしていて何の妖怪か未だに分からないキャラだから、名前がなかなか言ってもらえれないんだよね。でも、ファンの一人に名前を思い出してもらえて良かったな、くれない みすず


 すいません、ボケたふりしちゃって。本当は、『紅 美鈴』と書いて『ほん めいりん』と読むんです。『くれない みすず』じゃあありません。でも、名前で呼ばれないのは、ファンの中ではお約束。それに加えて、東方のキャラ中でも最も酷い扱いのキャラ一人というのも基本。東方萃夢想では追加パッチで増えたキャラなのに最弱、東方三月精だとリリーホワイトを探しに行ったきり放置、二次創作品だと名前呼ばれないキャラ&虐待キャラと何かと悲惨。これでも、結構人気のあるキャラなんだけどねえ。


 でも、唯一、彼女が光っている作品がある。東方文化貼である。彼女は、全LV10+EXのうちの中盤のLV5枠に登場するが、作品内での最初の難関に当たるだろう。何せ、しつこく追っかけてくる膝蹴り(通称、美鈴キック。)でプレイヤーに多大なプレッシャーを与えるのだから。しかも、蹴りの着地点に弾幕を張られるから困る。初めて攻略するまでに50回以上リトライをしてしまったよ。今でも、安定しないスペカの一つである。本家の作品の中でも、体術を得意とするのは、彼女とちぇん)と八雲藍やくも らん)ぐらいであろう。普段、ここまで強かったら良かったのに…。


 頑張れ、美鈴!!ファンからちゃんと名前が呼ばれる日まで!!


 


 さて、その名前で呼ばれない美鈴を描いたけど、う~ん微妙…。


 とりあえず、今回は武闘派キャラという事で、動きのあるポーズを取らせてみました。ポーズは、バーチャファイターシリーズのアキラの必殺技、鉄山靠(てつざんこう)をチョイス。原作通り膝蹴りとか鉄拳シリーズのポール・フェニックスの崩拳(ぽんけん)あたりでも描こうかなあと思ったけど、一番描きやすそうだったので選びました。参考にした絵は、その鉄山靠の持ちネタ本人、GANTZ風大左衛門、そして美鈴の鉄山靠のイラスト。なかなか参考になりました。


 で、その鉄山靠をかました紅 美鈴なのだが、ポーズは上手く取れていると思う。ただ、それ以外がねえ…。鉄山靠を仕掛ける時に肘を曲げるのだが、その奥行きが上手く取れずに、なんだか手が短くなって見えるようになってしまった。あと、三つ編みのリボンと胸のリボンがゴチャゴチャになって、分かり辛い。角度の関係というのあるが、これも技量不足を感じらずいられない。


 でも、鉄山靠がヒットした時の服や髪の靡き方は、そこそこできたと思うぞ。結構統一感が取れているような感じがして。そこは、自分でも評価できる。これで、腕が幾らかマシだっただろうなあ…。


 


 まだまだ続くと思う東方イラスト。


 さて、来週は誰を描こうかな?そろそろあのキャラクターも描きたいけど、あのキャラクターも捨て難い。随分描いたとはいえ、まだまだ選択肢がある。嬉しい悩みで困っちゃうよ。


 まあ、ブログ仲間のブログを見回りながら、考えるとするか…。