相変わらずのすごい事。


 


 休日も平日も二次元ライフをエンジョイしている蔵間マリコです。


 今日は市内への用事(ちょっと、プライベートな事なので伏せておく。)を済ませるついでに、某所で最近発売した漫画を色々と買い物をした。ヤンジャン月一のお楽しみ『ローゼンメイデン』の2巻に、自分の中ではキングオブスーパーロボットとも言えるシリーズの最新作『偽書ゲッターロボダークネス 始動編』、そしてやっとこさ最新巻が発売されたファンタジーの傑作『ベルセルク』の34巻の三冊。先週は、DS版サガ2を買ったからしばらくの間、少し財布の紐を締めておきたかったのだが、ついついふらふらーっと足が某所のほうへ向いてしまった。駄目だなあ、俺…。


 そんな少しの後悔の気持ちと満足感に浸っていた私なのだが、その買い物の最中、思わぬ人と出会ってしまった。自分が専門学校に通っていた頃の担任の教師だ。最後に出会ったのが半年前(その時は、市内を歩いていた時。)ぐらいだから、そこまで懐かしいとかって思うほどじゃあないし、某所にも出没するっていうのは分かっていたんだけどね。ただ、そういう心の準備もなしに、いきなり後ろから肩をポンと叩かれると驚くから。このブログにも随分前に書いたけど、その時も同じような状況だったし。これって、デジャブゥ?


 さて、その恩師がここにいたのか?それはもちろん、ゲームを買うためである。18禁のギャルゲーを。しかも、5本。いくらなんでも、ゲーム系の就職関連の専門学校の教師だから最新のゲームをプレイしておくのは分かるが、これをそういうのに興味がない生徒が見たらドン引きしますよ?ていうか、そんなお金があるのが不思議。金の出所を聞きたいもんだ。もしかしたら、裏では黒い仕事?


 まあ、恩師との久しぶりの再開なのだが、少しの挨拶と少しの近況報告と少しの世間話を済ませ、その場を後にした。流石に、店の中は狭いから他の人のことも考えないとね。それに、自分の財布の事とか予定というものがあるからな。長話をするんなら、もうちょっと余裕のある時にしよう。


 


 さあ、ここからは、その専門に通っていた頃の担任の話を。


 うちの担任の教師、授業中に時々、口癖みたいに言っていた言葉がある。『何事にもチャレンジ』と。とりあえず釘を刺しておくが、くそみそテクニック的な意味ではない。見た目や先入観だけで判断せず、失敗などを恐れずに、試してみろという意味である。多分、この言葉に感銘を受けたのだろうか。専門学校に通っていた途中ぐらいから、自分の趣味や趣向が変わっている。とんでもなく変な方向にだが。


 例えば、それに関しての武勇伝みたいなものがある。その専門の先生が、この仕事に就職する前、友人にミニゲーム集のアイデアを持ち込んだらしい。まあ、普通に考えたら没であろう。漫画の持ち込みとかとは違って、これ一本で社運がかかるのだから。しかし、そのアイデアが何と採用されたようだ。100%というわけでは無いらしいが、そこそこ原型が残っていたようだ。自分としては、そんな大胆な事が出来るとは思っていなかったから、かなりのビックリものであった。


 あとは、前職で様々な企画を出すために身をもって試すチャレンジャーだったようだし、交通事故の現場に偶然居合わせて、適切な処置で重傷者が助かったとか、持ち前のチャレンジ精神で様々な伝説を作ったらしい。今思うと、証拠らしい証拠が無いから、かなり信憑性が怪しい内容ばかりだ。少なくとも、大袈裟に言っていた可能性は充分にある。


 でも、人生なんて小説よりも奇なり。別に、超常現象とか心霊現象に遭遇したとか見たいなのじゃなくて、『有り得るかも知れない』というレベルの話であったし。それに、担任の教師の話が教訓になっている人が、自分以外にもいるかもしれない。どちらにしろ、担任の教師の『何事にもチャレンジ』という言葉は、今でも心に残っている。


 


 様々な武勇伝で、授業を盛り上げさせてくれた専門学校時代の担任の教師。


 自分は、これからも『何事にもチャレンジ』の精神を大切にして、人生の様々な局面を乗り越えて見せたい。


 まあ、卒業してからは全然それが実生活に活かされていないような気がするが。寧ろ、活かされているのは趣味的な意味合いのほうだし。自分が、あまりにも不甲斐ないです…。