プレイしたかったのに…。

 チャキチャキのゲームセンターっ子な蔵間マリコです。
 う~ん、どうして自分の行動範囲内のゲーセンには置いてないのだろうか…。CAVEの完全最新作の弾幕横スクロールシューティングゲームの『赤い刀』。横スクロールSTGのゲームバランスを勘違いしたプロギアの嵐や未完成品をロールアウトしたからして、CAVEの横シューはあんま期待はしていなかったんですけど、新作である以上はシューターとしては一度着手してみたかったんですよね。で、昨日まで続いていた短くて遅い夏休みを利用して、自分の活動範囲内のゲーセンを転々としてみたのですが、どこにも置いていなくて…。一応、広島県圏内に稼動している店があるっぽい(後で調べましたが、ありませんでした。デマ掴まされた…。)けど、どうもそこに行くには手軽じゃない。
 う~ん、いくらSTGが格ゲーや音ゲーの強大な勢力に追いやられているジャンルであるとはいえ、これは有り得ないなあ…。プレイ人口はそこまで多くは無いが、プレイしている人間の多くがリピーターだから、意外に回収率良いとか聞くのに…。やっぱ、不景気の影響で、新作とかの入荷に慎重な所が多いのだろうか?一度はプレイしてみたかっただけに非常に残念である。しばらく経って、どこかが入荷するのを待つしかないか…。

 やはり、時代の流れや趣味の多様化によって衰退の一途を辿るゲーセン。うちの利用するゲーセンのいくつかは、格ゲーのメジャータイトルともいえるKOFシリーズの最新作のKOF13を入荷していない店もあるし、ビデオゲームの数を減らしたせいか寂しく感じる店もあるし。少し前には、お気に入りのゲーセンが閉店してしまった。
 でも、物心ついた頃からゲーセンに行くことが多かった人間としては、こういう時代だからこそ頑張って欲しい。古くは、バブルボブルシリーズや双龍(ダブルドラゴン)から始まり、天地を喰らうⅡ餓狼伝説シリーズ、トップハンター鉄拳シリーズ、メタルスラッグシリーズ、Mr.ドリラーシリーズ…。ここ数年だと、戦場の絆怒首領蜂大復活といった感じ。プレイ期間が短くてもはまったものを含めると相当な物になるかもしれない。それだけ、自分がゲーセン大好きっ子なのである。
 個人的には、今のゲーセンのビデオゲームのジャンルと言えば、格ゲーみたいな対戦型ゲームかSTGといった一見さんお断りみたいなジャンル(それでも、両者とも遊びやすいようには努力はしているのだが。)が非常に多いから、思い切ってメタルスラッグみたいに取っ付きやすいアクションゲームを復活させたら、多少は状況が良くなるんじゃないかと思っている。それかまたは、比較的難易度が緩いベルトコンベア型アクションとかを。
 ゲーセンで絶滅した二つのジャンル(特に、ベルトコンベア型アクションはジャンルそのものとして絶滅しているし。)、これがあったからこそ、たまたまゲーセンに遊びにいった人でも楽しめた。それに、対戦型ゲームとは違って気兼ねがないからね。
 でも、アクションゲームを作るにしても、どこの会社も嫌がっているからなあ…。1ゲームが比較的長引くから、回転率が悪いし。どっか勇気ある会社が現れてほしいものである。

 ゲーセン大好き人間としては、深刻な状況といえるゲーセン事情。
 もし、これ以上の閉店や規模縮小でもされたら洒落にならない。あの輝かしき時代は、もう戻ってこないのだろうか?考えれば考えるほど、気が重たくなる…。