コスプレ衣装

 何処にでも出没するなあ…。

 一度は、試してみたい蔵間マリコです。
 昨日の夕方、意外な人物から画像付きメールが数件ほど送られてきた。うちの弟(三男)からのメールである。いや~、携帯電話に登録しているとはいえ、三男から用件があるとは珍しいものである。しかも、わざわざバイト中にメールを送ってくるとは、何か急な用事があるのかもしれない。というわけで、早速、中を確かめさせてもらった。
 すると、上の画像のようなものが。どうやら、バイト先の大手輸入雑貨店で仕入れたコスプレグッズらしい。まあ、それなら昔からその手のグッズはパーティーグッズのコーナーで売っているから、別段ありきたりな物だけど、重要なのは隣のイラストである。そのコスプレグッズのイラストを描いているのは、有名美少女イラストレーターの西又葵さんである。
 いや~、これには驚きましたよ。ギャルゲーだけでなく、町興しのグッズやイベント(そういえば、2ヶ月前の行ったみたフェスのイベントでも、広告塔として描いていたな。)なんかでもたびたび見かけるというのに、ついにはパーティーグッズの広告塔にまで西又葵さんが起用されるとは…。ここまでくると、逆に感心してしまう。イラストレーター根性がなせる業であろうか。
 でもなあ…、肝心のコスプレグッズを着ている実写のモデルさんが…。多分、そこの会社の社員を起用しているのだろうけど、あまり良いとは言い難い…。二次元の方に力を入れるという切り口は悪くないかもしれないが、リアルのほうに力を入れていないのは如何なものかと。せめて、コスプレイヤーさんでも雇って着ていれば、かなり変わっていたはずだろうが。これじゃあ、本末転倒である。

 まあ、こんな妙な画像を送ってきたのだが、コスプレというと自分も一度は試したいものである。勿論、画像のような女性用のようなもの(着たらげんしけんの朽木と同じ変態ですよ…。そうじゃなくとも、二次元のおにゃのこの手甲がかなりヤバイというのに…。)でもないし、こういう量販品の物ではない。ちゃんと、自分専用にあわしたようなオーダーメイド製ものか自作のものかだ。
 なんで、そういう風に思ったのかというと理由は幾つかある。一つは、みたフェスで見た見事なまでもなりきっていたコスプレイヤーの方々。もう一つは、ブログ仲間がコスプレをした格好の画像をブログに貼り付けていたことだ。これらを見ると、なんかコスプレがなんか面白そうだなあと感じるんだよね。まるで、その作品の登場人物になりきっているみたいで、ファンとしての愛が溢れていて。
 でも、そのコスプレっていうのにも、色々と壁が立ちはだかっていそうだ。例えば、金銭的な面とか。なにやら、本格的にコスプレをはじめるとしたら道具やら素材やらで、0が5つぐらいつくほどの投資が必要だそうだな。そうじゃなくとも、オーダーメイドでも相当お金がかかりそうだし。
 それに、仮にそういった衣装を作るにしても、超不器用な人間だからなあ…。ガンプラですら間違えた部分を切り取ったり、パーツを破損するし、学生時代の時に家庭科の授業で作った服は壊滅的な出来だったし…。やはり、こういうのは願望の域で終わるのかもしれない…。

 だけど、いつかは参加してみたい。コスプレのイベントというものを。
 なにやら色々とそこに辿り着くまでの難所が多いだろうけど、アニメや漫画、ゲームのキャラになりきって、悦に浸りたいものだしね。コスプレの楽しさというものが、気になるものである。


            コスプレ衣装002