看板娘017 体育DE籠球。
    
 東雲学園体育館。
 東雲学園の西側に存在する体育館だが、他の学校では考えられないほどの充実とした施設となっている。バスケやバレーなどの開催会場としても使われるほどの巨大な体育室2室をはじめ、スポーツ科学に基づいて効率的に訓練の行うために作られた最新鋭のトレーニングルームとトレーニング用具、雨の日や季節など関係なく、プロの水泳選手も利用していると言われる最高水準の屋内プール…。学業に重点を置いている東雲学園であるが、スポーツに関しても、それに引けを取らないほどのものとなっているのだ。
 画像は、その日の体育の授業であるバスケットボールの一場面。篠塚司が、小柄な体系という利点を生かし、相手チームのディフェンスを上手く掻い潜り、シュートを見事に決めている。勉強に関してはてんでダメな司ではあるが、体育だけは人一倍優れており、陸上大会などではかなりの成績を残している。もっとも、司本人はその手の道で進学や就職は考えていないようだが。

 毎回毎回が勉強だと思う蔵間マリコです。
 2週間ぶりに描きました、なかなか思うように描く事の出来ないイラストを。さて、今回の御題は『体育』をテーマとして描きましたが、ちょっと今回は何時もと違った手法に挑戦してみました。
 正直、作画があれだからよく分からないかもしれませんけど、自分としては上から見た構図『俯瞰図』(ふかんず)というものを描いてみたんですよ。今までは、真正面から見る一点透視法というよくある真正面から写したものをメインで描いていたんですけど、たまには変わった事もしたかったですし、少しでも奥行き感というものを覚えたい意味も含めて挑戦してみました。
 で、一応は、自分の写した写メとか漫画やギャルゲーなどの俯瞰図を参考に、参考書を片手に体のバランスとか奥行き感を描いたのですが、これがなかなか上手く描けなくて…。体と足の奥行き感が上手く取れていないためか、短足になってしまっている。それにこの角度から見て腕の構図がおかしい事になっている。他にも、ジャンプしていないように見えるし、ゼッケンも全然質感が出ていないし、顔も何だかちょっと…。これで今年26になる男が描いている絵だと考えるとねえ…。
 でも、練習しているとはいえ、SAIで俯瞰図を描くのは初めてだから、こんなものかもしれない。何をやって鈍行列車な自分だから、尚更の事。急いでやったとしても、すぐに結果が出るわけでもないし。まあ、試行錯誤で頑張っていきますわ。

 難しいけど、様々な事に挑戦したいイラスト。
 次回のテーマはまだ考えていないけど、学園になんらか関係のあるようなイラストにするつもりっす。それなりに話の流れがあるから、その流れを断ち切るようなものはあまり描きたくないからね。
 とはいっても、何を描けばいいのやら…。う~ん、どうした事やら…。