娘TYPE


 戻れない所まで進んでいるな、俺…。

 拳と拳で語り合うような熱い漢たちの物語も大好きだし、男の夢と浪漫が詰まったSFロボット作品も大好きだけど、脳内麻薬が大量に出そうなくらいに萌え萌えなおにゃのこが登場するような漫画・アニメ・ゲームも同じくらいに大好きな蔵間マリコです。
 いや~、創刊号から買ってますけど、こう並べてみるとかなり圧巻ですねえ。アニメ雑誌最大手の『Newtype』の姉妹誌である『娘(ニャン)タイプ』が。第一号が出てから、およそ2年。季刊から始まったのが、今日日のこの手のサブカル大好き人間に人気があったのか、隔月化、月刊化、そして独立創刊した。で、先月の30日に20号が発売されたのだが、なんか凄いというか恥ずかしいというか…。
 しかし、2年前のアニメとかって随分懐かしいものだなあ…。タユマユだの、生徒会の一存だの、そらのおとしものだの、けんぷファーだの、にゃんこいだの、迷い猫オーバーランだの…。なんか聞いただけで頭が痛くなりそうなタイトルで、一杯一杯だとは(まあ、そういう雑誌なんだけどね。)…。そんな時期に比べると、今は心なしか、そういうものから離れつつあるような気がする。
 だけど、コレ何時まで買うんだろうか?コンプティーク同様に、二次元のおにゃのこ関連を得たいがために毎月買っているのだが、もう25といい歳こいているからなあ…。まさか、40とか50とかになっても、買っているとか…、ねえ…?

 まあ、こんな羞恥心もへったくれも無いですけど、どうしてか雑誌の類って、結構長い間、残しちゃうんですよねえ…。
 コンプティークあたりなんかは3ヶ月ぐらいで捨てるんだけど、娘TYPEなんかは創刊号から持っているし、ヤンジャンなんかも半年ぐらい前までのが、別の部屋に眠っている。HOBBYJAPANなんかに至っては、機動戦士ガンダムSEEDDESTINYが放送していた頃のまであるのだから。正直、5・6年前くらいのガンプラとかフィギュアを見てもねえ…。昔のカタログ読むにしたって…。
 でも、こういうのをたまに読むと、逆に新鮮に感じる。当時連載していた漫画に、その時のアニメ・ゲームの情報なんかを振り返ったりと…。今の今ので面白いけど、昔のは昔で味があっていいもんだ。
 特に、大掃除なんかをした時は、もう掃除そっちのけで…。自分はどちらかという綺麗好きな人間だから別に掃除は嫌いじゃないのに、懐かしさ>掃除のほうが勝ってしまって…。全て読み終える頃には夕方というのが最早定番のパターン。まあ、面白いからそれはそれでいいんですけどね。

 なかなか読まないけど、たま~に読むと面白い古い雑誌。
 さて、隣の部屋にはかなり多くのHOBBYJAPANが置いているが、さてどうしようか?結構キツキツに入れているから、なかなか取り出す事が出来ないし、かといって下手に取り出すと崩れるし…。う~ん、困った…。


        HOBBYJAPAN.jpg