看板娘024 一日の疲れを癒して。

 居酒屋のバイトが終わり、入浴するクリスティーナ・アルジャーノ。
 クリスが居住する安アパート、五月荘の各部屋に備え付けられているバスルームは30年前近くのデザインのそのもので、これといってリフォームなどはなされていない。そのためシステムバスといったような細かな調整などは出来ず、水詰まりなどのトラブルなども絶えない。その事に関しては、クリスもたびたび困っているようだ。
 しかし、そんな事情でありながらも、クリスはそれなりに風呂にこだわりがある。例えば、ヘアケアー用の商品。普段はスーパーの特売の物を使っているが、週に1度か2度ほどは海外ブランドの高級シャンプーや高級リンスを使用している。他にも、バスソルトや入浴剤を使うこともたびたびあり、日帰りで温泉旅行に行くこともある。少ない収入でやりくりをしているクリスなりの楽しみの一つである。

 何かと設定を考えながら、絵の練習をしている蔵間マリコです。
 さて、今週も描きました。上手くなっているのか現状維持なのかそれともだんだん下手になっているのかよく分からない自作のオリジナルのイラストを。
 今回は、『入浴』というテーマで描いてみました。自分は、正直言って、今回の御題は相当苦戦しましたね。練習はしているものの、裸体がまだまだ上手く描けないし、どうしても水の滴る感じが上手く描けないからな。本当は避けたかったテーマなんですよ。でも、先に描いたイラストとかの関係とかでどうしても描かないといけない雰囲気だったし、避けていても上手くならないと思いましたので。構想1日、線画1日、色塗り1日と3日間必死こいて描きました。
 今回、注意して描いた点は二つ。一つは、顔。もう一つは、浴室の溝である。顔は、イラストの採点に非常に御世話になっているYahoo!知恵袋で顔の事を指摘されたんですよね。「横に広い顔は、SDとかで使うものであって、卵形を意識して描くように。」みたいな感じで。だから、指摘された方にシフトしてみました。
 溝に関してはかなり分かり辛いが、イラスト下の部分に微妙な段差をしっかり描きました。湯気で見えにくくはなっているものの、こういった所でも力を入れないと変に見えちゃうからね。小さな事もコツコツと、塵も積もればなんとやら。
 でも、一生懸命頑張ったにしても、ガッカリな出来なんですよねえ…。湯気を描くにしても、表現方法があまりにも稚拙すぎるし、胸がなんかおかしい形になってしまっているし、物の質感が上手く描けていないし…。上手くなった点は幾つかあるのかもしれないけど、それ以上にダメダメな点が目立ってしまう。う~ん、練習量が足りないなあ…。

 楽しみながらも、色々と苦労しているイラスト。
 次回は、この続きを描こう思っているのだが、はたして何を描けばいいのだろうか…。案が幾つかあるのだが、どうも納得のいくものではなくて…。ただ何も目的無しに描くのは癪な話だし、それじゃあ画力や想像力の向上にも繋がらないし…。さて、どうしたものやら…。