ねんどろいど 鹿目まどか001

 クラスの皆には内緒だよ!

 プライズ景品のフィギュアはしょっちゅうGETしているけど、店売り(それも通販でGETしたもの。)でのフィギュアは実は1個しか持っていない蔵間マリコです。
 今日の朝一、某所にてこんなものをGETしましたー。フィギュアコレクターの間では非常に有名な『ねんどろいど』シリーズの一つ、『魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか』を。
 いや~、これは前々から欲しかったんですよ。血だまりスケッチのフィギュアは、色々なメーカーから出ていれども、ねんどろいどほどマッチしたものはありませんからねえ。SD(スーパーデフォルメ)な頭身のため、キャラデザの蒼樹うめを立体化するのに一番最適ともいえる。
 で、朝一番に買いに行ったのだが、朝から結構な人ごみでして…。夏に発売された同人誌を買いに来ている人や漫画の新刊を買う者、そして、ねんどろいど鹿目まどかと同時に発売されていた『一番くじきゅんキャラわーるど 魔法少女まどか☆マギカ』を買う人(資金の関係で挑戦できませんでした。あと、キュゥべえの一番くじで満足したというのもあるかもしれない。)などなど…。朝早くから某所に行くのは初めてだけど、ここまで多いとは思わなかったよ。

              ねんどろいど 鹿目まどか002
              ねんどろいど 鹿目まどか003
              ねんどろいど 鹿目まどか004
              ねんどろいど 鹿目まどか005

 鹿目まどか。
 今年の冬、アニメ業界を震撼させた傑作、魔法少女まどか☆マギカの主人公である。性格は自信があまりなく臆病、でも誰よりも優しく友達思いな等身大の気弱な女子中学生を彷彿させるような性格だ。
 この鹿目まどかは、自分としてはまどかの友人である美樹さやか同様に、この物語がリアル魔法少女と言われる理由を担った登場人物だと考えている。知らない人から見れば、キャラデザとかコスチュームが全然アニメチックかもしれないが、そういったパッと見の面ではない。鹿目まどかというキャラクターの精神的な部分である。
 例えば、第3話から第4話へのまどかの心理の変化。アニメを見ていない人がいるかもしれないから敢えて多くは語らないが、従来のアニメのキャラならあの人を助けるためにある事をするだろうが、まどかはとてもそんな事が出来ない。いや、普通に考えたら出来る筈が無い。いくら友達思いといえど、人としての本能的な恐怖だってあるだろうし、言い方は悪いが自分の身可愛さというのもある。これは、8話目のさやかとの会話でも言える事だ。もし、あんなことがあってすぐに行動を起こすような人間がいれば、余程の馬鹿か単なる死にたがりぐらいしかいない。
 それとか、最終話のまどかの決断。アレは、賛否両論真っ二つに別れた展開だったけど、個人的にはアリだと思う。選んだ内容としてはベストとは言い難いかもしれんが、鹿目まどかというキャラクター像から考えたらベストなものかもしれない。そして、そこまでの話の運びなんかも。

              ねんどろいど 鹿目まどか006
              ねんどろいど 鹿目まどか007
              ねんどろいど 鹿目まどか008
              ねんどろいど 鹿目まどか009

 従来の魔法少女アニメと一線を画した主人公・鹿目まどか。彼女のキャラクターとしてのポジションが、非常に特殊なものだからこそ、作品としての行く末を見届けた人が大勢いたのだろうし、アニメ史に残る名作となったのといえよう。
 ちなみに、このねんどろいど 鹿目まどかもアニメ同様に非常に良い出来。原作のキュートな感じのデザインの再現性は良し、キュゥべえもほぼ原作再現、コンパチブルパーツの数も豊富。まだねんどろいどシリーズはこれ一つしか持っていないから、他のねんどろいどとの互換性という特徴のねんどろいどシリーズの魅力100%に引き出しているとはいえないが、暁美ほむらや巴マミのねんどろいども買い揃えたら、色々と遊べるだろうなあ。
 まどかのコスチュームをしたほむほむとか、マミさんのマジカルマスケットを装備したまどかとか…。マジで、今後のラインナップが楽しみですわ。

              ねんどろいど 鹿目まどか010