勉強合宿3日目。
合宿3日目となると篠塚 司(しのづか つかさ)も疲れが見え始めてきた。朝起きてから予習をし、寝る間も惜しんでテスト対策をする。そして、ゲームや音楽といった趣味にすら一切触れさせてもらえない。結果、寝不足により目にクマが出来、ストレスで思考力もままならない。臨界点突破の一歩手前である。
しかし、これは司が日々勉強を怠った結果。親友である桜海櫻(おうみ さくら)やクリスティーナ・アルジャーノは、司の追試対策のために手を怠らない。テスト対策のための参考書や勉強方法だけでなく、長期戦に備えての睡眠対策用のドリンクや頭に良いと言われている栄養の含まれた料理など可能な限りに手を尽くす。それもこれも、司と一緒に学園生活を送りたいと思うがためである。
さて、追試までの残りは4日。果たして、司は生き延びること出来るであろうか?
ひたすら練習をしているけど、思うように上手く描けない蔵間マリコです。
さて、今週も必死こいて描きました。頭の中では青写真自体は出来ているのに、それを現実的に行うほどの能力が無くてジレンマに喘いで、様々な方法練習をしたり、色々な場所でアドバイスを聞いたり、様々な教本を漁っているけどなかなか向上せずに、無限ループの状態に陥っているイラストを。
さて、今週は前回の続きである『テスト合宿3日目』というテーマで描いたのだが、今回は今回で結構頑張ってみました。例えば、足。これは、知恵袋なんかでも指摘されまくっていた部分なんだけど、今回はそれを改善するためにも、今までよりも足を小さく短めにして。立体感を出すようにしてみました。客観的に見るのが苦手だから改善したのかよく分からないけど、恐らくは前回よりも良くはなっていると思う。
あと、個人的にこだわった所が、俯いている表情。前二つの絵は正面を向いている絵を描いていたけど、今回はいかにも勉強しているなあと感じさせるためにも、顔を俯かせて目線を下に合わせてみました。俯き顔の練習はしょっちゅうしているから別に問題ないけど、この角度ってあまり使ったことがないんだよなあ…。まあ、アイデア的なものかもしれないが。
ただ、それ以外がダメダメだなあ…。腕のバランスが悪すぎるし、服の乱れた感じがうまい具合に表現できていないし、小物の作りがあまりにも適当すぎるし…。他にも、悪い部分が多すぎてどれから直していけばいいのか分からない。う~ん、どうすればいいのやら…。
2歩進んで1歩下がる状態が続いて、上達しているのかよく分からないイラストの練習。
さて、次回は場面を変えて絵を描く予定だけど、どんな物を描こうか?アヒル座りの練習の事ばっかり考えていたから、どうも次へと繋ぐイメージがなかなか沸かなくて…。まあ、ゆっくり考えておきますわ。
コメント
コメント一覧 (2)
まずは長文お許しくださいませ。
毎回のイラスト、楽しみに拝見しております。
今回の作品について、気付いた点をいくつか書かせて頂きますね。
1つめは、顔(頭)について。
俯き加減を描いて見た、という事なのですが、このままだとまだまだ正面から見ているように見えます。
俯き加減の時は、もう少し頭頂部が下に見えて、後頭部が少し見えています。
また、全体的に顔がもう少し下寄りになるはずなのです。
遠近感の関係ですね。
なので、ただ目線で下を見ているだけに見えてしまいます。
2つめは、角度の問題です。
机の足とキャラの足は、それぞれ同じカーペットの上にあるので、同じ消失点でなければなりません。
ところが、今の描かれ方ですと、それぞれ別々の角度になっています。
ぺたんこ座りを描くのって、慣れないうちはとっても難しいので、角度の調節までは手が回らないかと思います。ので、思い切って背景や机の角度を脚の奥行き角度に合わせてみると、いい感じになると思います。
これは、机の上の小物やノートにも言えますね。
3つめは、厚みや立体感についてです。
全体的に影がないのが原因だと思います。
人物は服のしわの以外は、ほとんど影も陰もないですよね。
他のオブジェクト(机の上の小物や、カーペットの紙くずなど)もしかりです。
なので、光源を意識して影を落として、光の反射を意識して陰を描いてみると、随分立体感が増すと思いますよ。
髪の毛や肌の陰影も同じような感じです。
机の上の本などは、机のガラス素材に対する反射なども手がけてみるとそれらしさが増すと思います。
他に気付いた細かなポイントとしては、服のしわの付け方や、手の描き方、ペンの持ち方、足の描き方、なども見直してみるといいと思います。
手や足、ペンの持ち方は、ご自分を参考にしてみるのが手っ取り早いですし、ブレザーは、素材の質感をイメージしてみるといいです。
ブレザーって、結構固い生地ですよね?
どれも、簡単には改善しない、難しいポイントだと思うので、努力を重ねるしかないんですけどね。
後、立体感や空気感を出すなら、写メみたいなアングルよりは、もう少し左右に広がりのあるアングルや、横長の構図で描いてみるのもいいと思います。
他にも、シチュエーションからイメージして背景付きで描くやり方だけでなく、グラビア的な、人物+服装+ポーズ+表追う&目線、背景は幾何学模様程度。というイラストを描いてみるのもいいと思います。
小物については、ご自身でも適当、と描かれてますが、全く別個に、静物画みたいに描いてみるのもいいと思います。
人物や背景に捕われない方が、葛藤なく集中できると思うので。
以前も軽く紹介しましたが、TINAMIというイラスト投稿サイトでは、アドバイスラウンジという物があり、専門的な意見が色々もらえます。
そこでは、具体的に何をどう直せばよくなるのかを教えてもらえますし、中にはご自分で修正したバージョンを作成してくださる方もいます。
上手な方のアドバイスは、時に耳に痛いかもしれませんが、とっても参考になりますよ。
特別な事情がなければ、是非活用してみてください。
以上、長文失礼しました。
これからも応援しています。
頑張ってください。
急がず焦らずで頑張ってね。