優勝おめでとう!!

 野球中継も大好きだけど、サッカー中継もちょくちょく見ている蔵間マリコです。
 いや~、昨日は観光で疲れているにもかかわらず、そんなのがぶっ飛ぶぐらいに驚きましたよ。なんせ、地元広島県擁するサンフレッチェ広島が18年ぶりに優勝、それもシーズン通しての優勝は初めてなのですから。
 これには自分も喜びを隠すことが出来ませんでしたよ。今年は序盤から調子が良かったものの、ここ数試合は調子が悪く勝ち点差も随分と追いつめられていましたから。だから、最終節までズルズル流れ込むと不安視していたのですが……。リアルタイムで見ることが出来なかったのは残念だったけど、最後の最後に首位の威厳を見せるかのような圧倒的な勝ちには感動しました。
 そのせいか、昨日の5時あたりぐらいから何処のスーパーは特売セールで、店内もいたるところに紫色が目に入るほど。深夜には緊急生放送があったりと、昨日も今日もサンフレッチェフィーヴァー。優勝の翌日であるにもかかわらず興奮はまだ醒めません。ホント、最高だわ。

 とまあ、サンフレッチェ優勝に大喜びの自分ですが、思えばこの頂に辿り着くのにどれだけ時間がかかったのろうかとしみじみ感じる。
 サンフレッチェ広島というとJリーグの設立から存在したチーム、俗にいうオリジナル10と呼ばれるチームの一つである。そのため設立当初からサッカー熱の熱い県の一つであった。そのためかJリーグにちなんだ商品も多く、もみじ饅頭のメーカーであるにしき堂が作ったサッカーボール型のカステラがたびたび出ていたのはいい思い出だ。
 そして、自分もそれに感化してサッカー部(それと同時に、将棋ブームだったので将棋部も掛け持ちしていた。なんともミーハーな。)に入っていた。まあ、リフティングが恐ろしいほどにへたっぴだったので、一度もレギュラーになることが出来なかったが。
 それから1994年に前期優勝(初期のJリーグは、前期・後期の2シーズンに分かれていた)を果たしたり、2度のJ2降格という辛酸をなめたり、J2でぶっちぎりの優勝をしたりといかにも熱しやすく冷めやすい広島県を体現するような極端な成績を収めるチームとしてカープほどではないが、なにかと注目の的だった。まあ、J1優勝とはあまり縁のないチームでもあったが。
 そんななんとも言えない状態が続いたサンフレッチェが優勝するなんて。資金繰りに大変なチーム故か選手は他のチーム(主に浦和)に逃げる上に、新監督である森保監督の下馬評もあまりよろしくありませんでしたからねえ。それを考えるとこの大躍進はすごい。まさにサンフレッチェ万々歳ですわ。

 功守速兼ね備えたサッカーで優勝を果たしたサンフレッチェ広島
 今回の優勝を機に、サンフレッチェ広島に入団したい子供たちや応援しに行くファンなんかも増えてほしいものだ。自分もここ数年サッカーは見に行っていないから、来年1度行ってみようっと。