断食か……。

 毎回毎回面白すぎてたまらない蔵間マリコです。
 さ~てさて、今週も掲載されましたよ~。週刊ヤングジャンプにはもはや切っても切り離せない存在となった岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 いや~、作品の内容としても掲載順としてもハラハラドキドキさせてくれる極黒のブリュンヒルデですが、今週は残念ながら合併号なんだよなあ……。そりゃあ、来週はゴールデンウィークだから、集英社の皆さまやたんを含めた漫画家の皆さまも休みを入れないといけないのは分かるんですけど、あると無いとじゃあ、全然メリハリが違いますからねえ。漫画大好き倫たん大好き人間としては辛い所。
 あと、今週から今週のハイライトは廃止したいと思います。理由は色々とありまして……。いくら岡本倫先生の漫画が好きでもちょっとやりすぎた行為だと深く反省しています。ですので、今週からはそういったもの無しで感想を書かせてもらいます。このブログを読んでいる皆様、集英社の皆様、岡本倫先生スミマセンでした。
 さて、そんな先が見えない展開が面白い極黒のブリュンヒルデですが、今週はどうなったことやら?当然、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風が入りまくりなので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第56話『海は広いな大きいな』が掲載されましたが、こってこてな海に行った時の展開でなかなか面白かったですね。普段は読者の虚を突くような超展開がメインなんですけど、今回はそれとは違ってお約束を重視。まさに箸休めという意味合いでは非常に大きい内容でしたよ。
 さて、海水浴場に到着するなりトラブルが起きた良太一行ですが、いきなり眼福でしたねえ。たゆんたゆんの小鳥ちゃんのおっぱいに、小鳥ちゃんほどではないが意外に大きい寧子のおっぱい、そして……相変わらず残念なカズミのおっぱい。個人的にはひんぬーは大好きですけど、それは体型とのトータルバランスが整っての話。カズミはある程度の背格好で貧乳ですからねえ。良太が避けるのも納得。ちなみに、結花ちゃんの場合はアリ(スク水はともかく)です。
 で、乗り物がダメな小五郎の豪遊(そんなに金があるんなら、魔女たちにちゃんとした所で住ませた方が良いのでは?)で食べほ・飲みほをしようとする小鳥ちゃん。かき氷とラーメン3つって……。養ってもらっているから弁えろと言うのもあるけど、いくらなんでも食べ過ぎ。しかも、警察と転移した時と同じように変な口調になっているし……。なんだか小鳥ちゃんのことがだんだん分からなくなってきた……。でも、そんな小鳥ちゃんが可愛くて可愛くてたまりません!!
 その一方、カズミはナンパされに行くと称して、海風を浴びに。いや~、ナンパされに行くと言ってて、ナンパしに行った男衆をガン飛ばすって、どういう神経してんだろうか?この話の流れを見ている読者視点からしたら、理不尽以外に何でもないぞ。エルフェンリート11巻の男顔のルーシーほどじゃないけど、かなり凄味のある顔。秋葉原や海水浴場に着くなり悪態ついてた時といい、今回の理不尽なガン飛ばしといい……。いつかは酷い目に遭いますよ?というよりも、そういうのが描かれた薄い本が出て欲しい。
 そして、ラストのページ。もうベッタベタのお約束ですねえ。ポロリは。たんの漫画の特性上、B地区を書いてくれなかったのは残念(単行本の加筆修正でも描き足されないだろう、恐らく。)ですが、水着回では欠かせれないものを見れて満足。

 安定の水着回だった極黒のブリュンヒルデ
 さて、次回(再来週だが)はセンターカラー。恐らくはまだまだバカンスが続きそうだが、果たしてどうなるだろうか?まだまだキャッキャウフフ展開?結花ちゃんを巻き込んでのヴィンガルフの刺客が襲来?う~ん、待ち遠しい……。

 極黒のブリュンヒルデ56話の評価

 満足度 ☆☆☆☆
 サービス度 ☆☆☆
 お約束度 ☆☆☆☆☆