巻頭カラー、ヤッター!!

 週刊ヤングジャンプが、大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 いやっほ~!!今週は、久々の巻頭カラーでテンションが一日中高かったですよ。個性的なキャラクターたちと先の読めない展開がクセになる、岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 センターカラーはちょくちょくある極黒のブリュンヒルデですが、今週は久しぶりに巻頭カラー。一体いつぶりでしょうか?どちらにしても、こうやって一番前にあるのを見ると思わずにやけてしまいます。これもそれも、たんが素晴らしい漫画を描いていることが結果に繋がったのだと思います。
 そうでなくとも、掲載順位もコミックスの売り上げも結構良いようですしね。地道ではありますが、たんの漫画のファンが少しずつ増えていることに、語れる相手が増える分、嬉しい所です。この調子で、目指せアニメ化!!
 とまあ、巻頭カラーが読めて大満足な極黒のブリュンヒルデですが、今週はどうなったか?当然ながら、ネタバレやたん成分、そして管理人の独断と偏見が入りまくりなので、そういうのが嫌だという人は、ここまで。別大丈夫、という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第63話『繋いだ手と手』でしたが、本当にハーレムルート一直線と言わんばかりの展開で、思わず笑ってしまいましたよ。いや、萌え要素のある漫画であることには間違いありませんが、どっちかというと、次のページには死んでいたみたいな展開が多い殺伐とした内容ですからね。ですから、この温度差にほのぼのさせられましたよ。
 さて、試したつもりが命の危機に陥ってしまった良太と初菜ちゃんですが、まあ漫画的といいますか、かなり無茶な方法で切り抜けましたねえ。自分はてっきり、再生しきっていない初菜ちゃんの体がまた2つになるか、助かる手筈を一気に飛ばす裏技を使うかのどちらかと思いましたが……。まあ、理屈云々抜きでこういう展開でも面白いですから、全然アリアリですね。アルマージュでヘリとの距離が明らかに遠いのに、ジャンプして届いたとかありますし。それを追及のするのは、野暮というものですよ。
 ただ、マジで話すとなると良太の腕には100㎏(良太の体重が60㎏程度だと判明しているので、そこからの推測。流石に、初菜ちゃんが着痩せタイプだとは思わないので。)の負荷がかかっております。いくら佳奈を担ぐことがたびたびあっても、たった数秒しか持ちませんよ?そもそも、初菜ちゃんは2mは先にありそうな足場に乗れるかどうか怪しいし。まあ、あくまでも漫画だからそういうのは抜きで。
 で、自由落下のピンチから助けたのは、またしても管理人一押しの小鳥ちゃん。いや~、1日1回という制約は非常に厳しいですけど、こういう際どい時に助けてくれるなんて!!しかも、良太たちに向かってキーンをしている所がなんとも可愛い。「はっははは~!! 見ましたか 私の魔法の威力!!」って、ちょっと意味不明ですけどね。転位って、攻撃用の魔法じゃないじゃん!!
 しかし、これでまた転位に新しいルールが加わったか。使用頻度も多いし、描写的にも分かりやすいものだけど、ここまで新しくルールが増えてくるとは……。次回あたりにでもまとめるか。
 そして、良太に一目惚れした初菜ちゃん。前の子が化け物扱いしていたのに、良太は普通の女の子と同じく扱ったり、下手したら良太を殺しかねないことになっていた所、助かりましたからねえ。そりゃあ、惚れると言えば惚れるかもしれませんね。
 ただ、いきなりファーストキスを捧げるのは「ちょろいな」と言われかねない(というよりも、某大型掲示板でも既に言われている)ほどに早い。ホント、サラマンダーよりも、早いです。カズミは良太にファーストキスを捧げて、今度は初菜ちゃんですか。間接キスをしているとはいえ、寧子は一歩後れを取っている模様。本当にこれでヒロインでいいんですか!?

 ラブコメ展開でハーレム一直線な極黒のブリュンヒルデ
 とはいえ、鎮死剤の数も残り僅か。ヴァルキュリアを野放しにしたら、本当に世界がヤバいことになりそうだし……。マジで打開策があるの、これ?

 極黒のブリュンヒルデ63話の評価

 満足度 ☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆
 ラブコメ度 ☆☆☆☆☆