体力が持たないけど、今週は……。

 暑くて暑くてたまらないけど、ブログは更新する蔵間マリコです。
 先週は、魔法少女まどか☆マギカのネタを書いていたので、更新することはできませんでしたが、今週はいつものように書かせてもらいます。現在、週刊ヤングジャンプで『極黒のブリュンヒルデ』を描いている鬼才漫画家、岡本倫のデビュー作『エルフェンリート』を徹底的に語るコーナーが。
 いや~、基本的にこのコーナーと極黒のブリュンヒルデの2つの掛け持ちのコーナーですが、来週と再々来週は大変なことになりそうですね。なんせ、岡本倫先生と横槍メンゴ先生の自制心崩壊ラブコメディ漫画『君は淫らな僕の女王』の特別編が掲載されるのですから。
 来週号は合併号だから、(極黒のブリュンヒルデが掲載された場合)2週間分のたん成分を補給できるのは非常に嬉しいことですが、その分、感想を2つ書くとなるとかなりの労力がかかる。それに加えて、このコーナー。とにかくたんのことで大変な週になりそうです。まあ、たんの漫画は大好きだから苦になるどころか、とても嬉しいことですが。
 ちょっと、前座が長くなりました。そろそろ本題に入りたいと思いますが、一つ。岡本倫先生の漫画が苦手な人や管理人の独断と偏見が見たくない人はここまで。正直、色々と危険地帯ですので。大丈夫という人は、どうぞ。
 第9話『記憶の消失

 〇あらすじ

 ユカと喧嘩別れをしたコウタだが、その翌日に雨に打たれた影響で風邪になってしまう。
 風邪で動けなくなったコウタを見て、あたふたするにゅうはある行動に……。

 〇登場人物(青字は新キャラ)

 コウタ、にゅう(ルーシー)、ユカ、カナエ、コウタの父、蔵間、坂東

 〇ターニングポイント

 ・去勢手術

 前回のラストで坂東が激昂した理由。
 当時の自分としては、これにはめっちゃ驚きましたねえ。てっきり坂東が言うとおり、武器を仕込んで本当の意味での人間兵器にするかと思ったら、そんな事とは全く違うものでしたから。坂東が怒るのも納得。
 しかも、去勢しないと人類が滅びるといった大それたところまでに発展しているからな。なんでルーシーにフルボッコされたのと去勢手術が関係あるのか。のっけからぶっ飛んだ展開で、読者のアドバンテージを取りまくりですよ。

 ・みず?

 にゅうが最初に覚えた言葉。
 比較的有名な話だが、元ネタはヘレン・ケラーである。病気による失語の障害となったヘレン・ケラー。その時、サリバン女史に水を求めた時に指で『water』と綴ったとされている。これがきっかけで、ヘレン・ケラーは医者としての道を歩むことになる。
 ちなみに、ヘレン・ケラーが『water』の場面で片言で喋っているというのが創作でよく見かけられるが、アレは作品上の演出なので注意。

 ・フロイトの夢分析

 にゅうがコウタの熱を冷ますものに、様々なものが散らばっているシーン。
 置いてあるものは、傘・ガスコンロ・シャンプー・ハンガー・ヌンチャク・風呂椅子・トイレットペーパー・ビデオテープ・スリッパ・ドライヤー・トイレブラシ・電球・歯ブラシ・皿・お盆・スタンドライト・シャベル。どれも水とは程遠いものである。
 ちなみにこれの意味は、フロイトの夢分析で男性器と女性器を示すものばかりである。要するに、にゅうは……。ちゅーか、ヌンチャクとか何処にあるんだよ?ニンジャでもいるのか?

 ・幼き日の悲劇

 コウタが記憶を失った原因。
 今までの流れからして想像ついていた人は大半だと思うが、犯人はルーシーである。ただ、この時点では確定事項にしていないため、ぼかした演出となっている。
 ちなみにこのシーンで初めてコウタの父親(アニメ版だと、ここでの回想は無し)が初登場だが、カナエ同様にぞんざいな扱いである。まあ、故人だし。

 ○まとめ

 前半で読者に衝撃を与え、中盤にギャグを交え、終盤に落とし所を決める。序盤の中でも、しっかりとした構成の回の一つと言えよう。
 特に、蔵間と坂東のやり取りはなかなかのもので、すぐ先の伏線ではなく、しばらく後の伏線として張っているあたり、たんの全体構想がどのようなものになっているかが窺えるから面白い。

 今も昔も面白いエルフェンリート
 さて、明日は極黒のブリュンヒルデの感想の日。ラブコメ展開がひたすら続きながらも、何か一抹の不安を感じる今日この頃。良太たちは、見えない脅威に対して、どのようなアクションを取るのだろうか?倫たんの手腕が光る所である。