たん、働き過ぎ!!

 週刊ヤングジャンプが大好きな蔵間マリコです。
 さ~てさてさて、前回は純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想を書きましたので、今回はあっちの方の感想ですねー。岡本倫横槍メンゴの異色のタッグ作品『君は淫らな僕の女王』が。
 極黒のブリュンヒルデもなかなか面白いですけど、こっちはこっちで違った魅力があって良いですよねえ。たん独特の作風とキャラ造形とエロいシチェーションを、メンゴ先生の画風で仕上げる。初登場時からぶっ飛んだ内容で読者を驚かせるほどの問題作、それを延長戦ながらも読めるなんて嬉しいばかりです!!まあ、少したんがオーバーワークな気がしますが。
 さて、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入りたいと思います。当然ながら、ネタバレ、たんとメンゴ先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくり。そういうのが嫌だ、という人はここまで。別に大丈夫、という人はどうぞ。
 今週の週刊ヤングジャンプに掲載された『君は淫らな僕の女王』の後編でしたが、今までとは違ったアプローチの掛け方で非常に面白かったですねえ。エロ自体は、その縛りがある故に控え目ではありましたが、こういうのはこういうのでありかもしれない。
 さて、前回のラストから挿入したらもげるというとんでもないペナルティを受けて、普段から自制心をコントロールするようになった昴ですが、それに対しての反応が面白いですねえ。Hが出来ないことにまるで子供び駄々捏ねみたいだし、自制心を抑えるために禁オ〇ニーなんて張り紙を張るし……。そんな張り紙を張る人間なんて、今まで見たことありませんよ!!
 特に、オ〇ニーホリックという語感が妙にしっくりきて笑える。オ〇ニー中毒ならたまに聞くけど、ホリックという単語を選んでいるあたり、たんのセンスが光っている。ちゅーか、1日10回もどうやってオ〇ニーするんすか?
 で、裏の神様が言っていた通りにランダムで自制心が崩壊したけど、これはアキラの体力と精神力が持つかどうかかなり怪しいですねえ。青年誌だから何とか誤魔化せたけど、これが成人誌だったら昴は確実に乱交されていたぞ。まあ、それはそれで見たいものですが。
 だけど、その件で一番笑えたのが、アキラが昴を保健室でク〇ニしようとした時の台詞。「落ち着け…心頭滅却して…」まではともかく、「心を無にしてク〇ニに徹するしかない…」は表情相まって爆笑もの。単にエロい事をするだけなのに、そこまで真剣に考えるものなのか!?その後の「考えるな…これは競技なんだ…ただ舌を動かすだけの…」も笑い転げてしまったし。だから、その下でアソコを舐めるのがスポーツかなんかなんですか!?
 しかし、なんだかワケありな感じだな、あの保健室の先生は。もしかして、昴が淫らなことにでも気付いていたのだろうか?あるいは、昔、裏の神様と契約したことがあるのだろうか?ちょっと気になる所である。
 そして、ラスト。まあ、集英社もズルいことするもんですねえ。明らかに、またしばらくしたら特別掲載させるつもりじゃないですかー。確かに面白いですけど、たんの本分の極黒のブリュンヒルデがあるじゃないですかー。流石にオーバーワークじゃないですかねえ、これは。

 エロいけど、めっさ面白い君は淫らな女王
 さて、次掲載されるのはいつだろうか?流石に秋とかだと早いから、せめて冬ぐらいにでも掲載してほしいな。
 そして、来週の極黒のブリュンヒルデはお休み。先週が合併号だったから、飛び石でお休みとはなあ……。タイミング悪いというか、何と言うか……。

 君は淫らな僕の女王の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 エロ度 ☆☆☆☆
 ラブコメ度 ☆☆☆☆☆