ジョジョの奇妙な冒険ASB 001

 色々と言われていますけど、なんだかんだで楽しんでいます。

 格ゲーは日和見プレイヤーな蔵間マリコです。
 いや~、発売初日から何かと言われていますけど、自分は十分堪能していますよ。週刊少年ジャンプから始まり、現在はウルトラジャンプで連載中の荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』、そのオールスターゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下、ASB)を。
 今週の木曜日に発売したこのゲームですが、昨日はついつい徹夜でネット対戦しちゃいました。正直、格ゲーは年に数回触れるぐらい(基本、この手の勝負ものは)で、買うのも気が向いた時ぐらいですが、珍しくそのようなことをしましてね。おかげで、今日は一日中眠くて眠くて……。まあ、平日ならアウトだけど、今日は休日だしね。
 とまあ、メッチャプレイしてるんすけど、今回はそのASBについて感想を書かせてもらいます。正直、個人的な意見ですので、これを買う際の参考程度に聞いてもらうぐらいにでも。

 まず、このゲームの良い所。
 自分としては、このゲームの一番いい所は、やはりジョジョゲーとしてのキャラの演出や細かいネタ。PVなんかを見る限りでも分かるように、原作のカットやポーズをしっかりと意識しながら、それをゲーム内に入れるというなかなかのにくさ。過去のジョジョゲー(3部格ゲーしかしたことが無い。1部ゲーとか5部ゲーとかときのがくぼうはしていない。)でもそれは当たり前のようだったらしいが、これの再現度は非常に高いと思う。
 あと、細かい部分だが、プレイアブルキャラ以外のキャラに色々と声がついているのが、ジョジョファンとしては心躍る。スティーブン・スティールの中の人が、原作のイメージを損なわない偉大でありながらもエンターテイナーとしてのひょうきんさも再現されているし、喋るギアッチョとかF・F、ウェカピポも拝むことが出来るしさ。メローネなんて、誰得キャラまでついてくるんだからビックリだよ。ホント、細かい所が馬鹿馬鹿しくて面白い。
 ただ、ゲームとしてはあまり褒められたもんじゃないんだよねえ……。格ゲーとしては、対空技がやたらと少ないためバッタゲー(ジャンプ攻撃連打のこと)&全体的に低ダメージ(特に投げ。1割も行かないとかどういう事よ?挑発と仕切り直し以外のメリットしかないよ……。)という、スタッフ陣が格ゲーをしたことがあるのか怪しいゲームバランス。コスチュームを集めるキャンペーンモードも、ソーシャルゲームに近い仕様だし。
 特に、ストーリーモード。なんで紙芝居でも人形劇でもなく、文章のみやねん!!別に、最低限のそのどちらかさえできていれば全く問題はなかったのに、それすら出来ていないってどういう事よ?キャラゲーとして、失格ですよ、それ?アークゲーの信者じゃないけど、P4Uのストーリーモード見習ってくださいよ!!
 とまあ、ボロクソ言ってますが、amazonファミ通のレビューはあまり適切でないのも確か。酷い部分もあるけど、遊ぶには十分遊べるレベルだし、キャラ数が多いからかなり長い時間遊べるしね。スタッフが演出に力を入れ過ぎて力尽きたのか、あるいはそのような力を持っていないのか。もし、次回作を出す際は、それらが全てクリアー出来る会社に作ってほしい。

 問題点は多いけど、それでも結構楽しめているASB
 さて、今日は色々とやることを済ませた後に、ASBのネット対戦でもしようかな?ジョセフ・ジョースターをメインに使っているおかげで、対戦がめっちゃ楽しいし、勝率が良いからね。本当は吉良吉影とかファニー・ヴァレンタイン大統領あたりを使いたいんだけど、使いこなせません。キャラ愛よりも、勝率という悲しい現実……。

 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルの評価

 満足度 ☆☆☆
 格ゲー度 ☆☆
 キャラゲー度 ☆☆☆

         ジョジョの奇妙な冒険ASB 002